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Fターム[5K027DD10]の内容

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Fターム[5K027DD10]に分類される特許

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【課題】帰還利得の推定精度を向上させ、閉ループの一巡利得が1倍を超えないような総損失量制御を従来以上に最適に行うことにより、双方向の同時通話を実現する機会をさらに増やす。
【解決手段】最大帰還利得推定部55では、周波数帯域別に求めた帰還利得のうちで最大のものを帰還利得の推定値として選択している。故に従来例に比べて帰還利得の推定精度が向上し、その結果、閉ループの一巡利得が1倍を超えないような総損失量制御を従来以上に最適に行うことができ、双方向の同時通話を実現する機会をさらに増やすことが可能となる。しかも、音響側帰還利得α及び回線側帰還利得βの推定値α’、β’がともにしきい値εを下回った時点で総損失量制御部15の動作モードを固定モードから更新モードに切り換えるから、ブロッキング現象の発生を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】ヘッドセットマイクロホンを装着しないハンズフリー通話が可能な携帯電話であり、かつその携帯電話がカーナビの音声入力インターフェースとなるようにすること。
【解決手段】携帯電話1に複数のマイクロホン2を搭載する。スピーカ3から入力される回り込み音を抑圧するため、入力に対してエコーキャンセラ処理4を施す。音声操作もしくは通話を始める前に、ユーザが特定の単語を入力することで発話音声検出5を行う。その単語が認識された場合、その入力で得た音声信号の平均利得値およびその発話以降数秒間に得た雑音信号の利得値を計算する。両利得値を基に利得補正処理6を行い、さらに雑音抑圧7を施すことにより、明瞭な音声信号を得る。通話の場合は音声信号を送信し、カーナビなどの操作を行う場合は、音声認識特徴量変換8を行った信号を送信する。 (もっと読む)


【課題】その時点で最も適している適応フィルタの係数を用いる。
【解決手段】複数の適応フィルタ(3−n)は、異なる更新量が設定されており、設定された更新量に応じて、フィルタ係数を逐次決定する。更新量が大きい適応フィルタ(3−n)は、フィルタ係数の収束が速いがフィルタ係数は崩れやすく、更新量の小さい適応フィルタ(3−n)は、フィルタ係数が崩れにくいが収束は遅いという特徴がある。適応フィルタ判定手段5は、複数の適応フィルタ(3−n)各々についてエコー消去量を算出し、算出されたエコー消去量が所定の基準を満たしているかどうかを判定する。係数設定手段6は、適応フィルタ判定手段5による判定結果に応じて、その時点で最も適している適応フィルタ(3−n)を選択し、半固定フィルタ4に設定する。これにより、その時点で最も適したフィルタ係数が選択される。 (もっと読む)


【課題】携帯端末のスピーカやエコー経路の非線形特性により生じる残留エコーを少ない演算量で抑圧可能とし、携帯端末等の通話装置にも容易に適用可能にする。
【解決手段】 音響エコーキャンセラ10は、スピーカ2に出力する受話信号を基に擬似エコー信号を生成する適応フィルタ3と、マイクロホン1から入力される送話信号から擬似エコー信号を減算してエコー成分を抑圧する加算部4と、送話信号及び擬似エコー信号を基に残留エコー成分を抑圧する残留エコー抑圧部5とを備える。残留エコー抑圧部5は、送話信号と擬似エコー信号のスペクトルの振幅及び位相を比較し、振幅制約条件及び位相制約条件を満たす場合は抑圧度合いが大きくなるように、残留エコー抑圧係数を算出することで、送話信号に含まれるエコー成分と近似する残留エコー成分を抑圧する一方、送話者音声成分や周囲の雑音情報の信号成分などを抑圧しないようにする。 (もっと読む)


【課題】 エコー特性の突発的な変化にも即応可能で、エコーキャンセラ外部の変更を伴わないエコーキャンセラを提供する。
【解決手段】 本発明は、適応フィルタを含む擬似エコー生成手段が受話信号に基づいて擬似エコー信号を生成し、エコー消去手段が送話信号から擬似エコー信号を減算するエコーキャンセラに関する。そして、送話信号を平滑化した平滑送話信号を算出する平滑送話信号計算手段と、受話信号を平滑化した平滑受話信号を算出する平滑受話信号計算手段と、平滑送話信号及び平滑受話信号の相関に基づき、エコー経路による遅延特性を反映させた遅延時間情報を得る遅延時間情報形成手段と、送話信号、受話信号及び遅延時間情報に基づき、適応フィルタのタップ係数の更新又は更新停止を指示する更新情報を得る更新情報形成手段とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】その時点で最も適している適応フィルタの係数を用いる。
【解決手段】複数の適応フィルタ1(1a)、適応フィルタ2(1b)、・・・、適応フィルタN(1c)は、異なるタップ長が設定されており、それぞれ適応アルゴリズムに従ってフィルタ係数を逐次更新している。適応フィルタ判定手段3は、複数の適応フィルタ各々についてエコー消去量を算出し、算出されたエコー消去量が所定の基準を満たしているかどうかを判定する。係数設定手段4は、適応フィルタ判定手段3による判定結果に応じて、その時点で最も適している適応フィルタのフィルタ係数を選択し、半固定フィルタ2に設定する。これにより、その時点で最も適したフィルタ係数が選択される。 (もっと読む)


信号の1つまたは複数の周波数帯域を抑制することが、音声データ通信応用においてフィードバックの発生を防ぐ。システムは、フィードバックが起きる信号内の周波数帯域を認識するか、またはフィードバックが予測される周波数帯域を予測する。この信号は、入力システムが生成する信号または出力システムがレンダーする信号を含む。システムは、周波数帯域を表す1つまたは複数のサンプリングビットを無視することにより、または1つまたは複数のフィルタを適用して、周波数帯域内の信号を減衰または除去することにより、周波数帯域内の信号を抑制する。システムは、異なるまたは追加の周波数帯域をもたらすフィードバックを識別するために信号を監視し、フィードバックが起きることを防ぐために異なるまたは追加の周波数帯域内の信号を抑制してよい。
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【課題】 トーン信号が入力されても、以後の会話でエコー感を少なくできるようにする。
【解決手段】 本発明のエコーキャンセラにおいては、遠端入力信号が呼制御用のトーン信号であるか否かを判定し、そうであれば、適応フィルタの係数をリセットさせる。他の本発明のエコーキャンセラにおいては、遠端入力信号が所定種別のトーン信号であるか否かを判定し、肯定結果のときに、エコー消去量が閾値以下であれば適応フィルタの係数更新を停止させる。また、トーン信号が終了したときには、終了前後のエコー消去量を比較し、比較結果に応じ、適応フィルタの係数をリセットさせてから係数更新を再開させ、又は、適応フィルタの係数をリセットさせずに係数更新を再開させる。さらに、適応フィルタ及びエコー除去用の加算器の入力段に、トーン信号の周波数成分を除去する帯域阻止フィルタを設ける。 (もっと読む)


【課題】報知音が鳴動中であっても、利用者による応答音声を確実に検出すること。
【解決手段】音声検出装置100は、利用者への通知音を出力するスピーカ108と、通知音に対する利用者の応答音声と、応答音声とともに混入される通知音とを入力音として取得するマイク101と、スピーカ108により出力した通知音の周波数に応じた減衰特性を有して、マイク108により取得した入力音を減衰させるノッチフィルタ103と、ノッチフィルタ103を透過した入力音を用いて利用者の応答音声を検出するオフフック音声検出部104と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 小型化、薄型化を図ることができ、配線システムに機能装置の一形態として用いても、システムとしての統一感を得ることができる通話装置を提供する。
【解決手段】 配線を介して伝達された音声情報を出力するスピーカSPと、音響信号を電気信号に変換し配線を介して伝達する1乃至複数のマイクロホンM1とを収納したモジュール本体10Aを備え、マイクロホンM1は、半導体基板材料からなる音響信号−電気信号変換部と、音響信号−電気信号変換部にバイアス電圧を印加するバイアス駆動回路と、マイクロホンの出力の電気インピーダンスを変換するインピーダンス変換回路とを電磁シールド機能を備えた筐体に収めている。 (もっと読む)


エコー検出器は、第1の信号のピッチ推定値と第1の信号に関する所定の遅延における第2の信号のピッチ推定値との間の距離尺度のセットを生成する手段(34)を含む。選択器(36)は、第1の信号と第2の信号との間の最大の類似性に対応する距離尺度を、セットから選択する。分類器(32)は、選択した距離尺度が類似性閾値(TH)に対して所定の関係を持てば、第2の信号がエコーを含むと分類する。
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【課題】 ハウリングを防止するとともに小型化を図ることができる通話装置を提供する。
【解決手段】 通話装置Aは、本体A10内に、情報線L2を介して伝達された音声情報を出力するスピーカSPと、音声を集音して音声信号を出力するマイクロホンM1,M2とを収納し、マイクロホンM1は、集音部をスピーカSPの振動板に対向させて本体A10に配置され、マイクロホンM2は、集音部を本体A10の前方に向けて本体A10に配置されて、本体A10内の信号処理部は、マイクロホンM1が出力する音声信号を用いて、マイクロホンM2が出力する音声信号からスピーカSPが発した音を低減させる処理を行う。 (もっと読む)


【課題】エコーを少ない計算量で効果的に除去する。
【解決手段】帯域選択手段3は、放音信号分割手段1が帯域分割した放音信号ついて、選択された周波数帯域の信号成分を保持し、選択されなかった周波数帯域の信号成分を除去する。一方、収音信号分割手段2が帯域分割した収音信号について、放音信号が選択された周波数帯域の信号成分を除去し、選択されなかった信号成分を保持する。放音信号合成手段4により、所定の周波数帯域の信号成分が除去された放音信号が合成され、収音信号合成手段5により、放音信号が除去された周波数帯域の信号成分が保持され、放音信号が保持された周波数帯域の信号成分が除去された収音信号が合成される。これにより、放音信号と収音信号の周波数成分が重ならなくなる。 (もっと読む)


【課題】エコー成分の周波数特性に依存したエコー抑圧量の劣化を防ぐ。
【解決手段】エコーキャンセラECは、マイクロホン1の出力信号s(n)の周波数特性(音響エコー経路HACの周波数特性)を平坦な特性に近づけるためのフィルタ12と、フィルタ12の周波数特性と逆の特性を有する逆フィルタ13とを備えている。フィルタ12を通過することで擬似エコー成分g(n)の周波数特性が平坦な特性に近づくため、エコー成分の周波数特性に依存したエコー抑圧量の劣化を防ぐことができる。しかも、エコー成分が抑圧された出力信号s(n)を逆フィルタ13でフィルタリングすれば、出力信号s(n)の周波数特性がフィルタ12を通過する前の周波数特性に戻るため、フィルタ12の周波数特性が通話音声に影響を与えるのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】短いフレーム長でもエコーの影響が受け難く、送話検出性能の劣化しない音声スイッチ装置を提供する。
【解決手段】M個のスピーカ(Mは2以上の整数)とN個のマイクロホン(Nは1以上の整数)に接続される音声スイッチ装置において、Mチャネルの時間領域の再生信号と、Nチャネルの時間領域の収音信号のそれぞれを周波数領域に変換して、再生信号スペクトルと収音信号スペクトルを生成し(71、72)、現フレームと過去のBフレーム(Bは1以上の整数)の再生信号スペクトルの和と収音信号スペクトルの和を求めて、それぞれを拡張し(103)、これら拡張信号スペクトルを用いて、各収音信号スペクトル中の非エコー成分を計算し、これら非エコー成分の総和を計算して、非エコー信号パワーを求め(74)、Nチャネル非エコー信号パワーと所定の閾値とを比較し(6)、全受話信号を減衰させ(8)、又は、全収音信号を減衰させる(9)。 (もっと読む)


【課題】無線通信回線を介して音声入出力装置を接続して使用する場合に、手操作を介することなく最適な通話レベルに設定し得る端末装置を提供する。
【解決手段】電話機本体1の記憶部107に接続されるべくヘッドセット2の登録名情報と送話ゲイン補正値及び受話ゲイン補正値とを対応付けて登録しておき、BTユニット105により、ヘッドセット2の接続時に、無線通信回線上における認証手順を利用してヘッドセット2から登録名情報を取得して登録しておき、主制御部106においてこの登録名情報に対応する送話ゲイン補正値及び受話ゲイン補正値を記憶部107から読み出して、これら送話ゲイン補正値及び受話ゲイン補正値に基づいて音声処理部102の受話アンプ及び送話アンプそれぞれのゲインを制御するようにしている。 (もっと読む)


エコー除去を有効化する判断はリアルタイム通信セッションの前に行われる。コンピュータシステム(200)上のメモリ内に格納されたモデルサンプル音声ファイル(214)は、コンピュータシステム(200)と接続された拡声器(204)を介して再生される。拡声器(204)によって生成されたサウンドは、コンピュータシステム(200)に接続されたマイクロホン(202)によってキャプチャされて、キャプチャ音声信号を生成する。キャプチャ音声信号は、サンプル音声信号と対応されてキャプチャ音声信号内での何らかのエコー効果の存在を判断する(414)。キャプチャ音声信号内の任意のエコーの特徴(例えば、周波数、遅延時間、および利得)はパラメータ化され(418)、エコー除去アルゴリズムによって使用されるために初期値として格納される(420)。格納されたパラメータは、アルゴリズムが何らかの必要な継続的な調整を行う(608)のに十分なリアルタイム情報を受信するまで通信セッションの最初にエコー除去アルゴリズムによって使用される(604)。
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【課題】ハンドセット通話と拡声通話を切り換えたときにも快適な通話を可能とする。
【解決手段】通話モード切換部20によってハンドセット通話モードに切り換えられているときに送話側フィルタ21並びに受話側フィルタ22を動作させて送話信号並びに受話信号をフィルタリングする。その結果、拡声通話モードにおける音声信号の周波数特性とハンドセット通話モードにおける音声信号の周波数特性の差が送話側フィルタ21並びに受話側フィルタ22によって補正されるので、ハンドセット通話モードと拡声通話モードを切り換えたときでも通話音声の音質が変化しないために話者に違和感や不快感を与えることがなくなって快適な通話が行える。 (もっと読む)


【課題】
専用の制御装置を必要とせずに、エコーキャンセラーの性能を向上させることができる高性能IP電話機と、コストダウン可能なIP電話機に対応することができるIP電話装置および制御方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
ドッキング検出手段106によってオプションユニット20が本体ユニット10に接続されたことが検出された場合、コントローラー100は、記憶手段107に記憶されている音声処理のパラメータを呼び出し、呼び出した音声処理のパラメータに設定を変更し、アコースティック・エコーキャンセラー102、アコースティック・エコーキャンセラー201、およびライン・エコーキャンセラー200による最適な音声処理を行う。 (もっと読む)


【課題】受話音量を増大したときでもハウリングの発生を防止する。
【解決手段】拡声通話装置は、マイクロホン1、スピーカ2、2線−4線変換回路3、受話信号増幅器VG、音声スイッチ10並びに第1及び第2のエコーキャンセラ30A,30Bで構成される。話者が手動で受話信号増幅器VGの増幅度を増大して受話音量を大きくした場合、音声スイッチ10の総損失量算出部14において、受話信号増幅器VGの増幅度の増大分に略等しい量だけ総損失量を増やすようにしている。その結果、受話信号増幅器VGの増幅度を増大しても音響側帰還経路HAC並びに回線側帰還経路HLINにより形成される閉ループの一巡利得の増加が抑制されるので、ハウリングの発生を防止することができる。 (もっと読む)


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