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Fターム[5K102KA05]の内容

Fターム[5K102KA05]に分類される特許

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【課題】低消費電力かつ低コストで、受信した偏光多重光信号から元の送信データを正しく復調する。
【解決手段】搬送波が同一の周波数帯であり、偏光状態が相互に直交する2つの光信号のそれぞれが、所定の伝送路を介して送信されてきた場合に、送信されてきた2つの光信号のそれぞれの伝送特性の劣化を周波数領域等化によって補償するためのフィルタ係数が設定されたフィルタを有し、上記の2つの光信号が多重された光信号を、上記の所定の伝送路を介して受信した場合、フィルタを用い、受信した光信号を上記の2つの光信号に対応する光信号に分離しながら、分離された光信号の伝送特性の劣化を周波数領域等化によって補償する光受信機。 (もっと読む)


【課題】偏波モード分散の影響を抑制しつつ、分散補償量および光位相制御量を短時間で制御する。
【解決手段】光受信装置10は、可変分散補償部11と、遅延干渉部13と、光電変換部14と、光電変換部14に入力される光信号の偏波状態を制御する偏波制御部20と、エラー発生数をモニタする受信データ処理部16と、受信データ処理部16からのエラー発生数情報に基づいて、可変分散補償部11における分散補償量および遅延干渉部13における光位相制御量を制御する制御部17とを備える。制御部17は、偏波制御部20を制御して光電変換部14に入力される光信号の偏波状態を通常の運用時よりもエラーの発生しやすい第1の偏波状態に調整した後に、可変分散補償部11および遅延干渉部13の制御を開始し、当該制御の終了後に、偏波制御部20を制御して光信号の偏波状態を第1の偏波状態よりもエラーの発生しにくい第2の偏波状態に調整する。 (もっと読む)


【課題】偏波スクランブラによって高速な偏波スクランブル状態になった光信号を、偏波スクランブル周波数に関係なく、偏波依存光受信機で受信可能にする。
【解決手段】光送信部110の光信号を、偏波スクランブル部140によって高速な偏波スクランブル状態にし、光送信機10からの光信号として光ファイバ伝送路150に伝送させる。光ファイバ伝送路150を通過した光信号は、光受信機20に入力される。光受信機20に入力された光信号は、偏波依存光電検出部510で電気信号に変換される。変換された電気信号は、偏波スクランブル状態をディジタル信号処理演算で打消す偏波スクランブルキャンセル部を有するディジタル信号処理部520に入力される。ディジタル信号処理部520では、電気信号の偏波スクランブル状態が打消され、データ信号が出力される。 (もっと読む)


【目的】測定対象の光ファイバ伝送路が使われて構成されている光通信システムが運用されている時間帯において、SOPが時間的に変動してもPMDベクトルを測定することが可能である。
【解決手段】第1偏波面コントローラ32と、可変DGD補償器34と、第2偏波面コントローラ36と、偏光子38と、モニター信号波長成分強度検出部40と、PMDベクトル確定制御部42とを具えて構成される。第1偏波面コントローラは被測定光信号25の偏波面を回転して第1偏波面調整信号33を生成し、可変DGD補償器は第1偏波面調整信号33に対しDGDを付与して第1PMD補償信号35を生成し、第2偏波面コントローラは、第1PMD補償信号の偏波面を回転して第2偏波面調整信号37を生成し、偏光子38は直線偏波成分をモニター信号39として取り出す。モニター信号波長成分強度検出部40及びPMDベクトル確定制御部42において光ファイバ伝送路21のPMDベクトルが波長ごとに決定される。 (もっと読む)


【課題】偏波変調器、偏波スクランブラを追加することなく、高速かつ任意に偏波スクランブルされた偏波多重信号を生成する。
【解決手段】直交偏波信号発生器010は、2つの光信号の電界を変調する光変調器011を含み、互いに直交する偏波の2つの光信号を生成する。偏波多重送信器は、2つのデータ列を電界信号に変換する電界マッピング処理装置014と、2つの電界信号に互いに異なる偏波を与える偏波マッピング処理装置022と、2つの電界信号の偏波を一様に回転させる偏波回転処理装置025と、2つの偏波回転された電界信号を合成する偏波合成処理装置023と、合成された電界信号を直交偏波信号発生器010で生成される光信号の偏波成分に分解する偏波分離処理装置024と、駆動装置025とを備える。分解された2つの電界信号と光変調器011で変調された光信号の電界が一致するように、2つの光変調器011を駆動する。 (もっと読む)


所与のアナログ帯域幅Bを有するコヒーレント光信号を伝送する光データチャンネルの歪みを等化する方法及びシステム。光信号を受け、平衡検波器でI経路及びQ経路のそれぞれの光信号を検出すべく、I経路及びQ経路を有する受信端が使用される。検出光信号の帯域幅は、AAFを使用して各経路の出力をフィルタリングすることで1/Nに縮小され、AAFは、各経路のアナログ帯域幅2B/Nに対して最適化された遮断周波数を有し、決定論的属性を有して既知のISIを導入する。信号は、ADCにより各AAFの出力端にて2B/Nのサンプリング速度でサンプリングされる。次に各経路のサンプルが、2B/Nのデータ転送速度で動作するデジタルプロセッサによって後処理され、後処理は歪みの補償となり、導入ISIを補償する復号器を使用してプロセッサの出力を復号して、入力データストリームが再構成される。 (もっと読む)


マルチキャリア光信号のサブバンドがディジタルコヒーレント検出され、次に、サブバンドのうち少なくとも1個に対応する被変調キャリアによって搬送されたデータを回復するように処理される、光通信に関する実施形態を提供する。例示的な光通信システムは、Mが2より大きいとして、周波数固定されたM個の被変調キャリアを有するマルチキャリア光信号を受信するマルチキャリアコヒーレント光受信機を含む。マルチキャリアコヒーレント光受信機は、Nを1より大きくMより小さい整数として、マルチキャリア光信号のN個の異なったサブバンドに対してディジタル形式の出力信号を供給するように構成されたサブバンドディジタルコヒーレント検出器と、マルチキャリア光信号のサブバンドのうち少なくとも1個に対応する被変調キャリアによって搬送されたデータを回復するために、ディジタル形式の検出された出力信号を処理するように構成されたディジタル信号プロセッサとを含む。
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【課題】本発明は、光通信ネットワークの長距離伝送装置において、光ファイバの群速度分散と偏波分散を同時に補償する全分散補償回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明では、第1のアレイ導波路回折格子によって、光信号を周波数成分に分離し、周波数成分毎に、第1のニオブ酸リチウム導波路を用いた可変位相子により偏光の主軸を回転し、1/2波長板により偏光面を45度回転させ、第2のニオブ酸リチウム導波路を用いた可変位相子により二つの偏光間の位相差を補償し、第2の1/2波長板により偏光面をTMあるいはTEモードに一致させ、第3の可変位相子により、周波数成分間の位相歪を補償し、第2のアレイ導波路回折格子により光信号を多重することにより、全分散補償が可能となる。 (もっと読む)


【課題】高速な偏波変動があっても偏波分散によるBER劣化を一定値以下に抑え、かつ、伝送経路の変更や温度等の環境パラメータの変動にも対応することが可能な光受信機を提供する。
【解決手段】光電変換器11にて光電変換した電気信号をN個(N:正整数)のタップ電圧の制御により分散補償して出力するフィードフォワード型の電気分散補償回路12を備えた光受信機10において、制御回路15は、一定時間間隔が経過した時点ごとに、所定の環境パラメータの変化が、設定閾値を超えたか否かを確認し、該設定閾値を超えて変化した環境パラメータの現在値と、あらかじめ備えた制御テーブルもしくは制御式とにより、N個のタップ電圧を求めて設定する。前記環境パラメータは、光電変換器11および電気分散補償回路12のモジュール温度、動作時間、光電変換器11における光入力強度、光受信機10が接続される伝送経路のうち、1ないし複数からなる。 (もっと読む)


【課題】90度光ハイブリッド回路の位相ずれを補償する機能を備えるデジタルコヒーレント光受信器の回路規模を小さくする。
【解決手段】デジタルコヒーレント光受信器は、入力光信号の同相信号および直交信号を検出する90度光ハイブリッド回路10を備える。第1の回路21aは、同相信号と直交信号との和の二乗を計算する。第2の回路21bは、第1の回路21aの演算結果から、同相信号の二乗値および直交信号の二乗値を差し引く。第3の回路21cは、第2の回路21bの演算結果を利用して90度光ハイブリッド回路10の位相ずれを検出する。第4の回路21dは、第3の回路21cにより検出された位相ずれに応じて同相信号または直交信号の少なくとも一方を補正する。 (もっと読む)


【課題】偏波モード分散を精度よく補償する光デバイスおよび方法を提供する。
【解決手段】偏波コントローラ1は、入力光の一部の波長成分が第1の偏波状態になるように前記入力光の偏波状態を制御する。分光器2は、偏波コントローラ1から出力される光を複数の波長成分に分光する。偏波コントローラ3は、液晶変調素子を用いて複数の波長成分をそれぞれ第2の偏波状態に制御する。位相整形部4は、偏波コントローラ3により偏波状態が制御された各波長成分の位相をそれぞれ制御する。合波器5は、位相整形部4から出力される複数の波長成分を合波する。 (もっと読む)


【課題】直接受信方式を使用した光通信システムにおいて、光搬送波の偏波面が、情報を搬送している光信号の偏波面に対して回転することにより生じるフェージングを、簡易に、かつ、低コストで抑制する光通信システムを提供する。
【解決手段】光通信システムは、光送信装置と、光送信装置から受信する受信光信号を、直接受信方式により電気信号に変換する光受信装置とを備えており、光送信装置は、第1の光搬送波、第1の光搬送波と同一周波数で偏波面が直交する第2の光搬送波及び第1の光搬送波と同一偏波面の側波帯信号を含む光信号を送信する。 (もっと読む)


【目的】1次PMD補償部で光搬送波波長におけるDGDを補償する制御状態に設定することが可能であり、高次PMD抑圧部で高次PMDを効果的に抑圧する制御状態に設定することが可能である。
【解決手段】第1偏波面コントローラ20は入力信号19の偏波状態を調整して第1偏波面調整信号21を生成する。可変DGD補償器22は第1偏波面調整信号に対してDGDを付与して第1PMD補償信号23を生成する。第2偏波面コントローラ24は第1PMD補償信号の偏波状態を調整して第2偏波面調整信号25を生成する。偏光ビームスプリッタ26は第2偏波面調整信号の直交二成分の一方成分を構成する高次PMD抑圧信号27と他方成分を構成するモニター信号29とをそれぞれ生成して出力する。光搬送波波長成分強度検出部30は光搬送波波長成分の強度を反映する光搬送波強度信号31を生成する。制御信号生成器32は光搬送波強度信号に基づき光搬送波波長成分強度が最小となるように第1偏波面コントローラ等を調整する。 (もっと読む)


【課題】従来技術より、必要な光部品を削減できる光受信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光送信装置からの複数のサブキャリアを含む送信光信号を受信する装置であり、局発光生成のためのレーザダイオードと、受信手段とを備え、受信手段は、局発光を用いて送信光信号をコヒーレント受信し、同相及び直交の光信号を出力する第1の手段と、第1の手段が出力する光信号を電気信号に変換して出力する第2の手段と、第2の手段の出力をデジタル信号に変換する第3の手段と、デジタル変換後の同相及び直交信号に対して分散補償を行う第4の手段と、分散補償後の同相及び直交信号のフーリエ変換処理を行う第5の手段とを備えている。 (もっと読む)


光信号の伝送のための光伝送ファイバ(TF)の偏光モード分散を補償するための装置(PMDC)であって、前記光信号は第1の偏光成分(x pol)および直交する第2の偏光成分(y pol)をもち、前記ファイバ偏光モード分散を補償するようになされた調節可能な手段(PC1、DL1、PC2、DL2)を備える。本装置はさらに、偏光モード分散補償のための前記調節可能な手段(PC1、DL1、PC2、DL2)のためのフィードバック入力信号を生成するようになされたフィードバック信号ジェネレータ(FSG)を備える。前記フィードバック信号ジェネレータ(FSG)は、前記伝送光信号を偏光の異なる定義済み状態をもつ少なくとも2つの光信号成分に変換するための偏光手段を備える。それはさらに前記光信号成分を電気信号成分に変換するための変換手段をもち、各電気信号成分は偏光の前記定義済み状態のうちの1つを表す。少なくとも1つのミキサが、前記電気信号成分のうちの少なくとも2つを混合電気信号に混ぜるために割り当てられる。手段は、前記電気信号成分を平均電気信号に平均化することおよび前記混合電気信号を平均混合電気信号に平均化することを目的とする。さらに、手段は、前記偏光モード分散によって引き起こされる前記伝送信号のデジタル群遅延に特性的な前記フィードバック入力信号を生成するために、前記平均電気信号および前記平均混合電気信号を合成させることになる。
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【課題】演算負荷を軽減しつつ、早い時間変動に対しても耐性を持つ通信を実現する。
【解決手段】光信号が受信されると、アナログ・デジタル変換部101において、デジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された後、波長分散補償部102は、入力された信号から伝送距離と光ファイバの特性とによって決まる波長分散による影響を信号処理により除去し、ウエイト演算部103に供給する。ウエイト演算部103は、入力された信号に含まれるパイロット信号、もしくは入力された信号の変調方式の特徴を用いて受信ウエイトを演算する。ウエイト演算部103は、入力された信号と演算された受信ウエイトとを復号回路104に供給する。復号回路104は、入力された信号に演算された受信ウエイトを用いて復号を行い、復号された信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】偏波特性が受信信号品質に与える影響を改善する。
【解決手段】光変調を行なう信号光を出力する変調部6と、前記光変調後の信号光に偏波の変化を与える送信側ディジタル信号処理を入力信号に対して行なう送信側信号処理部5と、をそなえ、光変調部6は送信側信号処理部5での前記送信側ディジタル信号処理が行なわれた入力信号に基づいて前記光変調を行なう光送信器2、および、伝送路4を介して入力される光送信器2からの信号光について偏波成分ごとのディジタル電気信号に変換する変換部7と、送信側信号処理部5での偏波の変化に対して実質的に逆特性の偏波の変化を与える受信側ディジタル信号処理を変換部7からのディジタル電気信号に対して行なう受信側偏信号処理部82と、をそなえた光受信器3をそなえる。 (もっと読む)


【目的】1次PMD補償が可能であって、かつ光パルスの強度変化を発生させないで、高次PMDを抑圧することが可能である。
【解決手段】第1偏波面コントローラ202は、受信光パルス号301に応じて、受信光パルス信号301の偏光状態を調整して第1偏波面制御光パルス信号103を生成する。DGD補償器104は第1偏波面制御光パルス信号の固有偏光モードの一方の偏光モード成分に対してDGDを付与してPMD補償光パルス信号105を生成する。第2偏波面コントローラ212は、PMD補償光パルス信号のDOPの値を更に大きな値になるように、送信光パルス信号211を構成する光パルスの偏波面を回転制御して、高次偏波面制御光パルス信号を、DGD補償器から出力させる。 (もっと読む)


APol−DPSK光信号の平均RFパワーを示すフィードバック信号が、光信号に適用される補償の量を調整するために、PMD補償器によって使用される。
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【課題】受信モジュールの特性変動に対する信号特性のマージンをより拡大することが可能なFFE型の電気分散等化回路を提供する。
【解決手段】n,m(n>m)が整数のとき、(2n+m)個の乗算回路と、(2n+m−1)個以上の遅延回路と、1個以上の加算回路とからなり、(2n+m)タップの等化回路を構成する場合に、適用するシステムの伝送シンボルレートの逆数であるビット間隔をτとするとき、第i番目の乗算回路を通過するタップiスルーの信号の遅延時間と、第(i+1)番目の乗算回路を通過するタップ(i+1)スルーの信号の遅延時間との差のタップi−(i+1)間遅延時間を、i=(1〜n−1)のとき(τ/2)またはτ、i=n〜(n+m)のとき(τ/4)または(τ/2)、i=(n+m+1)〜(2n+m-1)のとき(τ/2)またはτとする。図1は、n=2、m=1の場合の5タップFFE型の電気分散等化回路を示している。 (もっと読む)


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