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国際特許分類[B01D11/04]の内容

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国際特許分類[B01D11/04]に分類される特許

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【課題】高レベル放射性廃液からセシウムを分離する改善された方法を提供する。
【解決手段】ジオクチルオキソ−カリックス[4]−クラウン−6若しくはカリックス[4]−クラウン−6の誘導体を、炭素数6〜9の一価のアルコールとn−ドデカンとからなる溶液に、0.005モル/dm〜0.03モル/dmとなるように溶解して、カリックス溶液を調製する調製工程と、調製工程により調製されたカリックス溶液に、セシウムを含む核分裂生成物を含有する高レベル放射性廃棄液を添加して、カリックス溶液中にセシウムを抽出する抽出工程と、抽出工程により抽出されたセシウムを、0.01モル/dm以下の硝酸を溶解した溶液を用いて、逆抽出する逆抽出工程とを備えることを特徴とする高レベル放射性廃棄液からセシウムを分離する方法を使用する。 (もっと読む)


【課題】水相(この水相は水中にポリアロマティックスの溶液を含む)と有機相とから成る液体流を精製する方法。
【解決手段】(a) 上記液体流を混合タンクに送り、この混合タンクに有効量の芳香族化合物を導入して有機相と水相との混合液を作り、(b) 段階(a) で得た上記混合液をデカンタに送って水相と有機相とを回収し、(c) 階段(b)のデカンタから水相を分離してストリッパーへ送り、残留する有機成分の実質的な部分を除去する。階段(a)の液体流はエチルベンゼン脱水素反応装置から出た排ガスを凝縮して回収された水相の全部または一部にすることができる。 (もっと読む)


本発明は、「トリフリニン酸」と呼ばれるトリフルオロメタンスルフィン酸の塩の調製方法に関する。より具体的には、本発明は、高純度のトリフリニン酸塩の調製方法に関する。高純度のトリフリニン酸塩を調製するための本発明の方法は、トリフルオロ酢酸塩およびトリフリニン酸塩を調製する方法に由来する塩不純物と一緒になった後者を含む水性混合物から出発し、前記混合物を、以下の操作:すなわち、−トリフルオロ酢酸塩が、本質的に、これの酸形態で放出され、トリフリニン酸の大部分が、塩化形態にとどまるような第1の制御された酸性化、−酸性化および水相の回収のために使用された酸に由来する塩の場合による分離、−トリフリニン酸のアルカリ金属塩、トリフルオロ酢酸、トリフリニン酸および過剰な強酸を含む分離された水相からトリフルオロ酢酸を分離し、これによりトリフルオロ酢酸は乏しいがトリフリニン酸のアルカリ塩を含む水相をもたらすこと、−水相からのトリフリニン酸のアルカリ塩の回収にかけることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉛化合物含有使用済みPVCから鉛化合物を効率的に取り除くことができるポリ塩化ビニル材料から鉛化合物等の無機物を除去する方法を提供する。
【解決手段】裁断したポリ塩化ビニル材料(PVC)を極性良溶媒に溶解させるPVC溶解工程11と、均一化した溶液と極性良溶媒と混ざり合わない液体とを接触させて溶液中の鉛化合物を凝集させる撹拌工程15と、PVC中に含有する鉛化合物を含む無機物を分離する自然沈降又は遠心分離工程16からなるものである。 (もっと読む)


【課題】溶媒抽出工程を構成するスクラビング段において、アミン系抽出剤中に蓄積し易い鉄、亜鉛等の金属のクロロ錯イオンを担持したアミン系抽出剤を再生する際に、該金属のクロロ錯イオンを効率良く除去するとともに、そのまま溶媒抽出工程の抽出段で繰り返し再利用することができるように、抽出剤の抽出能力を再生することができるアミン系抽出剤のスクラビング方法を提供する。
【解決手段】溶媒抽出工程を構成するスクラビング段において、塩酸付加されたアミンと金属クロロ錯イオンを担持したアミンを含有するアミン系抽出剤(A)をスクラビングする方法であって、前記アミン系抽出剤(A)を濃度3〜10Nの硫酸溶液に接触させて、塩酸付加されたアミンの塩化物イオンを硫酸イオンにより置換し、次いで、置換されたアミン系抽出剤(B)を水に接触させて、金属を脱離することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水相と有機相の体積比を規定し、振とうの際に高濃度の塩酸を存在させ、入手容易な溶媒を用いて精度よく価数分離できる砒素の価数分離方法の提供。
【解決手段】砒素(3価)及び砒素(5価)を含む水相Aと、クロロホルムを含む有機相Bとを体積比(A:B)が1:1〜1:4の範囲となるように混合する混合工程と、前記水相Aに8.5規定〜10規定の塩酸が存在する状態で該水相Aと前記有機相Bとを振とうする振とう工程と、前記有機相Bに移行した砒素(3価)を分離して、該砒素(3価)を回収する回収工程とを含む砒素の価数分離方法である。 (もっと読む)


本発明は、ベンゼン、トルエン、キシレン、およびエチルベンゼン、それらの混合物から選択される芳香族炭化水素を、それ以外に非芳香族炭化水素と難沸性物質とを含有する炭化水素混合物から得る方法において、以下の工程
(A) 炭化水素混合物a1と、N−ホルミルモルホリンからの抽出溶媒a2とを提供する工程、
(B) 前記の炭化水素混合物a1を、前記の抽出溶媒を用いて抽出蒸留して、抽出溶媒と芳香族炭化水素との混合物であり、難沸性物質を含有している混合物b1と、非芳香族炭化水素を含有する混合物b2とを得る工程、
(C) 工程(B)において得られた、抽出溶媒と芳香族炭化水素との混合物b1を蒸留して、芳香族炭化水素からの1つあるいはそれより多くの留分dと、難沸性物質を含有する抽出溶媒c2とを得る工程、
(D) 部分流d1を抽出溶媒c2から分離し、そして抽出溶媒c2を抽出蒸留(B)に返送する工程、
(E) 抽出溶媒の部分流d1を、水を用いて抽出し、本質的に難沸性物質のない水性抽出相e1と、難沸性物質を含有する有機相e2とを得る工程、
(F) 水性抽出相e1を蒸留し、そして精製された形態で抽出溶媒a2を回収し、そしてその抽出溶媒を抽出蒸留(B)に返送する工程
を有し、工程(E)を実施する前に蒸留を実施して、その際、超高沸点炭化水素からの留分を抽出溶媒の部分流d1から分離する前記方法に関する。
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【課題】 既存のマイクロガス吸収装置では、気体と液体を同じ方向(並流)に流すことはできるが、互いに逆方向(向流)に流すことは困難である。そのため既存のマイクロ装置では、気液の接触部を長く取っても、一理論平衡段の抽出効果しか期待できないという欠点がある。
【解決手段】 本発明では、中空糸膜の内側をガス、外側を液が流れる気泡塔を考案した。気液の流れを分断することにより、細管内で気液を向流に流すことが可能になった。気液の接触は、ガスが流れている中空糸膜の内側で行なわれるが、液は中空糸膜の内と外を自由に行き来できるので、吸収された物質も液本体の中に溶け込んでいくことが出来る。
さらに装置をU字型にして液のホールドアップを一定に保ちながら、溢れた液が流出できるような構造にした。このことにより、液のホールドアップを一定に保つための制御バルブ等を、液の出口部に設置する必要がなくなった。 (もっと読む)


【課題】 既存のマイクロ抽出装置では、二流体を同じ方向(平流)に流すことはできるが、互いに逆方向(向流)に流すのは困難である。そのため既存のマイクロ装置では、溝(マイクロチャネル)部を長く取っても、一理論平衡段の抽出効果しか期待できないという欠点がある。
【解決手段】 本発明では、溝(マイクロチャネル)部が隔膜で二分されたマイクロ抽出装置を考案した。この隔膜を挟んで、二流体を向流方向に流すことが可能になった。さらに溝内流体間での目的物質の移動の促進を図るために、溝内に小球を入れて、この小球の左右の運動により各溝内流体を攪拌混合できるようにした。 (もっと読む)


【課題】 鉄と銅が混在する強酸性領域の系において、効率的に鉄と銅を分離して、銅を効率よく回収する方法を提供する。
【解決手段】 銅と鉄を含む強酸性領域の塩化物水溶液に、抽出剤としてカリックスアレーンをアルコール類又はアルコール類と脂肪族炭化水素で希釈した有機溶媒を接触させ、塩化物水溶液中の銅を有機溶媒に抽出する。抽出剤であるカリックスアレーンの種類により、アルコール類と脂肪族炭化水素の合計に対するアルコール類の比率を10〜100体積%の範囲で変えることが好ましい。また、硫黄を含む有機リン系化合物を有機溶媒に添加すれば、銅の抽出選択性がより一層向上する。 (もっと読む)


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