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国際特許分類[B01D71/34]の内容

国際特許分類[B01D71/34]に分類される特許

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本発明は、多孔質ベースメンブレン及びその上に設けられたポリアミドコーティングを含み、ポリアミドコーティングがC3〜C8環状カルボニル化合物及び少なくとも1つのN−H部分を有するC1〜C8アミド化合物を含有する、複合メンブレンを提供する。また、本発明が提供する複合メンブレンの製造方法は、多酸ハロゲン化物を含有する有機溶液をポリアミンを含有する水溶液と界面重合条件下で接触させる工程を含み、接触工程が多孔質ベースメンブレンの表面で行われ、前記有機溶液がさらにC3〜C8環状カルボニル化合物を含有し、前記水溶液が少なくとも1つのN−H部分を有するC1〜C8アミド化合物を含有する。 (もっと読む)


【課題】濾過用途等に好適な、高い阻止能と透水性能を併せ持ち、かつ機械的強度に優れた多孔性中空糸膜、およびこれを安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】具体的には、同心円状に配置された2つ以上の円環状吐出口を有する中空糸成型用ノズルを用い、該円環状吐出口から、互いに隣り合う円環状吐出口からは互いに異なる組成の熱可塑性樹脂と有機液体との溶融混練物をそれぞれ円環状に吐出して円環状多層溶融押し出しを行い、冷却固化して中空糸状に成型し、しかる後に該冷却固化中空糸状物から有機液体を抽出除去して多孔性多層中空糸膜を製造する方法において、少なくとも一つの円環状吐出口から吐出される溶融混練物が、熱可塑性樹脂と有機液体に加えて無機微粉が混練されており、かつ冷却固化後に有機液体に加えて無機微粉をも抽出除去することを特徴とする、多孔性多層中空糸膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、分離特性、透水性能、化学的強度(耐薬品性)、物理的強度、耐ファウリング性に優れるとともに、従来の精密ろ過膜や限外ろ過膜で分離困難であった低分子化合物やイオンを分離することが可能な、海水からのホウ素除去等に有効な複合分離膜およびそれを用いた水処理装置およびその運転方法を提供することを目的とする。
【解決手段】熱可塑性樹脂(A)から形成される、表面の平均孔径が0.01μm以上1μm以下の三次元網目状構造の層と、熱可塑性樹脂(B)から形成される、吸着剤を含有する多孔質構造からなる層とを含むことを特徴とする複合分離膜。 (もっと読む)


【課題】 高い透水性を有し、目詰りしにくく、しかも、多孔質基材から多孔質樹脂層が剥離することのない下排水用分離膜を提供する。
【解決手段】多孔質基材の表面に多孔質樹脂層を有してなり、多孔質樹脂層を形成している樹脂の一部は多孔質基材に入り込んで多孔質基材との複合層を形成している分離膜であって、下記の(1)および/または(2)を満足することを特徴とする分離膜である。
(1)多孔質樹脂層表面の平均孔径が0.01〜0.2μmの範囲内にあり、かつ、孔径の標準偏差が0.1μm以下。
(2)多孔質基材の厚みをAとして、多孔質樹脂層に短径が0.05×A以上のマクロボイドが存在しており、かつ、平均粒径が0.9μmの微粒子の排除率が少なくとも90%以上。 (もっと読む)


液体資料から微生物を除去するための方法ならびに高い液体透過率および高い微生物保持を同時に示すナノ繊維含有液体濾過媒体。細菌、特には、B.ディミヌタのような微生物が、約9を上回るB.ディミヌタLRVを有する多孔性ナノ繊維含有濾過媒体に液体を通過させることによって液体から除去され、ナノ繊維は10nmから約1,000nmの直径を有する。細菌およびマイコプラズマのような微生物を除去するための別の方法には、約8を上回る微生物LRVを有する多孔性ナノ繊維含有濾過媒体に液体を通過させることが含まれ、ナノ繊維は約10nmから約1,000nmの直径を有する。濾過媒体は繊維性電気紡糸ポリマーナノ繊維液体濾過媒体マットの形態であり得る。
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多孔性基体と、該基体の内部および外部表面上に位置する重合架橋重合体被覆とを含む、高い電荷密度を有する負荷電細孔濾過媒体。該被覆は、該基体上でインシトゥで重合される負荷電架橋性重合可能アクリルアミドアルキル単量体とアクリルアミド架橋剤とを含む反応物溶液から形成されうる。該負荷電細孔濾過媒体は、タンパク質凝集物をタンパク質溶液から選択的に除去するための前濾過膜としての使用に適している。 (もっと読む)


【課題】リガンド構造の制御が容易であり、かつHCP、凝集体などの夾雑物を有効にかつ迅速に除去することのできる、混合リガンドを有する吸着体を提供すること。
【解決手段】細孔を有する基材からなる多孔質吸着膜であって、前記基材表面にリガンドとしてアニオン交換基と疎水性基とが、共に固定されている多孔質吸着膜。 (もっと読む)


本発明は、ポリマーが電子線により架橋され、表面上に固定される微細孔膜の製造方法であって、初期の微細孔膜を提供すること、溶媒およびこれに溶解または分散したポリマーを含む含浸溶液に含浸し、含浸膜を提供すること、および含浸膜に電子線照射を照射し、その表面に電子線により架橋されたポリマーを有する含浸膜を提供することを含む、前記方法、および該方法により製造された微細孔膜、ならびにかかる膜の使用に関する。 (もっと読む)


【課題】イオン交換材料と相溶性の材料を有する改良された複合膜を提供する。
【解決手段】複合膜20は相溶化多孔質ベース膜及びイオン交換材料48を含み、このイオン交換材料48は相溶化多孔質ベース膜の膜内に含浸している。複合膜20は、相溶化多孔質ベース膜の外面及び内面にプライマーをコートし、プライマーを架橋することにより相溶化されている。この複合膜20は耐久性があり、相溶性で、高度に導電性があり、かつ機械的にも安定である。 (もっと読む)


【課題】良好な選択性を維持しながら大気操作条件下においても流量が多くでき、機械的一体性を向上したメンブレンを提供する。
【解決手段】電子線反応性基を有するポリマーを多孔質ベースメンブレンに塗工して皮膜を形成し、被覆された多孔質ベースメンブレンに高エネルギー源を照射し、電子線反応性基を多孔質ベースメンブレンに永久的にグラフトして、ベースメンブレンの気孔を充填する皮膜を形成し、非対称メンブレンを形成する。 (もっと読む)


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