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国際特許分類[B01D71/34]の内容

国際特許分類[B01D71/34]に分類される特許

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【課題】硬質成分、特に2価イオンの除去率が高く、軟水化用として好適な中空糸型NF膜を提供する。
【解決手段】カチオン荷電を有するポリマーと疎水性ポリマーを含有する製膜成分からなり、内表面が外表面よりも緻密な構造であり、外表面に存在する孔の最大孔径が5nm以上であり、下記式で求められる硬度成分(塩化カルシウム)の除去率が70%以上であり、純水透過係数が5L/m2h(0.1MPa)以上である、中空糸型NF膜。硬度成分除去率=〔1−(透過液中の硬度成分量)/{(供給液中の硬度成分量+濃縮液中の硬度成分量)/2}〕 (もっと読む)


【課題】夾雑物を有効かつ迅速に除去可能な多孔膜を用いたタンパク質の精製方法を提供する。
【解決手段】塩濃度が0.3mol/L以下のタンパク質含有溶液の精製方法であって、タンパク質含有溶液を多孔膜で濾過することで、少なくともタンパク質含有溶液に含まれる夾雑物を多孔膜に吸着する工程と、濾過されたタンパク質含有溶液を回収する工程と、を有し、多孔膜は、疎水性の多孔質基材と、多孔質基材の表面に固定された親水性を有する分子鎖と、を備え、分子鎖は、アルキル基が1個以上3個以下結合した窒素原子、水酸基及びカルボニル基を含む側鎖を有し、側鎖を形成する分子構造のLogPowの絶対値が2以下であり、かつ側鎖とカルボン酸との置換反応エネルギーの値が0kcal/mol以上5kcal/molであるタンパク質含有溶液の精製方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】処理液中のタンパク質等の成分の付着を抑制できる脱気用多孔体およびそれを備えた脱気装置を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる多孔質膜を備える脱気用多孔体であって、多孔質膜の少なくとも一方の表面がオキシエチレン構造単位を含むポリマーにより被覆されている脱気用多孔体2とする。また、脱気用多孔体2を備えた脱気装置10とする。ポリマーは、オキシエチレン構造単位およびオキシプロピレン構造単位を含む共重合体であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】透水性能を劣化させること無く、分離膜(分離膜モジュール)を長期間保管することが可能な分離膜用保存液を提供すること。
【解決手段】非イオン界面活性剤とグリセリンとを含有する水溶液からなり、
前記非イオン界面活性剤は、オキシエチレンとオキシプロピレンとを単量体単位とする共重合体である、分離膜用保存液。 (もっと読む)


【課題】活性汚泥槽内で固液分離する用途で使用しても活性汚泥などの被処理液に対する物理的耐久性が高く、かつ高透水性を実現することができる液体分離用に好適な多孔質分離平膜を提供する。
【解決手段】重量平均分子量10万以上40万以下のフッ化ビニリデン系樹脂からなる多孔質分離平膜であって、DSC(示差走査熱量測定)により測定される多孔質樹脂層の結晶融解エンタルピーが50J/g以上であることを特徴とする多孔質分離平膜。 (もっと読む)


【課題】精密ろ過、限外ろ過(UF)およびナノろ過(NF)フィルターに適切な膜を提供すること。
【解決手段】かかる膜は、ナノファイバー足場を含んでもよく、任意に不織布ポリマー基材および/またはポリマー被覆、ならびに官能化ナノ充填材を併用してもよい。適切な膜はまた、基材にポリマー被覆および官能化ナノ充填材を含んでもよく、それは不織布膜、ナノファイバー足場またはそれらの両方を含むことができる。この被覆は、約0.3nmから約300nmに達する直径を有する少なくとも一つのナノ充填材と組み合わせたポリマーを含む。いくつかの実施形態では、この基材は、約1nmから約20,000nmの直径を有するファイバーから作られるナノファイバー足場を含んでもよい。 (もっと読む)


利用される成分により銀コロイドがインサイチュで形成される、抗菌製品の製造方法が開示される。本方法は、(i)ある極性有機溶媒から選択される溶媒に溶解可能な極性ポリマーを含有する液体を提供する工程;(ii)α−官能性カルボン酸銀から選択される銀塩を前記液体に添加する工程;(iii)混合物を反応させて銀コロイドを形成する工程;及び(iv)混合物から溶媒を分離して抗菌製品を形成する工程を含む。こうして得られた抗菌製品は、シート、フィルム、繊維、コーティング層、特に膜、例えば、限外ろ過、水分離又はガス分離のための半透膜であってよい。 (もっと読む)


式(I)、[式中、k及びnはそれぞれ独立して1〜100の数であり、mは1〜100の範囲であり、(X)は、式(II)のブロックであり、かつ(Y)は、式(III)のブロックであり、(A)は、脂肪族又は芳香族ジイソシアネートリンカーの残基であり、(B)は、アルカノール末端基を含み、及び場合によりさらに1つ以上の脂肪族エーテル部を含む、直鎖のオリゴシロキサン又はポリシロキサンの残基であり、かつ(C)は、芳香族オリゴスルホン又はポリスルホンブロックである]オリゴ又はポリウレタン化合物は、有利には、ポリマー組成物中で、例えば膜のための孔付着添加剤として使用されてよく、mが0であるオリゴ又はポリウレタン化合物に関して、特に、抗微生物水濾過膜の製造に適している。
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【課題】液体因子VII組成物からウイルスを除去またはウイルスを不活性化する方法の提供、特に活性因子VIIポリペプチド(因子VIIaポリペプチド)を含む組成物のウイルス安全性を向上させる新しい方法を提供する。
【解決手段】液体因子VII組成物からウイルスを除去するため、最大80 nmの細孔サイズを有するナノフィルターを使用するナノ濾過を行う。得られた組成物は一以上の因子VIIポリペプチドを含み、実質的に血清を含まず、少なくとも5%の前記一以上の因子VIIポリペプチドが活性化された形態である。 (もっと読む)


【課題】熱誘起相分離法によるポリフッ化ビニリデン系多孔質膜の製造法であって、明瞭な球晶がなく、しかも所望の膜性能を有するものを製造する方法を提供する。
【解決手段】重量平均分子量Mwが100,000〜300,000のポリフッ化ビニリデン系樹脂25〜35重量%と一般式


(ここでR1、R2、R3は同一または互いに異なるC4〜C6のアルキル基であり、R4はアシル基である)で表わされるクエン酸エステル化合物75〜65重量%との混合物を溶融成形した後、クエン酸エステル化合物抽出溶媒でクエン酸エステル化合物を除去し、成形体を多孔質化してポリフッ化ビニリデン系多孔質膜を製造する。 (もっと読む)


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