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国際特許分類[B21B3/02]の内容

国際特許分類[B21B3/02]に分類される特許

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【課題】表面疵の発生を抑制でき、洗浄性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼板は、0.05質量%以下のC、0.1〜2.0質量%のSi、0.1〜1.5質量%のMn、10〜32質量%のCr、0.03質量%以下のAlを含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。また、Si/Alの質量比を20以上となるよに調整する。さらに、鋼板に分散している非金属介在物が、MgOを10質量%以下、Alを40質量%以下、Crを10質量%以下とし、残部がMn(O,S)およびSiOとなるように調整する。鋼板表面には、深さが0.5μm以上で開口面積が10μm以上のマイクロピットが、10.0個/0.01mm以下であり、かつ、開口部面積率1.0%以下にて分布している。 (もっと読む)


【課題】著しく鉄損の低い方向性電磁鋼板を、工業的規模にて、安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.01〜0.15%、S:0.001〜0.050%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.015%、Te:0.0005〜0.10%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1280℃以上に加熱し、熱間圧延を施した後、熱延板焼鈍を施し、一回の冷間圧延もしくは中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延を施して冷延鋼板とした後、脱炭焼鈍を施し、鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布してから仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍中もしくは脱炭焼鈍に先立つ昇温過程と脱炭焼鈍の間に溝付与する、あるいは脱炭焼鈍後に溝付与した後に再結晶焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形時に生じるイヤリングが小さくかつ表面欠陥の少ないプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板の提供。
【解決手段】 圧延方向に対して0°方向と90°方向の0.2%耐力の差が20MPa未満、圧延方向と90°方向の鋼板表面の粗さRzが0.5〜4μmであり、かつ、イヤリング率が2%未満であることを特徴とし、質量%で、C:0.01〜0.04%、Si:1.0%以下、Mn:4.0〜6.0%、Ni:1.0〜2.0%、Cr:20.0〜22.0%、Cu:〜1.0%、Al:0.01〜0.06%、N:0.15〜0.25%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするイヤリングの小さいプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍炉を用いた比較的低温・短時間の仕上焼鈍で、安定的に二次再結晶を起こさせることが可能な方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.12mass%以下、Si:2.0〜4.5mass%、Mn:0.005〜0.3mass%、Al:0.005〜0.012mass%、N:0.0030〜0.010mass%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成の鋼スラブを熱間圧延し、中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延で冷延板とし、その後、連続焼鈍炉で1回以上の仕上焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、上記中間焼鈍を750〜950℃の温度で行い、冷間圧延における最終冷間圧延の圧下率を30〜80%の範囲とし、連続焼鈍で二次再結晶させることを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】強度と延性に優れた構造部材用ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.05〜0.30%、N:0.01〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.1〜30.0%、Ni:0.1〜5.0%、Cu:0.1〜4.0%、Cr:10.0〜19.0%、Mo:0.5%以下、Nb:0.3%以下、Al:0.020〜2.00%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、所定の式で表されるMd30およびMsが、50≦Md30・・・(c)、4.5Md30−625≦Ms≦50・・・(d)の式を満足し、オーステナイト相を母相とし、マルテンサイト相を1%以上含むことを特徴とする構造部材用高強度および高延性オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】成膜性が良好な太陽電池基板材用ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板表面は、表面粗さパラメータの十点平均粗さRzが0.3μm以下であり、かつ、高さ方向の特徴平均パラメータRskが0.7未満である。RzおよびRskを規定することにより、成膜性を悪化させる鋼板表面の凹凸を制御できるので、成膜性を向上できる。また、このような太陽電池基板材用ステンレス鋼板を製造する際には、調質圧延までに行う冷間圧延の総圧延率が70%以上となるように圧延する。また、仕上焼鈍前に行う冷間圧延において、圧延率が30%以上であり、かつ、最終パスにて粗さRaが0.4μm以下の圧延ロールを用いて圧延する。このように製造することにより、マイクロクラックの発生を抑制でき、Rzが0.3μm以下でRskが0.7未満の平滑な鋼板表面である太陽電池基板材用ステンレス鋼板を容易に製造できる。 (もっと読む)


【課題】耐食性低下の原因となるσ相の析出を抑制しうる高耐食二相ステンレス鋼材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.04%以下、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜6.0%、P:0.05%以下、S:0.010%以下、Cr:21.0〜26.0%、Ni:4.5〜9.0%、Mo:2.5〜5.5%、N:0.10〜0.35%、Cu:1.0%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、オーステナイト相面積率が40〜70%である二相ステンレス鋼材であって、表層から厚さ方向に向かって鋼材の厚さの7/16〜9/16の深さに位置するフェライト相の、下記(1)式により求めるMd(α)値が0.975以下であることを特徴とする耐食性に優れた二相ステンレス鋼材。
Md(α)=0.86Fe(α)a+1.90Si(α)a+0.96Mn(α)a+1.14Cr(α)a+0.72Ni(α)a+1.55Mo(α)a+0.62Cu(α)a ・・・(1) ここで、元素名(α)はフェライト相の各元素のモル分率を示す。 (もっと読む)


【課題】
HDD部材や、薄膜シリコン型太陽電池基板をはじめとする半導体層形成基板などの、精緻な表面が要求される部材に適したステンレス鋼板であって、無電解Niめっき等の表面処理を施さなくても、ステンレス鋼板の裸の表面のままで、クリーン環境下で行われる洗浄工程で優れた洗浄性を呈する表面キズが少ないステンレス鋼板を大量生産に適した手法にて提供する。
【解決手段】
C:0.15重畳%以下、Si:0.1〜2.0質量%、Mn:0.1〜付質量%、S:0.007質量%以下、Ni:2〜15質量%、Cr:15〜19質量%、N:0.2質量%以下、Al:0.01質量%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなり、Si/Alの質量比が100以上になる組成を有するとともに、分放している非金属介在物が、MgO:7質量%以下、AlO:35質量%以下、Cr:10質量%以下を含み、残部がMn(O,S)とSiOから構成されたステンレス鋼から製造される鋼板であり、鋼板表面において、深さ0.5μm以上且つ開口面積10μm以上であるマイクロピットの存在密度が0.01m当たり10.0個以下であり、且つ前記ピットの開口部面積率が1.0%以下で分布していることを特徴とする、洗浄性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】インヒビターを含まない鋼スラブにNbを添加して、磁気特性、特に鉄損特性を向上させる方法を提供する。
【解決手段】鋼スラブの成分として、Nb:0.001〜0.015質量%を含有し、Al:100質量ppm以下、N、SおよびSeをそれぞれ50質量ppm以下に低減し、最終冷間圧延の前に施す焼鈍の焼鈍温度を900℃以上とし、ついで、900℃から600℃までの冷却速度を平均で1℃/s以上として、最終冷間圧延における圧下率を80%以上とし、
再結晶焼鈍における焼鈍温度が900℃以下で、かつ鋼板が800℃以上の温度に保持される時間を600秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】
溶接熱影響部の耐食性に優れたステンレス鋼を提供する。
【解決手段】
酸化皮膜の厚みが15nm以上、酸化皮膜中のAlの濃度がAl,Si,Mn,Cr,Feの原子比率において50原子%以上であるとともに、酸化皮膜の欠陥率が3.0%以下であることを特徴とする、溶接部熱影響部の耐食性が改善されたステンレス鋼板。 (もっと読む)


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