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国際特許分類[B21B45/08]の内容

国際特許分類[B21B45/08]に分類される特許

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【課題】スケール疵の発生を抑制した熱間圧延による厚鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】厚鋼板Sの仕上圧延及びデスケーリングを容易に行うため、厚鋼板Sの仕上圧延温度を最終パスで900℃以上とした。この場合、仕上圧延後少なくとも5秒以内に、仕上圧延機1と熱間矯正機3との間に配置した水噴射装置4から水を噴射し、少なくとも厚鋼板Sの表面温度が850℃を超える間は厚鋼板Sの表面にスケール(具体的には、ブリスターと呼ばれる厚いスケールの膨れ)が発生するため、その間は厚鋼板Sの表面が酸化されないよう厚鋼板Sの表面を水で被覆した状態とする。これにより、仕上圧延後の厚鋼板Sの表面におけるスケールの発生を抑制し、なお且つ、厚鋼板Sに冷却ムラが生じないよう仕上圧延機1と熱間矯正機3との間で厚鋼板を緩冷却することができる。 (もっと読む)


【課題】Ni濃化等による表面欠陥の発生を抑制し、表面性状が良好な熱間圧延鋼材を効率的に製造する。
【解決手段】加熱炉の出側と仕上圧延機列の入側で、各々高圧水噴射による1次デスケーリング(a)と仕上デスケーリング(a)を行い、且つ1次デスケーリング(a)と仕上デスケーリング(a)間において、ライン方向で1次デスケーリング(a)および仕上デスケーリング(a)に対して15m以上の間隔をおき且つ各々15m以上の間隔をおいた6箇所以上の位置で、高圧水噴射によるデスケーリング(a)を行う。所定の間隔をおいてデスケーリング(a)を6回以上行うことによりNi濃化層の除去効果が著しく向上し、Ni濃化層を適切に酸化除去できる。 (もっと読む)


【課題】Ni濃化等による表面欠陥の発生を抑制し、表面性状が良好な熱間圧延鋼材を効率的に製造する。
【解決手段】加熱炉出側、各粗圧延機入側及び仕上圧延機列入側で各々高圧水噴射によるデスケーリングを行うとともに、粗圧延機列と仕上圧延機列間の少なくとも1箇所で、高圧水噴射によるデスケーリング(a)を行う。本発明によれば、(1)粗圧延機列と仕上圧延機列間でNi濃化層の酸化除去作用が大きいデスケーリングを少なくとも2回行うことができる、(2)これらのデスケーリング時にはNi濃化層も薄くなっているため、Ni濃化層が酸化除去されやすい、(3)材料がデスケーリング(a)直後に圧延ロールと接触しないため表面温度が低下しにくい、という作用効果により、Ni濃化層を適切に酸化除去できる。 (もっと読む)


【課題】圧延ライン上を搬送される鋼片の上下面及び両側面の両方のスケールを一度に除去することを可能にする。
【解決手段】スケールを除去する鋼片のスケール除去装置1の前記複数のノズル20を、鋼片Iの上下面において、幅方向Yの中央部に流体をそれぞれ噴射する1又は2以上の中央ノズル(20a、20d)と、鋼片の前記中央部の両側及び両側面に流体をそれぞれ噴射する1又は2以上の側面兼用ノズル(20b,20c、20e、20f、20g〜20j)とを有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】加熱炉内で十分に加熱されていない加熱不足の状態で被圧延材が抽出されたり、粗圧延中に搬送に何らかの支障が生じて粗圧延所要時間が予定よりも長くかかったような場合でも、予定より低い温度で仕上圧延されてしまって仕上圧延後製品の機械的品質が確保できなくなるのを防止する。
【解決手段】熱間圧延ラインにて、加熱炉から抽出する時点での被圧延材の温度が、予定より低い場合に、粗圧延機及び/又は仕上圧延機の脱スケール装置の使用数を予定よりも減らす。又は、仕上圧延機入側に到達した時点での被圧延材の温度が、予定より低い場合に、仕上圧延機の脱スケール装置の使用数を予定よりも減らす。 (もっと読む)


【課題】工業的な規模での生産が容易で、表面部からの耐延性き裂発生特性に優れ、地震負荷を受ける橋梁や建築などの地上構造物分野に用いて好適な高張力鋼材の提供。
【解決手段】C:0.01〜0.12%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.4〜2%、P≦0.05%、S≦0.003%、Al:0.002〜0.05%、N:0.0015〜0.01%を含み、残部はFeと不純物からなり、(Si/30)+(Mn/20)+(Cu/20)+(Ni/60)+(Cr/20)+(Mo/15)+(V/10)+5B≧0.08%を満足し、鋼材表面部のミクロ組織において、フェライトの分率が10〜40%、ベイナイトの分率が50%以上で、平均粒径が5μm以下である耐延性き裂発生特性に優れる高張力鋼材。
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本発明は、ステンレス鋼の熱間及び冷間圧延材の面粗さ欠陥改善装置及び方法に関し、本発明のステンレス鋼の熱間及び冷間圧延材の面粗さ欠陥改善装置は、鋳造されたステンレス鋼スラブの表面に水を散水する散水手段と、前記ステンレス鋼スラブを切断する切断手段と、前記切断手段により前記ステンレス鋼スラブが切断されて排出される一領域には、少なくとも1つのノズルを備え、前記ステンレス鋼スラブの上下に対称となるように設置された高圧の水スプレーと、前記水スプレーを通過する前記ステンレス鋼スラブの上下に接触して対称となるように設置されて高速回転するローラブラシと、を備える。これにより、ステンレス鋼スラブの表面に付着されたスケール及びモールドスラグを除去することにより、表面品質の優れたステンレス鋼スラブを生産することができる。
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【課題】条鋼材を熱間圧延する際に形成されるしわ疵やスケール疵という表面疵の発生を抑制することができる条鋼材の熱間圧延方法を提供することを課題とする。
【解決手段】Siを0.05質量%以上と、Cr、Niのうち少なくとも1種以上を0.1質量%以上含有する条鋼材1を1200℃以下で加熱した後、条鋼材1を少なくとも1回、露点30〜60℃の湿潤雰囲気中に2秒以下曝すと共に、圧延工程での条鋼材1の1パス毎の周方向の圧縮ひずみを、各パス共全て−0.5以上とする。 (もっと読む)


【課題】素材ビレットを線材、棒鋼、角材等の条材に熱間圧延する際に形成される表面疵の発生を抑制することができる条材の熱間圧延方法を提供することを課題とする。
【解決手段】デスケーリング装置3から吐出した高圧洗浄水でスケールを除去するデスケーリング工程での高圧洗浄水の素材ビレット1A表面への衝突圧を80kPa以上とすると共に、圧延工程での圧延材1Bの1パス毎の周方向の圧縮ひずみを、各パス共全て−0.5以上とする。 (もっと読む)


【課題】鋼材を熱間で粗圧延するとき、鋼材を所要温度に加熱する一方でその表面部に密着性の強いスケールが生成するのを防止して、品質の優れた鋼片を経済的に得ることができる方法を提供する。
【解決手段】鋼材を加熱炉で加熱し、表面部のスケールを除去して、粗圧延する鋼材の熱間圧延方法において、鋼材を加熱炉で所要温度よりも低い温度に加熱し、更に所要温度まで誘導加熱した後に表面部のスケールを除去するか、又は表面部のスケールを除去した後に所要温度まで誘導加熱して、粗圧延した。 (もっと読む)


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