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国際特許分類[B23K9/09]の内容

国際特許分類[B23K9/09]に分類される特許

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【課題】良好な溶接品質を得ることができるタンデムパルスアーク溶接制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】タンデムパルスアーク溶接制御装置3,3aは、パルス波形選択回路32と、電圧検出器18bと、電圧設定器24bと、パルスピーク電流基準値設定回路36と、パルスベース電流基準値設定回路38と、パルスピーク電流増減値とパルスベース電流増減値とを算出する誤差増幅器25bと、パルスピーク電流増減値とパルスピーク電流基準値とを加算してパルスピーク電流値を算出する加算器37と、パルスベース電流増減値とパルスベース電流値を算出する加算器39と、パルスピーク期間のときはパルスピーク電流値を出力し、パルスベース期間のときはパルスベース電流値を出力するパルス波形選択回路40と、第2溶接ワイヤ19bの電流値を制御する出力制御回路35bとを備える。 (もっと読む)


【課題】下板および立板からなる水平すみ肉溶接用部材の該立板が傾斜した、すみ肉角度が90°超の水平すみ肉部の溶接を行う片側水平すみ肉ガスシールドアーク溶接方法において、仮付け溶接ビードが有る箇所においても深い溶け込みが得られ、スパッタ発生量の少ない方法を提供する。
【解決手段】ソリッドワイヤを用いて、ワイヤ送給速度:15〜17m/min、パルスピーク電流(Ip):480〜600A、パルスベース電流(Ib):30〜80A、パルス周波数:200〜300Hzで、かつパルスピーク電流(Ip)とパルスピーク時間(Tp)が下記(1)式を満足するパルスを付加して溶接を行う。480≦Ip[A]×Tp[msec]≦900・・・・(1) (もっと読む)


【課題】スパッタ発生量を抑制しつつ、高効率溶接を行うことが可能なGMA溶接方法を提供すること。
【解決手段】シールドガスSG中を溶接母材WPに向けてワイヤWを送給しつつ、ワイヤWに接触させた第1コンタクトチップ2と溶接母材WPとの間にアーク電圧を印加することによりアークAcを発生させる、GMA溶接方法であって、第1コンタクトチップ2と溶接母材WPとの間にパルス電流としての第1GMA溶接電流Iwaを流すとともに、ワイヤWに接触させた第2コンタクトチップ3と溶接母材WPとの間に、その電流値が一定値に制御された一定電流として第2GMA溶接電流Iwbを流す。これにより、ワイヤWのスムーズな溶滴移行とアークAcの長さの適正化が可能であり、スパッタ飛散量が少ない安定した高効率溶接を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式パルスアーク溶接において、外乱によるアーク長の変動を正確に抑制する技術を提供する。
【解決手段】溶接制御装置は、式(1)のパラメータとして、溶接電源の外部特性Ks、第2パルス期間における溶接電流設定値Is2および溶接電圧設定値Vs2の各情報と、第2パルス期間において検出された溶接電流の瞬時値Io2および溶接電圧の瞬時値Vo2の各情報とに基づいて、パルス周期において第1パルス期間を終了して第2パルス期間を開始した時点から、式(1)で表す電圧誤差積分値Sv2の演算を開始する積分器と、演算の結果、電圧誤差積分値Sv2の値が0と等しくなったか否か比較する比較器と、パルス周期毎に、電圧誤差積分値Sv2の値が0と等しくなった時点で、当該パルス周期を終了して次回のパルス周期を開始する波形生成器とを備える。Sv2=∫{Ks(Io2-Is2)+Vs2-Vo2}dt…式(1) (もっと読む)


【課題】ハンピングピードおよび蛇行ビードといった不当な溶接ビードの発生を抑制する。
【解決手段】本発明のプラズマGMA溶接方法は、溶接トーチ2を通して溶接母材Pに向けて送給されるワイヤWと溶接母材Pとの間にパルス波形のGMA溶接電流Iwmを流すことによりGMAアーク13を発生させるとともに、ワイヤWを囲むように供給されるガスGcを介して溶接トーチ2と溶接母材Pとの間にプラズマ溶接電流Iwpを流すことによりプラズマアーク32を発生させる方法であり、GMA溶接電流Iwmのピーク電流値Impおよびベース電流値Imbを、GMA溶接電流Iwmの平均電流値Imaが変化されるときに変化する変化区間を有し、かつ平均電流値Imaがある値に設定されるときのピーク電流値Impおよびベース電流値Imbが、平均電流値Imaより小さい値が設定されるときのピーク電流値Impおよびベース電流値Imb以上であるように設定する。 (もっと読む)


【課題】2ワイヤ溶接方法において、磁気吹きの発生によるアーク切れを抑制すること。
【解決手段】消耗電極と母材との間にピーク電圧Vpの印加とベース電圧Vbの印加とを1周期として繰り返すことによって溶接電流Iwを通電してアークを発生させて溶融池を形成すると共に、フィラーワイヤを前記溶融池に送給しながら溶接を行う2ワイヤ溶接制御方法において、前記ベース電圧Vbの上昇によって前記アークに磁気吹きが発生していることを判別(時刻t42)し、前記磁気吹きの発生を判別したときは前記フィラーワイヤに前記溶接電流Iwと同一方向の電流Ifを通電することによって磁気吹きを解消(時刻t43)させる。溶接ワイヤ及びフィラーワイヤに同一方向の電流が通電するために、磁気吹きによって偏向したアークに吸引力が作用して、アークの偏向を正常化する。 (もっと読む)


【課題】シールドガスの混合比率及びチップ・母材間距離が変化しても安定したアーク状態を維持することができるパルスアーク溶接方法を提供すること。
【解決手段】第1ピーク期間Tp1中の第1ピーク電流Ip1の通電及び第2ピーク期間Tp2中の第2ピーク電流Ip2(<Ip1)の通電及びベース期間Tb中のベース電流Ibの通電とを1パルス周期として繰り返して溶接するパルスアーク溶接方法において、チップ・母材間距離が基準値よりも短くなったときは基準値とチップ・母材間距離との差に応じて前記第1ピーク電流値Ip1を増加させ、チップ・母材間距離が基準値よりも長くなったときは基準値とチップ・母材間距離との差に応じて前記第2ピーク電流値Ip2を減少させる。これにより、チップ・母材間距離の変化に伴う溶滴形成入熱の変化を補償して、良好な溶滴移行状態を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】ワイヤが必要以上に軟化するのを抑制して安定したGMAアークを発生させる。
【解決手段】本発明のプラズマGMA溶接方法は、ワイヤWと溶接母材Pとの間にパルス波形のGMA溶接電流Iwpを流すことによりGMAアーク31を発生させるとともに、溶接トーチ2と溶接母材Pとの間にプラズマ溶接電流を流すことによりプラズマアーク32を発生させる方法であって、GMA溶接電流Iwmのパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imbを、プラズマ溶接電流Iwpを変化させるときにパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imbが変化する変化区間を有し、かつプラズマ溶接電流Iwpがある値に設定されるときのパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imbが、当該プラズマ溶接電流Iwpより小さい値が設定されるときのパルスピーク電流値Impおよびパルスベース電流値Imb以下であるように設定する。 (もっと読む)


【課題】消耗電極式の交流アーク溶接において、アークスタート直後にアーク切れが頻繁に発生する場合がある。
【解決手段】ワイヤ送給速度がスローダウンワイヤ送給速度から定常溶接ワイヤ送給速度に到達するまでの期間または定常溶接ワイヤ送給到達して所定時間後まで直流アーク溶接制御で出力し、その後、ワイヤ送給速度が一定の定常溶接ワイヤ送給速度となった安定した状態で交流アーク溶接制御に切り替えることでアーク切れを抑制する。 (もっと読む)


【課題】低周波の切換周波数でアーク長を周期的に揺動させて溶接するアーク長揺動パルスアーク溶接方法において、溶接開始部分のビードに発生するブローホールを低減すること。
【解決手段】溶接ワイヤを送給すると共に、ピーク期間HTp、LTp中のピーク電流HIp、LIp及びベース期間HTb、LTb中のベース電流HIb、LIbを交互に繰り返して通電し、切換周波数で前記ピーク期間及び/又はピーク電流を変化させることによってアーク長を周期的に揺動させて溶接を行うアーク長揺動パルスアーク溶接制御方法において、溶接開始時点から予め定めた初期期間Ts中は、前記切換周波数(初期周波数fs)をそれ以降の定常期間の予め定めた定常周波数ftよりも低い値に設定する。これにより、溶接開始時の溶融池を十分に撹拌することができ、ブローホールの発生を低減することができる。 (もっと読む)


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