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国際特許分類[B23K9/09]の内容

国際特許分類[B23K9/09]に分類される特許

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【課題】パルスアーク溶接において、ピーク立上り電流Ipuの立上り特性を緩やかな曲線状に変化させたときでも、溶滴移行状態を安定に保つことができるようにする。
【解決手段】ピーク電流Ipよりも小さな値のピーク電流基準値Iptを予め設定し、ピーク期間Tp中は所定の曲線状に上昇するピーク立上り電流Ipuを通電し、ピーク期間Tp終了時点においてピーク立上り電流Ipuの値がピーク電流基準値Ipt以上であった超過期間Toが予め定めた基準期間Tt以上であるときはベース期間Tbに移行し、超過期間Toが上記基準期間Tt未満であるときは以上になるまでピーク電流Ipを通電するピーク期間Tpを延長した後にベース期間Tbに移行する。これにより、ピーク電流Ipに近い値の溶接電流が少なくとも基準期間Tt以上通電するので、溶滴移行状態は常に安定した状態になる。 (もっと読む)


【課題】消耗電極交流パルスアーク溶接において、電極マイナス極性電流比率を大きな値に設定しても、安定した溶接状態を維持すること。
【解決手段】電極プラス極性ピーク期間Tp中は臨界値以上の電極プラス極性ピーク電流Ipを通電し、続けて電極マイナス極性ピーク期間Tpn中は臨界値以上の電極マイナス極性ピーク電流Ipnを通電し、続けて電極マイナス極性ベース期間Tbn中は臨界値未満の電極マイナス極性ベース電流Ibnを通電し、続けて電極プラス極性ベース期間Tb中は臨界値未満の電極プラス極性ベース電流Ibを通電し、これらの通電を1周期として繰り返して溶接を行う。電極プラス極性ピーク期間Tp及び電極マイナス極性ピーク期間Tpnを設けることによって、電極マイナス極性電流比率が大きな値に設定されたときでも、1パルス1溶滴移行状態を維持することができ、安定した溶接状態となる。 (もっと読む)


【課題】交流パルスアーク溶接によるインコネルの肉盛り溶接において、所望の希釈率のビード形状を容易に形成することができるようにする。
【解決手段】電極マイナス極性期間中は電極マイナス極性電流を通電し、電極プラス極性期間中はピーク電流及びベース電流を通電し、前記電極マイナス極性期間を調整することによって電極マイナス極性電流比率を適正化して溶接する交流パルスアーク溶接によるインコネルの肉盛り溶接方法において、希釈率設定値Rkを予め設定し、この希釈率設定値Rkを入力として予め定めた期間設定関数TNRによって前記電極マイナス極性期間Tnrを算出し、この算出された電極マイナス極性期間Tnrによって前記電極マイナス極性電流比率を適正化し、前記希釈率設定値Rkによって設定された希釈率のビード形状を形成する。 (もっと読む)


【課題】マグパルス溶接において、パルスアーク溶接用ワイヤの代わりに炭酸ガスアーク溶接用ワイヤを用いたときの溶接条件の設定を容易かする。
【解決手段】溶接ワイヤ1を予め定めた送給速度Frで送給すると共に、ピーク期間Tpr中はピーク電流Iprを通電し、ベース期間中はベース電流Ibrを通電し、溶接電圧平均値Vdが溶接電圧設定値Vrと等しくなるようにベース期間を制御して溶接を行うマグパルス溶接の溶接条件設定方法において、炭酸ガスアーク溶接用ワイヤモードを選択するワイヤ種類選択スイッチSTを設け、このモードが選択されているときはピーク期間Tprを所定値ΔTpだけ長くし、溶接電圧設定値Vrを所定値ΔVrだけ大きくし、送給速度Frを所定値ΔFrだけ速くする。これにより、前記スイッチSTを選択するだけで炭酸ガスアーク溶接用ワイヤに適した溶接条件が自動設定される。 (もっと読む)


【課題】パルスアーク溶接において、溶接電源の外部特性を適正化することによって高速溶接性を改善すること。
【解決手段】第1傾きKs1及び溶接電流基準値Is及び溶接電圧基準値Vsによって設定された溶接電源の外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法であって、溶接中にアーク長が大きく変動したとき(ΔV>ΔVt)は、前記第1傾きKs1を第1傾きの絶対値よりも小さな絶対値の第2傾きKs2に置換して外部特性を形成するパルスアーク溶接の出力制御方法において、溶接速度Ssが速くなるのに伴い前記第1傾きKs1及び/又は前記第2傾きKs2の絶対値が小さくなるように変化させる。これにより、溶接速度が速くなると、外部特性の傾きの絶対値を小さくすることによってアーク長制御系のゲインを大きくすることができ、外乱に対する高速溶接性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流をフィードバック制御することによってアーク長制御を行う消耗電極パルスアーク溶接において、小電流域における溶滴移行状態を良好にすること。
【解決手段】溶接電圧設定値Vrと溶接電圧の検出値Vdとの電圧誤差に応じて溶接電流変化量ΔIを算出する。また、予め設定されたピーク期間Tp、ベース期間Tb及び配分比率α(0≦α≦1)を入力として、ピーク電流設定信号Ipr=Ipr(n−1)+(ΔI×(Tp+Tb)×α/Tp)を算出してピーク電流を制御する。同時に、ベース電流設定信号Ibr=Ibr(n−1)+(ΔI×(Tp+Tb)×(1−α)/Tp)を算出してベース電流を制御する。これによって溶接電流変化量ΔIのベース電流への配分をピーク電流に比べて小さくすることができ、小電流域における溶滴移行状態を良好にすることができる。 (もっと読む)


アーク溶接プロセスの間に溶接入熱を増加するための方法及びシステム。前進する溶接電極(191)と金属ワークピース(199)との間に、電気アークパルスを発生させるように電気溶接波形(100)を生成することが可能な電気アーク溶接システムを使用して、1連の電気アークパルスが発せられる。電気溶接波形のサイクルは、上昇するピンチ電流レベル(121)を供給するピンチ電流段階(120)、ピーク電流レベル(130)を供給するピーク電流段階、低下する導出電流レベル(141)を供給する導出電流段階(140)、及びバックグラウンド電流段階(111)を供給するバックグラウンド電流レベル(110)を含む。そのサイクルの少なくとも1つの加熱電流段階(150)が生成され、加熱電流レベル(151)をバックグラウンド電流段階の間に供給し、その加熱電流レベルは、バックグラウンド電流レベルの上にある。該少なくとも1つの電流パルスを持つ電気溶接波形のサイクルは、アーク溶接プロセスが完了するまで、繰り返されてもよい。
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【課題】 ステンレスや鉄のワークに対して交流パルスアーク溶接を行う。
【解決手段】 逆極性に切り換えてパルス電流16を出力する第1ステップを実行し、ベース電流19を出力して短絡を発生させる第2ステップを実行し、その後、正極性に切り換えてパルス電流18を出力する第3ステップを実行し、ベース電流15を出力する第4ステップを実行する。 (もっと読む)


【課題】ピーク電流及びベース電流を変化させるパルスアーク溶接の出力制御方法において、アーク付加が変動したときの過渡応答性を向上させる。
【解決手段】、ピーク期間Tp中はピーク電流設定値Ip1に対応するピーク電流を通電し、ベース期間Tb中はベース電流設定値Ib1に対応するベース電流を通電し、溶接電圧の検出値が溶接電圧設定値に等しくなるようにピーク電流設定値及びベース電流設定値を変化させる。ピーク電流設定値Ip1が上限値Ipu以上であるときは、ピーク電流設定値を上限値Ipuと等しい値Ip2に制限してピーク電流を通電する。上限値Ipuからはみ出した斜線部分はベース電流の斜線部分に移行させて過渡応答性を向上させる。ベース電流設定値Ib2=Ib1+((Ip1−ipu)×Tp)/Tbを算出して、この値によってベース電流を通電する。 (もっと読む)


【課題】薄鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法において、特に重ね継手部やT継手部を高速度で溶接する場合、ワイヤ狙い位置が変動しても溶接時に溶け落ちを発生することなく安定的な溶け込み量を確保しビード幅の広い良好な溶接ビードが得られる方法を提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7%、Si:0.05〜0.2%、Mn:0.2〜0.5%を含有するソリッドワイヤを用いて、パルスピーク電流Ip:380〜600A、パルスベース電流Ib:30〜80Aで、かつ前記パルスピーク電流Ip[A]とパルスピーク時間Tp[ms]が下記(1)式を満足するパルスを印加しつつ溶接する。120≦Ip×Tp≦380(1) (もっと読む)


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