説明

国際特許分類[B27N3/12]の内容

国際特許分類[B27N3/12]に分類される特許

1 - 10 / 28


【課題】 美麗な加飾が可能な成形同時加飾繊維成形品とその製造方法を提供する。
【解決手段】 微細な皺を一面に形成し見かけ上の寸法を小さくした易成形用紙1にあらかじめ図柄2を形成し、前記易成形用紙1を金型に挟み込み、次いで型締めし、次いで繊維性主材料に高分子結合材および水を添加して混練した混合物を成形材料5として用い、加熱した金型のキャビティ内に前記成形材料5を充填し、次いで前記金型のパーティング面の間に0.02〜0.50mmの間隙を形成し、前記間隙から前記キャビティ内で発生した水蒸気を放出除去して前記成形材料5を乾燥し固化させ、次いで型開きして前記易成形用紙1が表面に一体成形された繊維成形品6を得る成形同時加飾繊維成形品7の製造方法であって、前記金型に挟み込む前の前記易成形用紙が、前記金型内での昇温が抑制される含水量に設定されるよう構成した。 (もっと読む)


【課題】木質原料に多価カルボン酸を添加することを前提に、強度と寸法安定性、特に含水率変化に対するボードの面方向の寸法安定性を高めた木質ボードを製造する方法を提供する。
【解決手段】
水分を含む雰囲気下で木削片を加熱した後、該加熱した木削片から湿式繊維に解繊する工程と、該解繊された湿式繊維に、多価カルボン酸を溶解した水溶液、または、多価カルボン酸無水物を溶解した水溶液を塗布することにより、該解繊された湿式繊維の表面に多価カルボン酸を付着させる工程と、該多価カルボン酸が付着した湿式繊維を加圧及び加熱することにより、木質ボードを成形する工程と、を少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】植林再生可能な広葉樹・針葉樹を使用でき、曲げ剛性が高く、とりわけ美麗表面保護および表面平滑性に優れた木質繊維集積板を提供する。
【解決手段】木質繊維1aを集積し、バインダー1bを用いて一体化成形された集積板であって、密度分布が0.75〜1.20g/cmの範囲であって、表層1.5mm以内において密度が0.80g cm以上の層が存在し、厚さが3.5mm以下である。バインダー1bが、ポリイソシアネート樹脂またはメラミンユリア樹脂である。ポリイソシアネート樹脂がポリメリックMDIである。芯層が木質ボードを積層した積層体であり、積層体の表層の少なくとも一方に、請求項1〜7のいずれかに記載の木質繊維集積板1を表層のうちの少なくとも一方に積層している。 (もっと読む)


【課題】過熱蒸気処理によりTSを大幅に低減することができ、過熱蒸気処理における取扱いも容易な長繊維板の製造方法を提供すること。
【解決手段】天然長繊維を解繊して不織布の長繊維マットを成型する工程と、長繊維マットを過熱蒸気処理する工程と、過熱蒸気処理した長繊維マットを熱圧成型する工程とを含むことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】柔細胞をも使用して竹材を無駄なく利用しつつ、成形体としての剛性を確保した竹繊維含有樹脂成形体を提供し、さらに、そのような竹繊維含有樹脂成形体の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】竹繊維含有樹脂成形体10の製造装置100は、竹材20を繊維化することによって竹繊維21および柔細胞22を得る繊維化部110と、積層構造体30を形成する積層部120と、積層構造体を一体的にプレスしてボード体40を得るプレス部130と、を有している。積層構造体は、竹繊維と熱可塑性樹脂繊維33とを含有する第1の層31と、柔細胞を含有する第2の層32と、を有し、第1の層、第2の層、第1の層をこの順に積層している。積層部はさらに、第1の層の上に積層する柔細胞を湿らせる水151を噴射する噴射部150を備え、第2の層を、第1の層の上に、柔細胞を水によって湿らせながら積層することによって形成する。 (もっと読む)


【課題】取り扱い性に優れるパルプ繊維製断熱マットを提供すること。
【解決手段】通気性を有する底壁12上に第1の面材M1を載置する。次に、側壁内で第1の面材M1上に、のパルプ繊維を接着剤と共に吹き付けて第1のパルプ繊維層S1を形成する。次に、第1のパルプ繊維層S1上に第2の面材M2を載置し、この上にパルプ繊維を接着剤と共に吹き付けて第2のパルプ繊維層S2を形成する。このような手順により4つのパルプ繊維層が積層された積層体30を形成する。次に、積層体30の上に圧縮用の鉄板を載置して圧縮する。圧縮後、鉄板を取り外し、通気性を有する上蓋を積層体30の上面に載置する。そして、型枠と上蓋とで保持された積層体30を乾燥炉に搬入し、熱風機を用いた熱風により乾燥させる。乾燥後、型枠、上蓋を取り外し、パルプ繊維製断熱マットが得られる。 (もっと読む)


【課題】物理化学的性質が改善された、生分解性合成木材フィルムまたはコーティング材を提供する。
【解決手段】一方の巨大分子であるリグニンともう一方の巨大分子であるセルロースおよびヘミセルロースまたはそれらの組合せからなる群より選択される少なくとも2つのポリマー巨大分子に、有機ポリマーおよび無機ポリマー、多糖類、ペプチド、細胞、ウイルス、色素およびカーボンナノチューブからなる群より選択される成分をさらに含む複合材よりなるフィルムまたはコーティング材。 (もっと読む)


【課題】採取される樹皮の大きさや形状によって製品の大きさが制限されず、再成形後も所定の耐熱性と強度を有した均等な構成材からなり、広く安定した用途に使用することのできるアレカ椰子の樹皮成型品を提供する。
【解決手段】アレカヤシの乾燥樹皮1を解繊して綿状繊維2化する解繊工程と、綿状繊維2を分散調成液内に分散させて分散調成液3化する調成工程と、分散調成液3を脱水抄紙して長尺のウェブ状に湿紙化する抄紙工程と、長尺湿紙4を所定のプレス大ずつ順次平面プレスして初期脱水する一次プレス工程と、初期脱水後の脱水ウェブ5を前記プレス大の長さずつ順につづら状に折り重ねて積層する積層工程と、積層後の積層ウェブ6を所定の立体成型プレスによって所定の立体形状に加熱成型する二次プレス工程と、を順に具備する製造方法によって得られる。 (もっと読む)


リグノセルロース材料の繊維又は天然繊維と、プラスチック材料とを含む複合材製品を製造する方法は、熱硬化性樹脂及び熱可塑性ポリマー、モノマー、又はオリゴマーを含む液体又は粒状のバインダー調合物を利用する。プラスチック製造における供給原料として使用するために又はプラスチック製造における供給原料を作る際に使用するために作られる複合材製品は、プラスチック押出機において熱及び機械的剪断の下で細分化されて、前記繊維の大部分を放出し得るか、又は前記製品は、他の形態の中間製品として若しくは最終製品として有用であり得る。 (もっと読む)


【課題】プレス加工せず低い嵩密度でも良好な断熱性及び吸音性を有する植物系マット材を提供する。
【解決手段】植物系の薄片と、芯部と該芯部よりも融点が低い鞘部とからなる芯鞘型繊維とを含む。芯鞘型繊維の鞘部をバインダーとして薄片が芯部と接着されている。マット材の嵩密度は、0.02〜0.1g/cm3である。芯鞘型繊維の配合割合はマット材全量基準で4〜10重量%とし、さらにマット材全量基準で40重量%以下植物系の繊維を混合すると好ましい。これら薄片と、芯鞘型繊維と、必要に応じて植物系の繊維とを混合し、該混合物をプレスすることなく鞘部を熱溶融することで得られる。 (もっと読む)


1 - 10 / 28