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国際特許分類[B61D17/08]の内容

国際特許分類[B61D17/08]に分類される特許

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【課題】ダブルスキン材で形成された鉄道車両用構体において、応力集中部に係る部材の強度を補い、剛性を向上させる。
【解決手段】ダブルスキン材12で形成され、その構成部位として、側構体18を左右2面、妻面24を前後2面、台枠22、屋根20とを含み、この六面体が結合されて構成される鉄道車両用構体10において、ダブルスキン材12に、構体の補強手段として、CFRP30を取り付ける。このCFRP30は、ダブルスキン材12の表面の、構体の応力集中部を主とした任意の場所に取り付けを行う。しかも、ダブルスキン材12の表面に取り付けを行うため、新製時の車両構体に対してのみならず、ダブルスキン材12で形成された既存の鉄道車両用構体に対しても取り付けることで、構体の補強を行うことができ、構体の剛性を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】側構体の剛性を確保しつつ取着される扉開閉装置を収容するスペースを確保できると共に、隠し樋構造にできる鉄道車両構体を提供すること。
【解決手段】側扉を開閉する扉開閉装置Mが取着される側構体20がダブルスキン構造の中空形材により形成されるので、側構体20の剛性を確保できる。また、側構体20の内板22の上端の第1節点22aから張り出した張出部31の先端31aに屋根構体10が連結されるので、張出部31の下側に扉開閉装置Mを配設するスペースを確保できる。また、張出部31より上側に位置する底部32は、屋根構体10の下端の第2節点11aと側構体20の外板21の上端の第3節点21aとの間に連結されると共に、第3節点21aに突設される堰部33は、先端33aが屋根構体10側を向いて側構体20の長手方向に沿って延設される。これにより底部32及び堰部33を隠し樋構造にできる。 (もっと読む)


【課題】柱部材に配線を通す作業性の向上を図ることができる鉄道車両構体を提供する。
【解決手段】鉄道車両構体1は、骨部材12に沿って配置され、複数の側面部22a〜22cにより画成された中空部Sを有する閉断面構造の側柱22を備え、側柱22は、側面部22bの所定の位置に設けられ、中空部Sに連通する開口部30と、中空部S内に配置され、中空部を通る電線ELを開口部30に案内するように中空部Sを仕切るガイド部32とを備えている。 (もっと読む)


【課題】溶接部材及びスポット溶接を用いる構体部の接合作業の効率を可能にする鉄道車両の構体内部構造を提供すること。
【解決手段】鉄道車両の構体内部構造40は、屋根構体部及び側構体部が組み立てられた場合、長ケタの屋根構体部の内側面の領域とガセットの屋根構体部の内側面の領域とがスポット溶接ガンを配置可能な空間内で対向するように構成されている。屋根構体部及び側構体部が組み立てられた後、この対向する領域内の所定の領域が上記空間内に配置されるスポット溶接ガンによりスポット溶接される。 (もっと読む)


【課題】簡素かつ小規模な構成によって車体の曲げ振動を低減した鉄道車両用車体を提供する。
【解決手段】屋根構10、側構20、及び、床構30を有する鉄道車両用車体1を、屋根構から下方へ突き出して形成された吊手棒受60と、吊手棒受の下端部に支持された吊手棒50と、側構と吊手棒50を連結する側構連結部材100と、側構上部近傍から車幅方向内側へ突き出して設けられた荷棚80と、荷棚の車幅方向内側の端部82と吊手棒とを連結する荷棚端部連結部材110と、荷棚の基部81aと吊手棒とを連結する荷棚基部連結部材120とを備え、各連結部材100,110,120に減衰手段200,210,220を設けた構成とする。 (もっと読む)


【課題】長ケタとガセットとをスポット溶接するための作業スペースを確保した鉄道車両の構体内部構造を提供すること。
【解決手段】鉄道車両の構体内部構造20は、一端が複数の縦骨25に組み込まれ、他端が長ケタ23のうち屋根構体部21の内側面に接合された領域と対向するように配置されるガセット27と、屋根構体部21の内側面に設けられると共に内装具をユーザから遮蔽する側パネルを支持可能に構成される、断面が略逆ハット形状に形成された吊溝28と、複数の横骨27のうちの1つに固着される、荷棚37を取り付け可能な荷棚取付部34と、を備え、長ケタ23とガセット27とが対向する領域をスポット溶接するためのスポット溶接ガンの作業スペースをガセット27、吊溝28及び荷棚取付部34とから画定される空間により確保するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】障害物が鉄道車両の台枠より上部でオフセット正面衝突した時の衝突エネルギーを吸収する鉄道車両の先頭衝撃吸収構造を提供する。
【解決手段】鉄道車両Vpの乗務員室部分Vpfが台枠Fuより上の部分で障害物Ocとオフセット正面衝突した時の衝撃を吸収する先頭衝撃吸収構造Spsは、乗務員室部分Vpfの側壁101の、天井より高い位置から台枠Fuまで延在して、側壁(101)の変形を促進すると共に破断を防止する面外変形促進手段101、134を備える。 (もっと読む)


【課題】構体強度を低下させずに、側構体の外側面に設ける外部表示器の設置位置を決める自由度を高める。
【解決手段】側構体の側外板1の外側面に表示器2が設けられている。この表示器2は、筐体が板状で表示画面が平面になっているフラットパネルディスプレイである。表示器2が、側構体のドア開口と窓開口との間に、または窓開口の上側あるいは下側に、またはドアに対し、接着またはねじ止めにより取り付けられる。表示器2の表面が保護層5にて覆われ、周囲にシール剤6が設けられている。 (もっと読む)


【課題】簡単な骨構造で且つ部品数を低減して、縦骨と横骨とが均一な品質で安定的に接合された鉄道車両の構体構造を提供する。
【解決手段】外板Peの内側に、縦横に配した骨FMh、FMvを接合して構成される鉄道車両の側構体構造BSは、開口部D、Wを除き鉄道車両の長手方向に平行な第1の方向Dhに延在して配され、外板Peに溶接接合される第1の骨FMhと、第1の方向Dhに概ね垂直な第2の方向Dvに連続して配される外板Peに溶接接合される第2の骨FMvsとを備え、第2の骨FMvsは、第1の方向Dhに所定の長さだけ延在する平板状のガセット部Pgtが一体的に形成され、ガセット部Pgtがレーザー溶接Wlによって、第1の骨FMhに接合されている。 (もっと読む)


【課題】シアプレートを接合することなく吹寄部の強度を高めた鉄道車両用構体を提供すること。
【解決手段】側構体、屋根構体、妻構体および台枠が接合され、側構体は、車体長手方向に分割された複数のブロックの接合により構成されたものであって、側構体を構成する窓ブロック20は、幕板パネル21、吹寄パネル22および腰板パネル23がそれぞれ端面同士を突き合わせた接合部がレーザ溶接され、吹寄パネル22は、当該窓ブロック20に形成される窓開口部の窓隅部Rを含むものであり、幕板パネル21および腰板パネル23よりも高強度の板材により形成されるようにした鉄道車両用構体。 (もっと読む)


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