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国際特許分類[C02F11/18]の内容

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国際特許分類[C02F11/18]に分類される特許

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【課題】活性余剰汚泥中に存在する微生物細胞を破壊して細胞内部の水を外部に引き出すことにより、含水率を大幅に低下させることができる活性余剰汚泥の処理方法、並びにそれを用いた固形燃料の製造方法および固形燃料を提供する。
【解決手段】含水率が94重量%以上の状態の活性余剰汚泥の中に、水蒸気を直接噴きこんで加熱処理を行う。水蒸気の噴きこみにより活性余剰汚泥を対流させて活性余剰汚泥と蒸気とを接触させ、微生物細胞を破壊する。また、水蒸気による加熱により、微生物集団およびそれを構成する微生物細胞から流出したタンパク質や核酸などの生体高分子が熱変性し、それが凝集剤として機能する。 (もっと読む)


【課題】高含水廃棄物を効率的に脱水して高発熱量の固形燃料に再生するとともに、高含水廃棄物の水熱処理過程において発生する熱エネルギー損失を抑制する。
【解決手段】高含水廃棄物処理装置は、高含水廃棄物(W)を水熱処理する第1及び第2反応器(21,22)と、水熱処理によって得られた高含水廃棄物の泥漿を機械脱水する機械式脱水装置(4)とを備え、水熱処理及び機械脱水を併用して高含水廃棄物を脱水し、これを高発熱量の固形燃料に再生する。廃蒸気移送手段(L11a,44)が反応器間に設けられ、第1反応器の廃蒸気は、第1反応器(21)の水熱処理後且つ第2反応器(22)の水熱処理開始前に第2反応器に水熱反応域予熱用水蒸気として供給される。 (もっと読む)


【課題】汚泥成分の伝熱面への付着による熱交換効率の低下が生じることなく、また、汚泥による流路の目詰まりも生じることなく汚泥を効果的に熱処理することができる汚泥処理システムを提供する。
【解決手段】汚泥を反応器14により所定の圧力下で加熱して熱処理する。この反応器14による熱処理前の汚泥に対し予熱装置13で予熱を行う。この予熱装置13は、反応器14への汚泥の供給路上に連結された直接熱交換器部15と、反応器14からの熱処理後の汚泥の排出路上に連結された蒸発器部16とを一体化したもので、これらの内部は反応器14内より低い圧力に保持される。直接熱交換器部15に導入された熱処理前の汚泥は、排出路により蒸発器部16に導入された熱処理後の汚泥から生じる蒸気と直接的に接触することにより予熱される。 (もっと読む)


【課題】低コストの設備によりエネルギーコストの節減が可能で、特に固形物などのスケーリングの原因となる成分が混入する系での長期安定運転が可能なアンモニア除去装置およびこれを用いた有機性廃棄物の処理装置ならび処理方法を提供する。
【解決手段】アンモニア性窒素を含む有機性廃棄物を水蒸気に接触させ、有機性廃棄物からアンモニア性窒素を分離して処理液を得る蒸留塔と、蒸留塔に供給される直前の有機性廃棄物と、蒸留塔の底部から排出された処理液とを熱交換する第1熱交換器と、蒸留塔の上部から排出されたアンモニア性窒素を含む水蒸気と、外部から導入された系外水とを熱交換して系外水を系内蒸気とする第2熱交換器と、蒸留塔へ凝縮液を還流するドラムと、系外蒸気が前記蒸留塔の底部へ導入される前に、系内蒸気を系外蒸気に吸引して混合するスチームエゼクタとを備えた。 (もっと読む)


【課題】高温高圧の水熱ガス化装置から、排水及び残渣を、高圧系内に圧力変動を生じさせることなく、また回収ガスの発熱量を低下させることなく外部に抜き出すことができる方法を提供する。
【解決手段】水熱ガス化装置の反応器2からの排出物を冷却し、ガス分離器6で可燃性ガスを分離回収したうえ、排水及び残渣を固液回収槽7を経由して系外に抜き出す水熱ガス化装置からの排水及び残渣の抜き出し方法である。ガス分離器6から排水及び残渣を固液回収槽7に移行させるに先立って、ガス分離器6で分離された回収ガスを固液回収槽7に導入して固液回収槽7を昇圧させたうえ、排水及び残渣をガス分離器6から固液回収槽7に移行させ、その後に固液回収槽7の圧力を下げて排水及び残渣を外部に抜き出す。 (もっと読む)


【課題】メタンガスの発生量を増加させてエネルギー収支の改善を図るとともに、嫌気性消化工程の効率化を実現する有機性廃棄物の処理方法及び処理装置を提供する。
【解決手段】汚泥と、その他の少なくとも1種類の有機性廃棄物とを混合装置5で混合させる。混合された混合汚泥を水熱処理装置7により高温高圧の熱水で可溶化する。この水熱処理装置7により可溶化された混合汚泥を嫌気性消化処理装置8により嫌気環境で生物処理する有機性廃棄物の処理装置。 (もっと読む)


【課題】少ないオゾン添加量で有機性汚泥を酸化分解することができる有機性汚泥のオゾン処理装置を提供する。
【解決手段】有機性汚泥のオゾン処理装置は、有機性汚泥11とオゾンガス13が導入されるオゾン反応槽12と、オゾン反応槽12に接続された汚泥受容槽16とを備えている。オゾン反応槽12では、有機性汚泥11とオゾンガス13が液相領域17で接触して発泡し、オゾン含有汚泥15となって泡沫領域18まで上昇する。その後泡沫領域18内のオゾン含有汚泥15は越流領域19から越流し、汚泥受容槽16へ入り、汚泥の酸化分解が更に進行する。 (もっと読む)


【課題】活性汚泥処理槽その他の生物的処理を行う処理槽内又は処理経路上で、汚泥を経済的に減容処理し、余剰汚泥を出さなくする、あるいは汚泥を顕著に少なくする。
【解決手段】この方法では、活性汚泥処理槽2その他の生物的処理を行う処理槽内又は処理経路上で、汚泥をマイクロバブル発生源に通してマイクロバブルを発生させる処理を行い、汚泥を破壊するとともに汚泥に酸素を溶存させることにより、活性汚泥中の微生物が持つ有機物分解の活性を高めて汚泥を減容化する。そしてこの方法を実現するため、装置はマイクロバブル発生器3とポンプ4とにより構成される。 (もっと読む)


本発明は、従来品と競合できる高窒素の有機化学的に強化された無機肥料を製造するために、汚泥を処理するための方法について記載する。本方法は、脱水バイオソリッドもしくは有機性汚泥を状態調節する工程、および臭気物質の作用および酸を減少させるために酸化剤で処理する工程を含んでいる。次にこの混合物は、制御された温度、圧力および保持時間下で肥料混合物を形成するために、濃硫酸および/もしくはリン酸およびアンモニア源またはアンモニウムスルフェート/ホスフェートの高温もしくは溶融液もしくは塩と相互作用させられる。本発明は、アンモニウム塩の商業的製造への追加物となることもできる。本発明によって製造される肥料は、窒素を8重量%超、および好ましくは窒素を15重量%含有している。本発明は、ロジスティクスおよび負担を最小限に抑えながら本発明の肥料製造工場を小規模に維持することによって、個々の自治体下水処理場におけるバイオソリッド製造に合わせて調整される。
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【課題】 処理水の水質を悪化させることなく、余剰汚泥の発生量を低減する汚水の処理方法を提供する。
【解決手段】 汚水を生物処理する工程と、前記生物処理後の汚水を固液分離して、処理水と返送汚泥とを得る工程と、前記返送汚泥の一部から引き抜き汚泥を得る工程と、前記引き抜き汚泥をアルカリ処理により可溶化する第1の可溶化工程と、前記アルカリ処理された汚泥を、嫌気、無酸素あるいは微好気条件で生物学的に分解して可溶化する第2の可溶化工程と、前記生物学的に分解された汚泥を、さらに可溶化処理して低分子化する第3の可溶化工程と、前記低分子化された汚泥を前記生物処理系に返送する工程とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


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