説明

国際特許分類[C04B22/10]の内容

国際特許分類[C04B22/10]に分類される特許

31 - 40 / 310


【課題】高アルミナ高炉スラグ微粉末とポルトランドセメントの混合物である、高炉スラグセメントで製造したコンクリートは、長期間、硫酸塩が残留している土壌と触れていると、エトリンガイト生成により膨張する。この結果、コンクリート構造体の破壊等の問題が起きている。この問題を解決するために、硫酸塩起因の膨張が起きづらい高炉スラグセメントが求められていた。
【解決手段】アルミナ比率が12〜17.5質量%の高炉スラグ微粉末とポルトランドセメントを主体とする混合セメントにおいて、高炉スラグ微粉末の混合比率を10〜60質量%として、かつ、比表面積が7,000cm2/g以上である石膏をSO3質量換算で2〜4質量%の比率で混合する。この混合セメントを耐硫酸塩コンクリートの原料として使用する。 (もっと読む)


【課題】低カルシウムセメント材料を室温で製造することに用いられ、低カルシウムフライアッシュの経済的価値を向上させる、低カルシウムフライアッシュ(クラスFフライアッシュ)を主成分とする低カルシウムセメント材料組成物を提供することにある。
【解決手段】室温で低カルシウムセメント材料の製造に用いられ、酸化カルシウムが10wt%以下を含む低カルシウムセメント材料組成物であって、低カルシウムフライアッシュと、アルカリ剤と、凝結剤とを含む低カルシウムセメント材料組成物である。低カルシウムフライアッシュに含まれる酸化カルシウムが10wt%以下である。低カルシウムセメント材料の製造方法は、酸化カルシウムが10wt%以下の低カルシウムフライアッシュ(クラスFフライアッシュ)を供給するステップと、アルカリ剤を供給するステップと、凝結剤を供給するステップと、室温以下で前記材料を混合・静置して低カルシウムセメント材料を形成するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】セメントのロットや銘柄及び種類の違い、特に、銘柄の違いによって早期脱型性能及び初期強度発現性が顕著に異なるという課題などを解決した硬化促進剤及びそれを用いたセメント組成物を提供する。
【解決手段】(1)II型無水石膏と、消石灰及び/又は軟焼生石灰と、炭酸カリウムとを含有する硬化促進剤、(2)セメントと、(1)の硬化促進剤を含有してなるセメント組成物、(3)セメント100質量部に対して、II型無水石膏と消石灰及び/又は軟焼生石灰の質量比率を80:20〜10:90としたものを多くても10質量部以下と、炭酸カリウムを0.03〜0.8質量部である(2)のセメント組成物、である。 (もっと読む)


【課題】長期間貯蔵しても膨張性能の低下が少なく、更に特殊な梱包材を用いないでも、貯蔵安定性に優れたグラウト組成物およびグラウト材料を提供する。
【解決手段】(1)セメントと膨張材と減水剤を含有してなり、膨張材が、遊離石灰、水硬性化合物、および無水石膏を含有するクリンカまたはクリンカ粉砕物を炭酸ガス雰囲気で加熱処理し炭酸カルシウムを生成させて得られる膨張材であるグラウト用セメント組成物、(2)膨張材が、遊離石灰、水硬性化合物、無水石膏、および炭酸カルシウムが同一粒子中に存在している粒子を含有してなる(1)のグラウト用セメント組成物、(3)さらに、収縮低減剤を含有してなる(1)または(2)のグラウト用セメント組成物、(4)(1)〜(3)のいずれかのグラウト用セメント組成物と細骨材とを含有してなるグラウト材料、(5)(4)のグラウト材料と水を混練りしてなるグラウトモルタル、である。 (もっと読む)


【課題】吹き付けコンクリートの付着性と強度発現性が向上する、吹付け用急結剤及びそれを用いた吹付けコンクリート並びに吹付け工法を提供する。
【解決手段】(1)カルシウムアルミネートと、粒径1μm以下の粒子が5質量%以下で、かつ10μm以下の粒子が80質量%以上であり、平均粒径が2〜6μmである石膏と、アルカリ金属アルミン酸塩及び/又はアルカリ金属炭酸塩とを含有する吹付け用急結剤、(2)(1)の吹付け用急結剤をセメント100質量部に対して5〜15質量部含有する吹付けコンクリート、(3)(2)の吹付けコンクリートを用いた吹付け工法、である。 (もっと読む)


【課題】 型枠からの漏れが少なく、充填性を大きくすることが可能となる急結性セメントコンクリートの覆工方法を提供すること。
【解決手段】 カルシウムアルミネート類、石膏、及び凝結遅延剤を含有する粉体急結剤を空気圧送する粉体急結剤供給管1に、水を添加する圧縮空気供給管3を接続してなり、粉体急結剤の圧送圧より少なくとも0.1MPa高く、1〜5m3/minの圧縮空気が流れる圧縮空気供給管3に、水供給管2から水を圧入し、次いで粉体急結剤と連続混合してスラリー化して急結剤スラリーとし、この急結剤スラリーを、スランプフロー30〜70cmのセメントコンクリートに混合管6で添加混合して急結性セメントコンクリートとし、この急結性コンクリートを、第二輸送管7を経由して、曲がり角度が20〜150度の湾曲管ノズル8から、型枠に充填して覆工する覆工方法を構成とする。 (もっと読む)


【課題】急硬性セメントコンクリートの硬化時間の調整が容易であり、型枠からの漏れが少なく、充填性を大きくし、漏洩を低減することが可能となる急硬性セメントコンクリートの製造方法を提供すること。
【解決手段】空気圧送された粉体急結剤を供給する粉体急結剤供給管に、水と遅延剤水溶液を添加する圧縮空気供給管を接続してなり、粉体急結剤の圧送圧より少なくとも0.1MPa高い圧送圧、1〜5m3/minの流量で圧縮空気が流れる圧縮空気供給管に、水供給管から水を圧入し、遅延剤水溶液供給管から遅延剤水溶液を圧入し、次いで粉体急結剤と連続混合してスラリー化して急硬材スラリーとし、この急硬材スラリーを、別途圧送してなるセメントコンクリートに添加混合して急硬性セメントコンクリートを製造する方法を構成とする。 (もっと読む)


【課題】トンネル等の作業性、粉塵低減効果をさらに良くし、湧水や地山面が悪化した状況下においても高い急結性が発揮される、石炭灰を大量に使用した、吹付け材料およびそれを用いた吹付け工法を提供する。
【解決手段】セメントと石炭灰の合計量が360〜550kg/mであり、セメントと石炭灰の合計100質量部中、石炭灰が35〜60質量部である粉体100質量部に、水を42〜70質量部配合してなるセメントコンクリートと、カルシウムアルミネート類、硫酸塩類、アルカリ金属アルミン酸塩類、アルカリ金属炭酸塩類、及びオキシカルボン酸類を含有してなる急結剤に、減水剤及び水を加えたスラリー急結剤とからなる吹付け材料であり、前記吹付け材料において、急結剤に連続的に加水してスラリー急結剤を調整し、セメントコンクリートと合流混合して吹付けることを特徴とする吹付け工法、である。 (もっと読む)


【課題】固化処理物から滲出する液のpHが排水基準のpH5.8〜8.6を満たし、固化強度が高く、重金属類の溶出を環境基準値以下に抑制することができる中性固化材等を提供する。
【解決手段】酸性硫酸塩100質量部に対し、炭酸カルシウム含有物を、炭酸カルシウム換算で3〜42質量部含む中性固化材用の添加材を提供する。また、前記中性固化材用の添加材と、軽焼マグネシアまたは軽焼マグネシア部分水和物とを含有する中性固化材であって、前記酸性硫酸塩100質量部に対し、軽焼マグネシアまたは軽焼マグネシア部分水和物を、酸化マグネシウム換算で7〜98質量部含有する中性固化材を提供する。 (もっと読む)


【課題】高炉スラグ微粉末を用いつつ、環境負荷の少ない水硬性物質を提供する。
【解決手段】本発明の水硬性物質は、高炉スラグ微粉末、石膏および炭酸カルシウムを含有する。この構成によって、本発明の水硬性物質は、(1)水和反応での発熱量の低減、(2)硬化体となった後での強度の確保、(3)二酸化炭素排出量の低減の全てをバランスよく実現することができる。このような、水硬性物質により、セメント、構造体、地盤改良材が最適に実現されるようになる。結果として、様々な建築分野等での作業や建築物の精度や性能を向上させることができる。 (もっと読む)


31 - 40 / 310