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国際特許分類[C04B7/38]の内容

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【課題】 モルタルやコンクリートの強度発現性を維持しつつセメント組成物の水和熱を低減することが可能なセメント組成物の水和熱低減方法を提供すること。
【解決手段】 石灰石、硅石、石炭灰、高炉スラグ、建設発生土、下水汚泥及び鉄源からなる群より選ばれる少なくとも1種を配合した原料を焼成してセメントクリンカーを調製し、上記セメントクリンカーと石膏とを混合して粉砕することによりエーライト相を含有するセメント組成物を得る工程を有するセメント組成物の水和熱低減方法であって、
上記工程において、エーライト相の結晶格子の格子体積Vの値に基づいて、セメントクリンカーの原料原単位又は焼成後におけるセメントクリンカーの冷却速度を調整するセメント組成物の水和熱低減方法。 (もっと読む)


【課題】単純な工程を経ることで、ダスト処理時における固液分離した後のカリウムや塩素を主成分とする洗浄ろ液中の重金属濃度と硫酸イオン濃度を効率的に低減し得る。
【解決手段】重金属を含むダスト30と水31とを混合してスラリー33を調製する工程32と、スラリー33に炭酸ガス34を吹き込みスラリーのpHを10〜12に調整する工程36と、スラリー33塩化カルシウム37を添加して重金属を水酸化物又は炭酸塩の形態で沈殿させ、かつ硫酸イオンを除去する工程38と、塩化カルシウムを添加したスラリーを静置して炭酸塩との共沈効果により水に溶解して残留している重金属を更に沈殿させる静置工程39と、静置工程の静置物をろ液41と残渣42とに固液分離する固液分離工程43とを含むダスト処理方法である。
【選択図】図
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【課題】アスベスト含有廃材無害化処理した処理液の中和処理後の濾液の排水処理費用を低減し、更に、該中和濾液をアスベスト含有廃材の無害化処理に再利用することができるとともにセメント原料としても利用することができる、アスベスト無害処理中和濾液の利用方法を提供する。
【解決手段】アスベスト含有廃材を塩酸およびフッ素を含む化合物を含む処理溶液で該廃材中のアスベストを無害化処理し、得られた処理廃液に消石灰を添加することで該処理液を中和し、生じた沈殿物を濾過して得られた中和濾液に硫酸を添加して濾過し、得られた固形分をセメント原料として再利用するとともに、濾液をアスベスト含有廃材の無害化処理溶液として再利用する、アスベスト無害化処理中和濾液の再利用方法である。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材の無害化処理システム全体のコスト低減を図ることができ、該無害化処理において生じた材料の再利用を有効に図ることができる、アスベスト含有廃材の処理方法を提供する。
【解決手段】アスベスト含有廃材を鉱酸及びフッ素を含む化合物溶液を用いてアスベストを無害化処理し、次いで濾過して固液分離し、濾液をアスベスト含有廃材の前記無害化処理に再利用するとともに、固体残分にアスベスト残存分析を行い、該分析の結果、アスベストが残存している場合には当該固体残分について再度前記無害化処理を行い、またアスベストが残存していない場合には当該固体残分をアルカリで中和して、生じた固体分をセメント原料として再利用する、アスベスト含有廃材の処理方法である。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材を短時間で十分に無害化処理するとともに、該処理後の廃液を有効に利用して、セメント用の原料に再利用することができる、アスベスト含有廃材の処理方法を提供する。
【解決手段】アスベスト含有廃材を鉱酸溶液で処理し、次いでフッ素を含む化合物溶液を添加して該廃材中のアスベストを無害化処理し、得られた処理廃液をアルカリで中和して沈殿物を生成し、得られた沈殿物をセメント原料として再利用する。 (もっと読む)


【課題】水溶性Cr(VI)の溶出を十分に抑制できるとともに、廃棄物を有効利用することが可能であり、良好な流動性を有するセメント組成物及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明に係るセメント組成物は、セメントクリンカーと石膏とを含むものであり、セメントクリンカーは、ボーグ式換算でCS量が47〜58質量%、CA量が11〜13質量%及びCAF量が6〜9質量%であり且つ全Cr量が10〜60mg/kgであり、当該セメント組成物の全質量を基準とするSO量が2.0質量%より多いことを特徴とする (もっと読む)


【課題】粉粒体から障害物質を効率的に除去するとともに、難溶性の炭酸塩が析出してスケールによる配管の詰まりやポンプの故障等の虞を低減することができる粉粒体処理システムを提供する。
【解決手段】
粉粒体を洗浄しながら微粒物と中粒物に分級する湿式選別手段2から排出された微粒物と洗浄排水を固液分離する微粒物分離手段4と、微粒物分離手段4で固液分離された洗浄排水を湿式選別手段2へ返送する第一の循環経路3と、湿式選別手段2で分級された中粒物を再洗浄する再洗浄手段5から排出された洗浄排水を再洗浄手段5へ返送する第二の循環経路7と、再洗浄手段5に新規水を供給する新規水供給経路8と、再洗浄手段5から排出された洗浄排水の一部を、洗浄水として第一の循環経路3に供給する洗浄排水供給経路9と、湿式選別手段2から排出された洗浄排水に含まれる特定物質を除去するための炭酸イオンを生成する炭酸イオン生成手段6を備える。 (もっと読む)


【課題】水溶性Cr(VI)の溶出を十分に抑制できるとともに、廃棄物を有効利用して製造することが可能なセメントクリンカー及びその製造方法、並びに、セメント組成物を提供すること。
【解決手段】本発明に係るセメントクリンカーは、ボーグ式換算でCS量が47〜58質量%、CA量が11〜13質量%及びCAF量が6〜9質量%であり且つ全Cr量が10〜60mg/kgであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強度発現性が向上したセメントクリンカ、その製造方法、および水硬性セメントを提供する。
【解決手段】本発明は以下のセメントクリンカ、セメントクリンカの製造方法および水硬性セメントを提供する。
(1)ストロンチウムを0.1〜1.0質量%含むセメントクリンカ。
(2)バリウムを0.1〜1.0質量含む上記のセメントクリンカ。
(3)セメントクリンカ原料の一部として、クリンカ1t当たりブラウン管パネルガラスを3kg以上40kg未満を用いて焼成する上記(1)または(2)のセメントクリンカの製造方法。
(4)セメントクリンカ原料の一部としてクリンカ1t当たりブラウン管パネルガラスを40kg以上80kg以下および塩素含有化合物を用いて焼成する上記(1)または(2)のセメントクリンカの製造方法。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチック等の樹脂系廃棄物をセメント焼成用の燃料として利用しながら、セメント焼成工程において効率よくNOxを低減する。
【解決手段】ポリアミド系樹脂又は/及びユリア樹脂を50質量%以上含む廃プラスチックをセメントキルン4の窯尻部14又は/及び仮焼炉3に投入し、ポリアミド系樹脂及びユリア樹脂以外の樹脂を90質量%以上含む廃プラスチックをセメントキルン4の窯前バーナー4aより吹き込む。ポリアミド系樹脂の燃焼によりアンモニアが発生し、ユリア樹脂の燃焼により尿素が発生し、アンモニア及び尿素は、800〜1000℃程度の燃焼ガスに混合させることで無触媒脱硝剤として機能するため、樹脂の種類によって利用位置を選定しない従来に比較して、無触媒脱硝剤としての尿素の消費量を削減することができる。 (もっと読む)


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