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国際特許分類[C07C409/08]の内容

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【課題】非水溶性物質の析出による装置の閉塞等の問題を防止することができ、長期にわたる安定運転が可能であるという優れた特徴を有する水溶性物質を含む水溶液の取り扱い方法、アルキルベンゼンヒドロペルオキシド類の製造方法およびヒドロキシベンゼン類の製造方法を提供する。
【解決手段】経時的に非水溶性物質に変化する水溶性物質を含む水溶液を非水溶性有機溶媒と接触させて、該水溶性物質を抽出することにより非水溶性有機溶媒中に移動させる工程を含む、経時的に非水溶性物質に変化する水溶性物質を含む水溶液の取り扱い方法。 (もっと読む)


アルキル芳香族化合物を対応するヒドロペルオキシドに酸化するための方法において、アルキル芳香族化合物を含む供給原料が環状イミドを含む触媒の存在下で酸素含有ガスと接触させられる。その接触は約90℃〜約150℃の温度で行なわれ、環状イミドが供給原料中のアルキル芳香族化合物の約0.05質量%〜約5質量%の量で存在し、触媒がアルカリ金属化合物を実質的に含まない。その接触が前記供給原料中のアルキル芳香族化合物の少なくとも一部を対応するヒドロペルオキシドに酸化する。 (もっと読む)


【課題】芳香族アルコール、芳香族アルデヒド等の部分酸化物を、簡便且つ安価に製造する方法を提供すること。
【解決手段】一般式(1)で表される化合物の存在下、α位に水素を有するアルキルベンゼン化合物と酸化剤とを接触させ、アルキルベンゼン化合物のα位の酸化により芳香族アルコール、芳香族アルデヒドおよび芳香族ケトンから選ばれる少なくとも1種の含酸素芳香族化合物を生成させる。
MX (1)
[式中、Mはアルカリ土類金属を示し、Xはハロゲンおよび/またはカルボン酸から1個の水素を除いた残基を示す。] (もっと読む)


アルキルベンゼンヒドロペルオキシドの製造方法において、(i) sec-ブチルベンゼン、(ii)全供給原料の10質量%より大きい量のクメン及び(iii) 全供給原料の20質量%までの量のイソ-ブチルベンゼン及びtert-ブチルベンゼンの少なくとも一種を含む供給原料を下記の一般式(I)の環状イミドを含む触媒の存在下で酸素含有ガスと接触させる。その接触をsec-ブチルベンゼン及びクメンをそれらの関連ヒドロペルオキシドに変換する条件下で行なう。


[式中、R1 及びR2 の夫々は独立に1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビル基及び置換ヒドロカルビル基、又は基SO3H、NH2、OH、及びNO2 或いは原子H、F、Cl、Br、及びIから選ばれ、但し、R1及びR2 が共有結合により互いに結合し得ることを条件とし、Q1及びQ2 の夫々は独立にC、CH、N及びCR3から選ばれ、X及びZの夫々は独立にC、S、CH2、N、P及び周期律表の4族の元素から選ばれ、YはO又はOHであり、kは0、1、又は2であり、lは0、1、又は2であり、mは1〜3であり、かつR3 はR1についてリストされたもののいずれかであってもよい] (もっと読む)


【課題】アルキルベンゼンを含酸素ガスで酸化することによるアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを製造する方法であって、アルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを経済的に高収率で得られる方法を提供する。
【解決手段】0.01〜10ミリモル/キログラムのフェノール類を含有するアルキルベンゼン溶液を含酸素ガスで酸化するアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドの製造方法であって、該アルキルベンゼン溶液中に一般式(I)で表される化合物を含み、かつ該アルキルベンゼン溶液中のフェノール類に対する一般式(I)で表される化合物の比が0.4モル/モル以上であるアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドの製造方法。


(式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、独立に、水素原子、アルキル基又はアリール基を示し、これらは互いに結合して非芳香族性の環を形成してもよい。) (もっと読む)


【課題】液体が連続相を形成し、気体が分散相を形成する気液混合流体が上向きに流通する塔内において気体を液体中に効率的に分散させることができ、よって気体と液体の十分な接触を実現することができ、かつ製造時の加工が比較的容易であるという特徴を有する気液分散装置及び気液分散装置を用いる気液分散方法を提供することができる。
【解決手段】下記の条件を満足する気液分散装置
(A):板状物は一以上の気液通過孔を有すること
(B):導通管の一端は板状物の下面において気液通過孔に接続されること
(C):導通管の側面には一以上の気体通路が設けられていること
(D):導通管の下部には一以上の液体通路が設けられていること
(E):導通管の下部先端の構造が、気体の流入を妨害する構造であること (もっと読む)


【課題】有機過酸化物の製造方法であって、酸化油中の副生有機酸を中和除去するにあたり、アルカリ排水量を少なくでき、さらに目的の過酸化物のアルカリ分解を抑制できる有機過酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記の工程を含み、有機酸中和工程に供給されるアルカリ水溶液中の炭酸ナトリウム濃度が0.1〜20重量%であり、かつ水酸化ナトリウム濃度が0.1〜10重量%である。
酸化反応工程:有機物を酸素含有ガスで酸化して有機過酸化物と副生有機酸を含む酸化油を得る工程
有機酸中和工程:アルカリ水溶液と酸化反応工程で得られた酸化油を接触させることにより酸化油に含まれる副生有機酸が中和除去された酸化油を得る工程 (もっと読む)


炭化水素を対応するヒドロペルオキシド、アルコール、ケトン、カルボン酸又はジカルボン酸に酸化するための方法において、炭化水素が一般式(I):


(式中、R1 及びR2 の夫々は独立に1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビル基及び置換ヒドロカルビル基、もしくは基SO3H、NH2、OH及びNO2、又は原子H、F、Cl、Br及びIから選ばれ、但し、R1 及びR2 が共有結合を介して互いに結合し得ることを条件とし、Q1 及びQ2 の夫々は独立にC、CH、N及びCR3から選ばれ、X及びZの夫々は独立にC、S、CH2、N、P及び周期表の4族の元素から選ばれ、YはO又はOHであり、kは0、1、又は2であり、lは0、1、又は2であり、mは1〜3であり、かつR3 はR1 についてリストされた物のいずれかであってもよい)
の環状イミドを含む触媒の存在下で酸素含有ガスと接触させられる。その接触が酸化された炭化水素生成物及び未反応の前記式(I)のイミド触媒を含む流出物を生じ、その流出物が固体吸収剤で処理されて未反応のイミド触媒の少なくとも一部を除去し、前記の酸化された炭化水素生成物を含む処理された流出物を生じる。次いで有機相が回収し得る。 (もっと読む)


シクロヘキシルベンゼンの製造方法において、ベンゼン及び水素をヒドロアルキル化条件下で触媒と接触させてシクロヘキシルベンゼンを含む流出物を製造する。その触媒はモレキュラーシーブ、前記モレキュラーシーブとは異なる無機酸化物及び少なくとも一種の水素化金属の複合材料を含み、前記水素化金属の少なくとも50質量%がその無機酸化物で担持されている。 (もっと読む)


【課題】アルキル芳香族炭化水素を弱アルカリ性水溶液の存在下に酸素含有気体と接触させてアルキル芳香族炭化水素を酸化反応に付すことにより芳香族ヒドロペルオキシドを製造する方法であって、分解劣化が懸念される有機化合物を存在させる、あるいは、取り扱いの困難な固体触媒を添加するといった問題を伴うことなく、高い反応速度を得るための安定でかつ実用性に優れた比較的簡便な方法によりアルキル芳香族炭化水素を目的物である芳香族ヒドロペルオキシドに変換することができるという優れた特徴を有する芳香族ヒドロペルオキシドの製造方法を提供する。
【解決手段】酸化反応時又は酸化反応後の反応液から得られる水層を金属銅と接触させることにより該金属成分を該水層中に溶解させ、該溶解させた水層を上記酸化反応用の水溶液の一部又は全部として用いる芳香族ヒドロペルオキシドの製造方法。 (もっと読む)


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