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国際特許分類[C07C63/26]の内容

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カルボン酸を精製する方法及び装置を開示する。粗製カルボン酸を含む混合物を選択的結晶化溶媒と接触させて、カルボン酸と選択的結晶化溶媒の塩混合物のスラリーを形成する。塩混合物を回収し、遊離カルボン酸を回収するために任意選択で処理する。本発明のこの方法及び装置はテレフタル酸など芳香族ジカルボン酸を精製するのに特に適している。本発明はまた、粗製フタル酸中のカルボキシベンズアルデヒド異性体による汚染を、カルボキシベンズアルデヒドを相当するフタル酸に酸化することにより減少させる。
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【課題】大流量の液々抽出を、運転範囲が広く効率的で簡易な方法により実施する方法、特に、高純度テレフタル酸を製造する装置から発生する50t/hrを超える廃水からの
有用成分を抽出する場合において有用になる方法を提供する。
【解決手段】廃水と廃水から目的とする成分を抽出するための抽出剤とを、それらを混合する構造をもった配管に流して混合した後、混合液を重力を利用して減速しながら容器に供給し、静置して液々分離することを特徴とする液々抽出方法。 (もっと読む)


本発明は、高純度テレフタル酸(PTA)を調製する方法であって、反応器内の水性媒質中に粗テレフタル酸(CTA)を溶解させ;水素化触媒を用いて、約260〜320℃の温度およびゲージ圧で約1100〜1300psi(約7.6〜9.0MPa)の圧力でCTAを水素化し;蒸発冷却せずに、溶液の温度を約160℃まで低下させることによって、反応器中のテレフタル酸を結晶化させ;反応器の内容物を濾過ユニットに移送し;約140〜160℃の温度およびゲージ圧で約40〜100psi(約280〜690kPa)、好ましくは80〜100psi(約550〜690kPa)の圧力で、内容物を濾過して、濾過ケーキを得て;得られた濾過ケーキを、濾過ユニット内において約140〜160℃の温度の水で洗浄し;濾過ケーキを乾燥させる各工程を有してなる方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、不均一触媒と溶媒としてのp−キシレンとの存在下に出発物質と酸素とを反応させて、テレフタル酸(TPA)の溶液を製造することによって、テレフタル酸を作る方法に関する。該出発物質はp−キシレン、p−トルイル酸、4−カルボキシベンズアルデヒド、またはこれらの任意の2以上の混合物である。酸性溶媒を使用し、TPAが生成されたときにそれを沈降させる従来の製造方法とは対照的に、反応の際に固形のTPAは生成されない。TPAを製造するために使用される慣用の製造方法の多くの欠点を、生成の際のTPAの直接沈降を回避することによって、本発明の方法は解消する。特に、本発明の方法は、反応副生成物を除去するための追加の精製段階を必要としない。すなわち、1段階プロセスで出発物質から直接、フィルムグレードTPAが得られることができる。 (もっと読む)


【課題】テレフタル酸の水スラリーを高温高圧で取り扱う場合において、最大の問題点である結晶析出その他の固形物の堆積、又はこれに伴うスラリー輸送配管の閉塞を抑制し、スラリー輸送配管、弁などの装置を連続運転可能な状態に保つ連続的なスラリー送液方法を提供するものである。
【解決手段】送液用の開閉可能な減圧弁があるスラリー輸送配管を介して少なくとも2つ以上の連続槽型反応槽が直列に接続され、該減圧弁の上流側のスラリー輸送配管に洗浄水供給配管及び洗浄水流量調整弁を接続した構造を持つテレフタル酸製造設備において、高温高圧下で水とテレフタル酸からなるスラリーを一の連続槽型反応槽から他の連続槽型反応槽へ輸送するにあたり、スラリーを連続的に供給しながら、該連続槽型反応槽間を接続しているスラリー輸送配管に接続された洗浄水供給配管にある洗浄水流量調整弁を調整し、洗浄水を定期的に供給しながら、洗浄水流量を変化させることを特徴とするスラリーの送液方法によって解決することができる。 (もっと読む)


カルボン酸、典型的にはテレフタル酸、の合成で生成する酸化剤パージストリームからの不純物の除去と母液及び洗浄濾液の回収に関するプロセスを開示する。更に詳しくは、プロセスは、酸化剤パージストリームから不純物を除去し、母液及び洗浄濾液を回収する工程及びその後母液及び又は洗浄濾液を酸化ゾーンに送る工程を含む。 (もっと読む)


【課題】
結晶性状が良好で低不純物の直接重合用テレフタル酸を製造する精製テレフタル酸水溶液からの晶析方法を得る。
【解決手段】
p−キシレンを液相酸化して得られた粗テレフタル酸を水に溶解して触媒の存在下で水素化精製し、該精製水溶液を直列に連結した5段からなるフラッシュ蒸発による冷却式の晶析槽にて段階的に冷却・晶析させて精製テレフタル酸を回収する方法において、各晶析槽の操作温度を水素化精製反応に供給される粗テレフタル酸のスラリー濃度との下記相関式で近似される温度に制御する。
Tn=(0.9958*N^3−8.4268*N^2−6.8726*N
+239.89+S*C)±2.5
Tn:各晶析槽の操作温度(℃)
C :粗テレフタル酸の濃度(wt%)
N :晶析槽の段数値(高温側晶析槽から1,2,3,4,5)
S :各晶析槽における係数(第1段 1.48,第2段,第3段,第4段,第5段 1.19) (もっと読む)


被酸化性化合物の液相酸化をより効率的で且つ経済的に実施するための最適化方法及び装置が開示される。このような液相酸化は、比較的低温で高効率の反応を実現する気泡塔型反応器中で実施される。被酸化性化合物がp−キシレンであり且つ酸化反応からの生成物が粗製テレフタル酸(CTA)である場合には、このようなCTA生成物は、CTAが従来の高温酸化方法によって生成されたならば使用されたであろう方法よりも経済的な手法によって精製及び分離することができる。
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被酸化性化合物の液相酸化をより効率的で且つ経済的に実施するための最適化方法及び装置が開示される。このような液相酸化は、比較的低温で高効率の反応を実現する気泡塔型反応器中で実施される。被酸化性化合物がp−キシレンであり且つ酸化反応からの生成物が粗製テレフタル酸(CTA)である場合には、このようなCTA生成物は、CTAが従来の高温酸化方法によって生成されたならば使用されたであろう方法よりも経済的な手法によって精製及び分離することができる。
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被酸化性化合物の液相酸化をより効率的で且つ経済的に実施するための最適化方法及び装置が開示される。このような液相酸化は、比較的低温で高効率の反応を実現する気泡塔型反応器中で実施される。被酸化性化合物がp−キシレンであり且つ酸化反応からの生成物が粗製テレフタル酸(CTA)である場合には、このようなCTA生成物は、CTAが従来の高温酸化方法によって生成されたならば使用されたであろう方法よりも経済的な手法によって精製及び分離することができる。
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