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国際特許分類[C07C63/26]の内容

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【課題】熱交換器内でのテレフタル酸のスケール生成およびその成長による詰まりの発生を防止して高濃度の粗テレフタル酸水溶液を形成し、水素添加反応を効率よく行ない、これによりPTAを効率よく製造することができる高純度テレフタル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】上記製造方法は、(I)パラキシレンの液相酸化によって得られる粗テレフ
タル酸と水とを混合して粗テレフタル酸スラリーを形成する工程、(II)該粗テレフタル酸スラリーを複数の熱交換器で段階的に加熱して溶解させ粗テレフタル酸水溶液を形成する工程、(III)該粗テレフタル酸水溶液を水素添加処理する工程、(IV)水素添加後の
テレフタル酸水溶液を複数の晶析槽で段階的に降圧冷却してテレフタル酸を晶析させる工程、(V)得られたテレフタル酸スラリーを固液分離する工程を含む高純度テレフタル酸
の製造方法において、前記工程(II)において、温度が200℃以下の粗テレフタル酸スラリーの熱交換器内における流速が1.7m/秒以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長時間使用による水素添加用触媒の活性低下を抑制して触媒交換頻度を低減し、触媒コストを削減できる高純度テレフタル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】上記高純度テレフタル酸の製造方法は、(I)パラキシレンの液相酸化によって得られる粗テレフタル酸と水とを混合して粗テレフタル酸スラリーを形成する工程、(II)該粗テレフタル酸スラリーを加熱溶解して粗テレフタル酸水溶液を形成する工程、(III)該粗テレフタル酸水溶液を水素添加処理する工程、(IV)水素添加後のテレフタ
ル酸水溶液からテレフタル酸を晶析させる工程、(V)得られたテレフタル酸スラリーを固液分離する工程を含む高純度テレフタル酸の製造方法において、前記工程(I)で粗テレフタル酸と混合する水に含まれる微生物類の含有量を、RION計測値(1〜10μm)基準で4000個/g以下に調整することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、二または三置換ベンゼンまたはナフタレン化合物の液相酸化により芳香族ポリカルボン酸を調製する方法であって、反応区域においてカルボン酸溶媒。金属触媒および促進剤の存在下で芳香族化合物を酸化剤と接触させる工程を有してなり、促進剤が、有機陽イオンおよび臭化物またはヨウ化物陰イオンを含むイオン性液体である方法に関する。この方法の利点としては、そうでなれば、促進剤としてのハロゲン含有化合物に関連する重大な腐食問題なく、高い転化率が挙げられる。この方法では、プロセス設備に特別な耐腐食性材料または内張を使用する必要なく、それゆえ、投資費用とメンテナンス費用の節約を提示し、プラントの信頼性を増す。本発明の方法は、p−キシレンからのテレフタル酸の製造に特に適している。 (もっと読む)


本発明は、金属または金属塩と有機化合物を溶媒存在下で所定の前処理操作により結晶各を形成させた後、水熱またはソルボサーマル合成反応の熱源として従来の電気加熱の代わりにマイクロ波を照射して、有機化合物リガントが中心金属に結合して、広い表面積と分子散ずまたはナノサイズの細孔を有する、鉄を含んだ多孔性有機−無機ハイブリッド体を製造する製造方法に関する。他の態様では、本発明の製造方法は、さらに得られた多孔性有機−無機ハイブリッド体を無機円で処理して精製する工程を含む。特に、本発明の製造方法は、フッ酸を使用してことを特徴とする。
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【課題】さらに緩和した反応条件でも酸化反応速度が向上するうえ、反応の転換率とPTAの選択度および収率などが全て著しく向上する有機酸またはその誘導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】Co/Br、Mn/Br、Co/Mn/Br、Co/Mn/M/Brの中から選択されたMC型均一触媒、および酸素分圧が30〜40%に調節されたO2/CO2混合気体酸化剤を用いて炭化水素基質を酸化処理して有機酸またはその誘導体を製造する方法を提供する。 (もっと読む)


反応容器の上方部分(ヘッドスペース領域)に配置されたスリンガーを含む気液相反応器装置。スリンガーは、反応器容器のまわりに液体を効果的に分配する、湾曲した形状で外側へ放射状に延びる複数の垂直に立った羽根を含む上方水平面を含む。気液相反応器装置を用いて酸化反応を行う方法も開示する。開示された反応器装置および方法は広範囲の用途を有するが、テレフタル酸の製造に特に適している。 (もっと読む)


富化ゾーンに於いて、カルボン酸を含む組成物を富化供給物と接触させて、富化されたカルボン酸組成物を形成することによって製造された、富化されたカルボン酸組成物の製造方法が提供される。本発明は、また、カルボン酸組成物から触媒を除去して、触媒除去後組成物を製造する方法及び得られる組成物に関する。
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【課題】固液混合流体が液面を所定のレベルに保ちながら貯留される貯留槽から、当該流体を固液分離するための分離機へ当該流体を輸送する配管内における完全閉塞などのような強固な詰まりの発生を抑制し、長期的に安定した輸送状態で装置を運転可能な流体輸送用配管の閉塞検知システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る流体輸送用配管の閉塞検知システムは、前記貯留槽における前記流体の液面レベルを検知する液面レベル検知装置と、前記配管の途中に設けられ、前記液面レベル検知装置からの信号に基づいて弁開度を調節する制御弁と、前記制御弁の弁開度と、前記分離機の運転状態を示すモータの電流値とからなる入力値を、予め設定された条件と比較して、前記配管内において閉塞が進行しているか否かを判別する閉塞検知装置と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


臭素の不存在下において少なくとも80%の芳香族供給原料の酸化芳香族誘導体への転化率及び少なくとも80%の芳香族カルボン酸への選択率で芳香族供給原料を酸化する活性を有する臭素を含まない金属触媒組成物の存在下において、芳香族供給原料及び水を含む液体反応混合物を酸素と接触させることによって少なくとも1種類の芳香族カルボン酸を製造する方法を開示する。この方法は、水中において、臭素を用いずに、芳香族カルボン酸製造のための従来のプロセスと実質的に同等の温度及び滞留時間で、従来のプロセスよりも少ない全燃焼、及び同等か又はより多い生成物への収率で運転される。 (もっと読む)


置換芳香族供給材料を、置換芳香族供給材料の芳香族カルボン酸誘導体を含む酸化生成物に転化させるための触媒組成物は、パラジウム成分、アンチモン成分及び/又はビスマス成分、及び第4、5、6、又は14族の金属又はメタロイド成分の1種類以上を含む組み合わせを含む。置換芳香族供給材料を酸化する方法は、かかる触媒組成物の存在下において、供給材料を液体反応混合物中で酸素と接触させることを含む。 (もっと読む)


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