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国際特許分類[C07C63/26]の内容

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【課題】後段側の熱交換器からも温度の高い蒸気を発生させることができ、また蒸気回収割合を多くすることができる熱回収方法を提供する。
【解決手段】反応塔10からの塔頂流A(0)が第1熱交換器1、第2熱交換器2、予熱器20、第3熱交換器3、第2の予熱器30及び第4熱交換器4の1次側を順次に流通する。第1及び第3熱交換器の2次側には吸熱媒体として水が導入され、水蒸気Steam(1),(3)が発生する。第4熱交換器4では、2次側に水が導入され、温水HWが取り出される。第2の予熱器30の2次側に水が導入され、この第2の予熱器30から取り出された温水が第1の予熱器20の2次側に導入され、第1の予熱器20から取り出された温水が第2熱交換器2の2次側に導入され、第2熱交換器2から水蒸気Steam(2)が取り出される。 (もっと読む)


【課題】未反応出発材料、溶媒、副反応生成物及び/又は他の望ましくない材料から選択される不純物も含んでいる粗製テレフタル酸の液体分散液から粗製テレフタル酸を精製する方法及び装置を提供する。
【解決手段】分散液を濾過して粗製テレフタル酸フィルターケーキ(F−1)を形成し、このフィルターケーキを高温で選択的結晶化溶媒に溶解して溶液(T−3、T−4)を形成し、結晶化溶媒の溶液から精製テレフタル酸を溶液(S−1)の温度を下げることによって結晶化させ、結晶化した精製テレフタル酸を溶液(F−2)から分離する段階を含む方法とする。本発明によれば、選択的結晶化溶媒は非水性、非腐食性であり、本質的にテレフタル酸と反応しない。選択的結晶化溶媒はN−メチルピロリドンであるのが好ましい。この方法及び装置は、商業的に魅力ある割合で、かつ資金が少なくかつ単純化した工程で済む余り厳密でない操作条件でポリエステル樹脂及び他の生成物の形成に用いるのに望ましい純度の精製テレフタル酸を生成する。 (もっと読む)


カルボン酸を回収する方法を開示する。該方法は、水、結晶化カルボン酸(例えばテレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸)および不純物を含む液体スラリーを、高圧ロータリーフィルターに導入するステップ;前記スラリーをろ過し、そして固体部分のうち少なくとも幾らかかを収集するステップ;収集した固体部分を、温度制御システムを含むロータリーバルブに通すステップ;ロータリーバルブ内の温度を温度制御システムで制御するステップ;および固体部分をロータリーバルブから取出すステップ;を含む。ロータリーバルブは、バルブケースおよびローターを含み、そして温度制御システムはバルブケースとローターとの間の温度差を制御する。 (もっと読む)


【課題】Coを含み、優れたガス吸蔵能力を示す酢酸銅(II)・一水和物型二核構造金属錯体を提供する。
【解決手段】先ず、Co(II)塩又はその水和物の水溶液と、1,4−ベンゼンジカルボン酸のピリジン溶液とを同一容器に収容し、前記塩又はその水和物と前記1,4−ベンゼンジカルボン酸とを反応させることでCo(p−OOC−C64−COO)(NC553(H2O)3を合成する。次に、このCo(p−OOC−C64−COO)(NC553(H2O)3を1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタンとともに同一溶媒に溶解して溶液を調製し、この溶液を所定温度に保持することで両者を反応させる。これにより、Co(II)(p−OOC−C64−COO)(DABCO)0.5が得られるに至る。 (もっと読む)


【課題】アルキル芳香族炭化水素を溶媒中で酸化して芳香族カルボン酸のスラリーを得、加圧状態のまま固液分離する芳香族カルボン酸の製造方法において、スラリーや母液、洗浄排液の移送工程が意図に反して停止することを防ぐ。
【解決手段】加圧状態の反応器内において、溶媒中でアルキル芳香族化合物を酸化して芳香族カルボン酸を生成させる工程、及び前記芳香族カルボン酸及び溶媒を含むスラリーを前記反応器から抜き出した後、固液分離装置にて加圧状態で固液分離を行い、芳香族カルボン酸ケーキ及び母液を得る工程、を少なくとも含む芳香族カルボン酸の製造方法であって、前記反応器から前記スラリーとともに抜き出されたガスの排出を行う芳香族カルボン酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】超臨界または亜臨界状態を形成することなく実現容易な条件でポリエチレンテレフタレート樹脂を含む製品を加水分解処理する。
【解決手段】ポリエチレンテレフタレート樹脂の分解回収方法であって、加水分解処理と、分別回収処理とを有し、加水分解処理は、ポリエチレンテレフタレート樹脂を含む被処理物を、ポリエチレンテレフタレート樹脂の融点温度以下の処理温度条件下で、その処理温度における飽和水蒸気圧の圧力で満たされた水蒸気雰囲気内に曝露させ、その処理温度で発生した飽和水蒸気によって被処理物中に含まれるポリエチレンテレフタレート樹脂を加水分解し、ポリエチレンテレフタレート樹脂の重合前の分解生成物を生成させる処理であり、分別回収処理は、加水分解処理による分解生成物を気体または液状成分と、固形成分とに分別してそれぞれ別個に回収する処理である。 (もっと読む)


置換芳香族供給材料を置換芳香族供給材料の芳香族カルボン酸誘導体を含む酸化生成物に転化させるための触媒組成物は、パラジウムを、アンチモン、ビスマス、及び金の少なくとも1つ、並びに場合によっては、芳香族カルボン酸への酸化に関するパラジウム、及びアンチモン、ビスマス、又は金の活性又は選択性を促進させるのに有効な更なる金属又はメタロイド成分と組み合わせて含む。置換芳香族供給材料を酸化する方法は、供給材料を、かかる触媒組成物の存在下、液体反応混合物中で酸素と接触させることを含む。 (もっと読む)


【課題】棚段を必要としないシンプルな構造の置換塔を用いる方法であって、高い置換効率を維持しながら安定に運転を継続する、品質のよい、特に色相値の低い高純度テレフタル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】具体的には、第一分散媒およびテレフタル酸結晶を含有するスラリー(以下、原スラリーと称する。)の分散媒を、置換塔を用いて置換する置換工程を含有するテレフタル酸の製造方法において、
該置換塔内部の混合液が、上部領域[原スラリー導入口より上の領域。]、中間部領域[原スラリー導入口から後記境界領域の上面までの領域。]、境界領域[中間部領域と後記下部領域の間の領域。]、および下部領域[境界領域下面より下の領域。]を構成しており、且つ一定条件を満たし、
該置換塔の上部領域下面から原スラリーを導入し、第二分散媒を該置換塔の下部領域へ導入し、該置換塔の上部領域から主に第一分散媒を抜き取りながら、該置換塔の下部領域からテレフタル酸結晶および第二分散媒を含有する置換スラリーを抜き取る操作を下記条件(4)に従いながら行なう、前記置換工程を含有するテレフタル酸の製造方法。
条件(4):15≦X≦500
[式中、Xは境界領域における単位高さ当たりのテレフタル酸含有量の変化量(質量%/m)を表す。] (もっと読む)


【課題】酸化剤として分子状の酸素を用い、原料の無駄が少なくて環境問題を引き起こすおそれも少なく、適用可能な基質が広範囲なカルボン酸の製造方法を提供すること。
【解決手段】1級アルカノール、2級アルカノール、置換基を有してもよいアルキル基又は置換基を有してもよいアルケニル基が芳香環に結合した芳香族化合物、及びベンジル位に水酸基を有するアルコール、のいずれかを反応基質とし、三環以上の多環式芳香族化合物の存在下で光を照射しながら酸素と接触させる。 (もっと読む)


【解決手段】 50重量%未満のパラジウムが深さ50ミクロンまでの表層中に含まれ、残りが深さ50から400ミクロンの表層中に含まれる活性炭に担持された金属パラジウムからなる水素化触媒。触媒は特にp−キシレンの酸化により得られたテレフタル酸を精製するのに使用される。 (もっと読む)


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