説明

国際特許分類[C07C63/26]の内容

国際特許分類[C07C63/26]の下位に属する分類

国際特許分類[C07C63/26]に分類される特許

71 - 80 / 141


臭素の不存在下において少なくとも80%の芳香族供給原料の酸化芳香族誘導体への転化率及び少なくとも80%の芳香族カルボン酸への選択率で芳香族供給原料を酸化する活性を有する臭素を含まない金属触媒組成物の存在下において、芳香族供給原料及び水を含む液体反応混合物を酸素と接触させることによって少なくとも1種類の芳香族カルボン酸を製造する方法を開示する。この方法は、水中において、臭素を用いずに、芳香族カルボン酸製造のための従来のプロセスと実質的に同等の温度及び滞留時間で、従来のプロセスよりも少ない全燃焼、及び同等か又はより多い生成物への収率で運転される。 (もっと読む)


置換芳香族供給材料を、置換芳香族供給材料の芳香族カルボン酸誘導体を含む酸化生成物に転化させるための触媒組成物は、パラジウム成分、アンチモン成分及び/又はビスマス成分、及び第4、5、6、又は14族の金属又はメタロイド成分の1種類以上を含む組み合わせを含む。置換芳香族供給材料を酸化する方法は、かかる触媒組成物の存在下において、供給材料を液体反応混合物中で酸素と接触させることを含む。 (もっと読む)


【課題】晶析工程での降圧冷却により発生する蒸気をより有効に利用し、エネルギー回収効率に優れた高純度テレフタル酸の製造方法の提供。
【解決手段】(I)パラキシレンの液相酸化による粗テレフタル酸をスラリーにする工程、(II)該スラリーを複数の熱交換器で段階的に加熱し粗テレフタル酸水溶液を形成する工程、(III)該水溶液を水素添加処理する工程、(IV)得られた水溶液を複数の晶析槽で段階的に降圧冷却してテレフタル酸を晶析させる工程、(V)得られたスラリーを固液分離する工程を含む高純度テレフタル酸の製造方法であって、工程(II)が、工程(IV)において発生する蒸気を熱交換器に導入してスラリーを加熱する工程と、工程(IV)において発生する蒸気と、該蒸気より高温高圧の蒸気が導入された熱交換器で生成する凝縮液とを含む高温流体を熱交換器に導入して粗テレフタル酸スラリーを加熱する工程を少なくとも1つ含む。 (もっと読む)


易酸化性化合物の液相酸化をより効率的かつ経済的に実施するための最適なプロセスおよび装置を開示する。このような液相酸化は気泡塔反応器内で実施し、高度に効率的な反応を比較的低温で与える。酸化される化合物がパラキシレンであり、酸化反応からの生成物が粗テレフタル酸(CTA)である場合、このようなCTA生成物は、CTAが従来の高温酸化プロセスによって形成された場合に採用できるものよりも経済的な技術により精製および分離できる。
(もっと読む)


【課題】サイズを制御したクラスターを簡便に且つ大量に合成することを可能にする新規な複数金属錯体含有化合物、及びこの化合物の合成のために用いることができる金属錯体を提供する。
【解決手段】1個の金属原子又は複数個の同じ種類の金属原子に配位子が配位してなる金属錯体を、2又はそれよりも多く有する、複数金属錯体含有化合物であって、2又はそれよりも多くの前記金属錯体が、その配位子の一部を置換している多座配位子を介して相互に結合されており、且つ複数金属錯体含有化合物が全体で、2〜1000の金属原子を有する、複数金属錯体含有化合物とする。 (もっと読む)


テレフタル酸をより効率的且つ経済的に製造するための最適化システムを開示する。溶媒精製システムを使用して、溶媒精製供給材料中に存在する少なくとも1種の芳香族不純物を除去する。溶媒精製供給材料の少なくとも約20重量%は、冷却された後蒸解TPA含有スラリーに由来する。
(もっと読む)


本発明は、芳香族化合物の酸化処理において、例えば、酢酸溶媒中におけるキシレンの酸化によるテレフタル酸の調製において、反応炉出口ガスから水を低減する方法に関する。水が第一吸収塔で反応炉出口ガスから除去されるので、脱水塔に流入する水の量が低減される。そのため、脱水塔で水と酢酸を分離するのに必要な蒸気の量が低減され、脱水塔の負荷を低減することができる。さらに、第一吸収塔への反応炉出口ガスの流量を注意深く制御することにより、脱水塔の運転を不要にすることができる (もっと読む)


【課題】 従来技術が有する前述の欠点を解消し、バイオマス由来のカーボンニュートラルな、かつ樹脂の力学特性、耐熱性などを損なうことのない樹脂原料の製造方法及び樹脂とその製造方法の提供すること。
【解決手段】a)バイオマスを原料として製造された燃料を転化触媒と接触させてなる工程;
b)前記工程a)により得られる有機化合物を含む生成物を蒸留、抽出、吸着分離及び結晶化からなる群から選ばれる少なくとも1種の方法により分離させてなる工程;
c)前記工程b)により分離された有機化合物を原料の少なくとも一部として樹脂原料を製造する工程;
からなる、樹脂原料の製造方法。 (もっと読む)


PETを含む供給材料をエタノールと反応させ、エチレングリコール、並びにジエチルイソフタレート及び/又はジエチルテレフタレートのような芳香族ジエチルエステルを回収する、PETのエタノリシス法を開示する。PET、又はテレフタレートモノマー及びエチレングリコールモノマーを含むターポリマーをエタノールと反応させて、エタノール、ジエチルテレフタレート、エチレングリコール、及び場合によってはジエチルイソフタレートを回収する。回収されたジエチル成分は、液相酸化にかけて芳香族カルボン酸を製造することができる。また、回収されたジエチル成分の液相酸化によって酢酸を製造することもできる。芳香族カルボン酸を用いてポリマーを形成することができる。
(もっと読む)


【課題】
初めて酸化反応の進行を安定化させ、品質の安定した製品ジカルボン酸を生産することができ、ならびに省資源化ならびに省エネルギー化された酸化反応を継続することができる芳香族ジカルボン酸の連続製造方法を提供することにある。
【解決手段】
(1)生成ジカルボン酸の分離母液の少なくとも一部を用いて反応溶媒を調製するにあたって、該母液中の触媒濃度を予め測定したのち、フィードフォーワード制御にて(水含有量に関係なく)、酸化触媒の濃度を安定的に調製する。そして、(2)該溶媒と原料芳香族炭化水素との所定量を酸化反応槽に連続して供給して、分子状酸素ガスで酸化反応を行わせ、反応槽凝縮還流液の水濃度の測定と制御を、該凝縮還流液抜き出しの量によって行い、反応系内の水濃度を安定化させて該ジカルボン酸を生産する。また、(3)該酸化反応における温度の安定した保持を圧力により調節し、排ガス中の酸素濃度の安定した保持を酸素含有ガスの供給量により調節する。 (もっと読む)


71 - 80 / 141