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国際特許分類[C07K16/36]の内容

国際特許分類[C07K16/36]に分類される特許

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本発明は、止血を妨害せずに血栓症を抑制するための組成物および方法に関するものである。組成物は、ヒトFXIの重鎖のエピトープ、特にヒトFXIの重鎖のA3ドメインへ結合可能である抗第XI因子モノクローナル抗体(aXIMab)を含む。組成物はまた、モノクローナル抗体のエピトープ結合断片、変異体、および誘導体、これらの抗体組成物を産生する細胞株、ならびに抗体のアミノ酸配列をコードする単離核酸分子も含む。本発明は、医薬的に許容され得る担体中に本発明の抗第XI因子モノクローナル抗体、またはそのエピトープ結合断片、変異体、もしくは誘導体を含む医薬組成物をさらに含む。本発明の方法は、血栓症を抑制する目的でその必要がある対象に上述の組成物を投与すること、血栓症の処置において抗血栓剤の必要な用量を減少させること、転移性癌を処置すること、または急性炎症反応を処置することを含む。 (もっと読む)


抗凝固療法の主要な制限の1つは、治療に関連する出血の危険性、および過剰投薬の場合または緊急外科的処置が必要な場合において、抗凝固活性を迅速に反転させる能力の制限である。したがって、すべての形態の抗凝固療法に対する特異的かつ有効な解毒剤が非常に望ましい。本発明は、第Xa因子を標的とする抗凝固剤に対する解毒剤に関する。解毒剤は、第Xa因子阻害剤と結合してそれを実質的に中和するが、集合してプロトロンビナーゼ複合体を形成しない第Xa因子タンパク質誘導体である。本明細書に記載の誘導体は、内因性の凝固活性を欠くか、それが減少している。本明細書では、現在第Xa因子阻害剤を用いた抗凝固療法を受けている患者において出血を停止または予防する方法を開示する。 (もっと読む)


本発明は、細菌およびウイルス抗原と共に腫瘍抗原および様々な自己抗原が含まれる広く多様な抗原に対するヒトモノクローナル抗体を産生する方法を提供する。同様に、抗体自身、そのような抗体をコードする核酸、そのような抗体を産生する細胞、ならびに感染症および癌などの疾患状態に対する診断アッセイおよび受動免疫のためにそのような抗体を用いる方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】血液凝固阻害抗体を提供する。
【解決手段】in vivoでネイティブヒトTFに高い親和性と特異性で結合するモノクローナル抗体からなる。かかる抗体は、それのみ、またはTF:VIIaコンプレックスの存在下の何れであっても、第X因子がTFまたは該コンプレックスに結合することを妨げるように、ネイティブヒトTFと結合することが可能であり、それゆえ血液凝固を低下させる。ネイティブヒトTFに対して優勢な配座エピトープに特異的に結合できる。 (もっと読む)


【課題】ヒトまたはヒト化モノクローナル抗体ならびにその断片、誘導体およびホモログでありうる。これらは思いがけない「プラトー効果」を示しうるリガンドを提供する。
【解決手段】本発明はリガンドおよびその製造方法ならびに前記リガンドを含む医薬製剤からなる。本リガンドは、因子または因子の複合体に結合し、モル過剰の状態であっても、前記因子または因子複合体の生理学的機能部位の機能を部分的にのみ損ないうる。それゆえ、本リガンドは、出血の危険を最小限に抑えつつ凝固障害および凝固障害に起因する血栓性病態を処置するのに、とりわけ適している。リガンドがモル過剰に存在しても、影響を受ける部位の生理学的機能をいくらか残すためには、本発明のリガンドの性質は特に有用である。 (もっと読む)


ヒト組織因子に対する抗体の変異体は、外因経路を介した血液凝固の予防等の組織因子の生物学的機能を中和する能力を維持しながら、免疫エフェクター細胞によって産生されるエフェクター機能を引き出す能力に対して最適化され、抗体のFc領域の変異によって産生される。変異体は、A330Y、A330I、及びI332Eを含み、I332E変異体は、任意に、A330I(I332Eである第1の置換の場合)、V264I、及びS239Dから選択される第2の置換を更に含み得る。変異体は、Fc領域のグリコシル化を増強するエフェクター機能をもたらす条件下で、抗体変異体の産生による免疫エフェクター細胞によって産生されるエフェクター機能を引き出す能力に対して更に最適化され得る。 (もっと読む)


本発明は、血清アルブミンと結合することができるアミノ酸配列、このようなアミノ酸配列を含む又は本質的にこのようなアミノ酸配列から成る化合物、タンパク質及びポリペプチド、このようなアミノ酸配列、タンパク質又はポリペプチドをコードする核酸、このようなアミノ酸配列、タンパク質及びポリペプチドを含む組成物、特に薬学的組成物、並びにこのようなアミノ酸配列、タンパク質及びポリペプチドの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】抗血液凝固因子モノクローナル抗体に由来する免疫グロブリンH鎖またはL鎖相補性決定領域のアミノ酸配列またはその領域をコードする核酸分子を提供する。
【解決手段】免疫グロブリンH鎖相補性決定領域の3つの可変領域よりなる群より選択されるアミノ酸配列および該免疫グロブリン相補性決定領域をコードする核酸分子、ならびに免疫グロブリンL鎖相補性決定領域の3つの可変領域からなる群より選択されるアミノ酸配列および該免疫グロブリン相補性決定領域をコードする核酸分子。 (もっと読む)


被験者へ治療有効量の抗体又はそのエピトープ−結合フラグメント又は誘導体を投与することを含む、該被験者中の動脈血栓症を予防する方法であって、
該抗体、そのフラグメント又は誘導体は活性化第XIIa因子に特異的に結合し、そして活性化第XIIa因子とその生理学的基質との相互作用を防止するものであるところの方法。 (もっと読む)


アルツハイマー病(AD)は、脳におけるアミロイド-βペプチド(Aβ)の蓄積により特徴付けられる。Aβは、β-およびγ-セクレターゼによりアミロイド前駆体タンパク質(APP)に由来する。アポリポタンパク質E受容体2(ApoER2)は、アポリポタンパク質Eの細胞表面受容体である。ApoER2がX11α/βタンパク質と相互作用すること、およびAPPがX11の存在下でApoER2との会合を形成することが、この研究により示される。ApoEはAβの産生を刺激し、かつApoE4がApoE2またはApoE3よりも多くのAβを産生する点が重要であり、これはApoE4多型を有する個体がADをより発症しやすいことを示した以前の研究と相関する。従って、細胞表面上でのApoEのApoER2への結合は、APPからのAβの生成を刺激する。ApoE-ApoER2相互作用に干渉するアンタゴニストが、ADの処置のために提案される。 (もっと読む)


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