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国際特許分類[C08L1/12]の内容

国際特許分類[C08L1/12]に分類される特許

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【課題】 光学異方性を低く維持しながら、レターデーション調整剤の添加量を低下させることができて、高温環境下でのフィルム寸度安定性が良いセルロースアシレートフィルムを提供し、視野角特性に優れる光学補償フィルム、偏光板などの光学材料、およびこれらを用いた(特に大画面の)液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 波長λnmにおける正面レターデーション値Re(λ)および膜厚方向のレターデーション値Rth(λ)等が、下記式(I)かつ(II)かつ(III)をみたし、平均酢化度が61.0〜62.5であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムとする。
(I)0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25
(II)|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35
(III)0≦ΔRe(630)/m2≦5かつ|ΔRth(630)/m2|≦10
[式中、ΔRe(630)/m2は1m2あたりの面内Reばらつき(単位:nm)であり、
|ΔRth(630)/m2|は1m2あたりの面内Rthばらつき(単位:nm)である] (もっと読む)


【課題】 液晶セル、特にOCBモードの液晶セルを光学的に補償し、コントラストの改善及び黒表示時の視角方向に依存した色づきの軽減に寄与する。
【解決手段】 少なくとも一方向に延伸処理された透明なセルロースアシレートフイルムにおいて、フイルムの厚み方向においてセルロースアシレートの置換度が2.00〜3.00の範囲内で0.05以上変動させ、このセルロースアシレートフイルムを光学補償シートに用いる。 (もっと読む)


【課題】透明基材フィルム上に硬化被膜を設けることによって、低透湿性の透明基材(透明機能性フィルム)を提供する。更には、液晶表示装置等のディスプレイの表示画像品質を長期にわたり高品位に保つことができる偏光子の保護層に好適な透明機能性フィルムを提供する。
【解決手段】特定脂環構造を有する化合物、例えば下記構造の化合物を含む硬化性組成物を透明基材フィルム上に塗布、硬化させて得られた機能性フィルム。
【化1】
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【課題】ドープを移送する際に温度調整を行い、ゲル状物質の発生を防ぐ。
【解決手段】ポリマーとしてTACを用いて、ドープ15を調製する。ドープ15を移送装置30で保温しつつ移送する。移送装置30は、熱媒体36によりドープ15の温度調整を行う。熱媒体36の流路35は、シリンダ31とジャケット34との間に形成される。ジャケット34は、接合用フランジ32,33に取り付けられフルジャケットとなっている。フルジャケット内に熱媒体36を供給し、フランジ32,33の温度はシリンダ31の温度と同一温度になる。このため、移送装置30には低温部分が無く、ドープ15の温度を一定に保持することができる。低温部分で発生する会合体に起因するゲル状物質の発生が防止される。 (もっと読む)


【課題】 微粒子の凝集を抑制したセルロースアセテートフイルムを得る。
【解決手段】 セルロースアシレートと溶媒と微粒子を含むドープにおいて、表面が疎水化処理された微粒子を用いる。前記微粒子の疎水化度はメタノールウェッタビリティ法(MW法)で定量化し、このメタノールウェッタビリティ値(MW値)を微粒子の疎水化度とする。ドープには、MW値が20%以下である微粒子を用いる。ドープを、濾過装置により濾過する。ドープを流延バンド上に流延し、自己支持性を有するものとなった後、湿潤フイルムとして剥ぎ取る。このフイルムを、テンタ内で延伸させながら乾燥後、乾燥室内でさらに乾燥し、製品として巻き取る。 (もっと読む)


【課題】 光学的異方性(Re、Rth)が小さく実質的に光学的等方性であり、さらには光学的異方性(Re、Rth)の波長分散が小さいセルロースアシレートフイルムを提供すること。さらに、視野角特性に優れる偏光板、およびこれらを用いた液晶表示装置を提供すること。さらにそれらを用いた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 Re(λ)およびRth(λ)が、0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25並びに|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35を満たすセルロースアシレートフィルムの製造方法において、流延後支持体から剥離するまでのドープ膜の温度Ta(℃)及び支持体から剥離した後の乾燥中の膜面温度Tb(℃)が、溶剤を含む膜を密閉パンに封入した膜のTg(℃)に対してTg≦Ta≦Tg+30および/またはTg-20≦Tb≦Tg+30であるセルロースアシレートフィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】延伸により得られる熱可塑性フィルムの光学特性を高めることのできる熱可塑性フィルムの製造方法及びその熱可塑性フィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】熱可塑性フィルム16を横延伸する横延伸工程部30は、予熱ゾーンT1、横延伸ゾーンT2、T3、冷却ゾーンT4、T5から成り、横延伸ゾーンT3以降の工程(冷却ゾーンT4、T5)は、ガラス転移温度Tg以下の温度に保持される。予熱ゾーンT1の温度は、冷却ゾーンT4よりも高い温度で、且つ、横延伸ゾーンT2、T3に対して−10℃以上+30℃以下の温度に設定される。 (もっと読む)


【課題】 光学性能に優れたフィルムを形成できるセルロース体組成物を提供する。
【解決手段】 下記一般式(1)で表される化合物を少なくとも1種含有するセルロース体組成物。
一般式(1)
【化1】


(式中、Ar、Arはアリール基または芳香族ヘテロ環を表す。L、Lは−C(=O)O−、または−C(=O)NR−を表す(Rは水素原子またアルキル基を表す。)。Xは下記一般式(2)または一般式(3)を表す。)
一般式(2)
【化2】


(R、R、R、R、R、R、RおよびRはそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。)
一般式(3)
【化3】


(R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17およびR18はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表す。) (もっと読む)


【課題】 面内及び膜厚方向のレターデーションの発現性に優れながら、面状むらの小さな光学フィルム及び偏光板や、輝度むらや色味むらの少ない液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 面内レターデーション値Reおよび膜厚方向のレターデーション値Rthが下記式(I)及び(II)をみたし、かつ支持体上に流延製膜後フィルムを該支持体から剥離した際の揮発性溶剤濃度が25から45質量%の間の最大剥離荷重が0.3N/cm以下であるドープを用いた、幅方向に延伸された光学用セルロースアシレートフィルム、および、このフィルムを用いた偏光板、およびこの偏光板を備えた液晶表示装置とする。
(I) 46≦Re(590)≦200
(II) 70≦Rth(590)≦350
[式中、Re(λ)、Rth(λ)は、それぞれ25℃60%RH波長λnmにおける面内レターデーション値、膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。] (もっと読む)


【課題】 溶液製膜したセルロースアシレートフィルムであって、使用環境による光学的性質の変動が少なく、且つ、斜め方向からの光漏れの少ないセルロースアシレートフィルムおよびその製造方法、並びに、これを用いた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 溶液流延によって形成され、密度が1.230g/cm3〜1.340g/cm3であり、かつ、厚み方向のレターデーション(Rth)が100nm〜800nmであることを特徴とするセルロースアシレートフィルムおよびその製造方法、並びに、これを用いた液晶表示装置。 (もっと読む)


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