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国際特許分類[C09J183/08]の内容

国際特許分類[C09J183/08]に分類される特許

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本発明は、自着性の付加架橋性シリコーン組成物、その製法及びこれから製造されるシリコーンエラストマー及び複合材料に関する。殊にビスフェノールA含有の熱可塑性樹脂へのシリコーン組成物の予期しなかった良好な接着は、接着補助成分、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)、一般式(III)(SiHRO)(SiRO)の環状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(C)及び接着助剤(D)の協働作用によって達成される。接着助剤(D)は、一般式(IV)[式中、R12は、水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アルケニルオキシ基又はアリール基又はアルケニル基、アルコキシ基、グリシジル基、カルボニル基、カルボニルオキシ基、シリルオキシ基又はアルコキシシリル基を含有する一価の有機基であり、この際、基R12の少なくとも1個は、アルケニル基又はアルケニル基を含有する、一価の有機基であり、かつXは、次の基 −(R13−)C(−R13)−、−(O=)S(=O)−、−(O=)S−、−C(O=)S−、−O−(CH−)Si(−CH)−O−、−(CH2)−及び−O−から選択され、この際、R13は、水素原子、ハロゲン原子、又は置換又は非置換のアルキル基、アリール基、アルケニル基又はアルキニル基を表わし、かつsは、少なくとも2の正数であり、かつrは、0又は1を表わす]に相応する。
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【課題】硫黄架橋系ゴムとの接着性に優れる架橋反応性固体表面の製造方法、及び高い接着強度を有する、硫黄架橋系ゴムと固体材料接着物の製造方法を提供する。
【解決手段】一般式(1): [X(YO)3-aSiRZ (1)(式中、X、Yは同じであっても異なっていてもよく、炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基であり、Rは炭素数1〜18のアルキレン基又はフェニレン基であって、アルキレン基には−NH−、−CO−、−O−、−S−、−COO−、−C64−を含んでいてもよい。Zは、−SH、−SCSN(CH32、−SSCSN(CH32、−SCSN(C252、−SCSN(C492、−SCSN(C8172、−SS−、−SSS−、−SSSS−、


である。aは0、1又は2、bは1又は2である。)で表される化合物からなる架橋反応性を示すことを特徴とする分子接着剤による。 (もっと読む)


【課題】金属等に貼着し高温暴露後引き剥がした時に、被着体上にシリコーン成分が認められない感圧接着層を形成可能なシリコーン系感圧接着剤組成物、粘着テープもしくはシートを提供する。
【解決手段】(A)分子式:(R3SiO1/2)4-p(R1R2SiO1/2)p(R2SiO)m(RR1SiO)n(SiO4/2)
Rは一価炭化水素基、R1はアルケニル基、pは平均2〜4、mは1500〜10000、nは0以上、m>n、m+nは1500〜10000)で示され、分子鎖末端に少なくとも平均2個のアルケニル基を有する分岐状オルガノポリシロキサン:100部、(B)R3R22SiO1/2単位(R2はアルキル基であり、R3はアルキル基、アルケニル基、アリール基またはヒドロキシル基)とSiO4/2単位とからなり、モル比が0.6〜1.7であるオルガノポリシロキサンレジン:10〜400部、(C)オルガノハイドロジェンポリシロキサン:HSiとアルケニル基のモル比が1.0〜60となる量、(D)白金系触媒:触媒量からなるシリコーン系感圧接着剤組成物。この組成物の硬化物層を有する粘着テープもしくはシート。 (もっと読む)


【課題】被着体に対して、高い寸法精度で強固に、かつ低温下で効率よく接合することができる接合膜を備えた接合膜付き基材、かかる接合膜付き基材と被着体とを、低温下で効率よく接合する接合方法、および、前記接合膜付き基材と被着体とが高い寸法精度で強固に接合してなる信頼性の高い接合体を提供すること。
【解決手段】本発明の接合膜付き基材は、基板2(基材)と、この基板2上に設けられた接合膜3とを有しており、対向基板4(他の被着体)に対して接合可能なものである。このような接合膜3は、プラズマ重合法により形成されたものであり、シロキサン(Si−O)結合を含みランダムな原子構造を有するSi骨格と、このSi骨格に結合する脱離基とを含む膜である。また、この接合膜3は、紫外線を照射することにより、脱離基がSi骨格から脱離し、これにより接合膜3の表面35に、対向基板4との接着性が発現し得るものである。 (もっと読む)


【課題】厳密な混合比制御を必要とせず、微小な物品に少量の接着剤を適用する場合でも対応が可能となる速硬化性、深部硬化性、接着性良好な縮合硬化型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を用いた接着方法、及びこれにより接着された物品を提供する。
【解決手段】(A)分子鎖両末端水酸基及び/又は加水分解性基封鎖ジオルガノポリシロキサン、
(B)加水分解性基含有シラン及び/又はその部分加水分解縮合物、
(C)C=O基含有有機化合物、
(D)NH2基含有有機化合物
を用いて二つの基材を接着する方法であり、少なくとも一方の基材に(C)又は(D)を含有し、(D)又は(C)を含有しない第一剤を塗布し、次いで(A),(B),(D)又は(A)〜(C)を含有し、(C)又は(D)を含有しない第二剤を上記第一剤塗布面及び/又は第一剤塗布面に対向する基材面に塗布して貼り合わせ、上記第一及び二剤からなる組成物を硬化させて上記両基材を接着させる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物による基材の接着方法。 (もっと読む)


【課題】 その分子内に架橋可能な反応性珪素基を有する硬化性シリコーン系樹脂(B)をベースポリマーとして含有する硬化性樹脂組成物であって、ABSに対する密着性が向上された硬化性樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 その分子内に下記一般式(1)で示される五員環カーボネート基を有する化合物(A)と、その分子内に架橋可能な反応性珪素基を有する硬化性シリコーン系樹脂(B)と、その分子内に1個以上の第一級アミノ基及び架橋可能な反応性珪素基を有するアミノシラン化合物(C)とからなることを特徴とする硬化性樹脂組成物を用いる。
【化1】


・・・(1)
ただし、式中のXは化合物(A)の残基を表す。 (もっと読む)


【課題】揮発分であるC=O基を有する有機化合物とNH2基を有する有機化合物を使用しなくとも速硬化性、深部硬化性が得られる室温速硬化性オルガノポリシロキサン組成物、及びその硬化方法を提供する。
【解決手段】(A)分子鎖両末端が水酸基及び/又は加水分解性基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)分子内にアルケノキシシリル基を3個以上有するシラン及び/又はシロキサン:0.5〜10質量部、
(C)分子内にアミノシリル基を3個以上有し、加水分解により−NH2基を有する化合物を生成するシラン及び/又はシロキサン:0.5〜10質量部、
(D)硬化触媒:0.01〜10質量部
を含有することを特徴とする室温速硬化性オルガノポリシロキサン組成物。 (もっと読む)


剥離ライナーと、剥離ライナー上に配置された第1層であって、シリコーンポリ尿素ブロックコポリマー、ポリジオルガノシロキサンポリマー又はこれらの組み合わせを含むシリコーンポリマーを含む感圧接着組成物を含む第1層と、エラストマーを含む組成物を含む第2層であって、第2層の組成物は、第1層の感圧接着剤組成物とは異なる、第2層と、を含む多層アセンブリであって、この多層アセンブリが46日間49℃(120°F)で保存された後に、多層アセンブリの第1層は、剥離ライナーに幅1.27cm(0.5インチ)当たり100グラム以下の剥離力を示す、多層アセンブリ。
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その後に導電性材料と誘電体材料層との間に接着接合を形成するために、導電性材料の表面を、接着剤としてのシラン組成物を含有する溶液と接触させる工程を含む、プリント基板の如き多層積層体を製造するための方法。該シラン組成物は、(A−1)式A(4−x)SiB(ここで、Aは加水分解可能な基であり、xは1〜3であり、そしてBは明細書中で定義されたとおりである。)のシランカップリング剤;(A−2)式X−{B−[R−Si(A)(ここで、Xは炭素原子数5〜10の直鎖状または分岐状の炭化水素鎖であり、Bは2価または3価のヘテロ原子であり、Aは加水分解可能な基であり、そしてR、zおよびxは明細書中で定義されたとおりである。)のシランカップリング剤;(A−3)式Si(OR)(ここで、Rは水素原子、アルキル、アリール、アラルキル、アリルまたはアルケニルである。)のテトラオルガノシランカップリング剤;および(A−4)式SiO・xMO(ここで、xは1〜4、好ましくは1〜3であり、そしてMはアルカリ金属またはアンモニウムイオンである。)で表される水溶性シリケートカップリング剤よりなる群から選択される少なくとも1種のカップリング剤;ならびに(B)コロイダルシリカを含有し、ただし、(a)化合物(A−3)または(A−4)のうちの少なくとも1種が存在しているときには上記コロイダルシリカ(B)は任意成分であり;(b)化合物(A−3)または(A−4)のいずれも存在していないときには上記コロイダルシリカ(B)は必須成分であり、そして(c)上記シラン組成物は、化合物(A−1)および(A−2)のうちの少なくとも1種を含有する。本発明はさらに、かかるシラン化合物の多層回路基板の製造への使用を提供し、従って多層回路基板が与えられる。 (もっと読む)


本発明によると、VOCを発生する可能性の低い加水分解性シランが提供され、それは:(i)少なくとも一つの有機官能性基であって、前記基が、大きくない電子求引性基および/もしくはそれらとの接触に続いて互いに相互作用的な有機樹脂と相互作用可能な基であり、前記有機官能性基が安定な架橋基を介して加水分解性シリル基のケイ素原子と結合している有機官能性基と、(ii)ケイ素と結合し、そして酸素、窒素そしてそれらの組み合わせからなる群より選択される少なくとも二つのヘテロ原子を含有する、少なくとも一つの加水分解性基であって、前記加水分解性基の加水分解が20℃で13.3Pa(0.1mmHg)より低い蒸気圧を有する化合物を産生する、加水分解性基と、を有する。さらに、本発明によると揮発性有機化合物(VOC)を発生する可能性の低い樹脂組成物が提供され、それは:a)樹脂組成物の性能を向上する量の少なくとも一つの加水分解性シランであって、それは:(i)少なくとも一つの有機官能性基であって、前記基が大きくない電子求引性基および/もしくはそれらとの接触に続いて互いに相互作用的な有機樹脂と相互作用可能な基であり、前記有機官能性基が安定な架橋基を介して加水分解性シリル基のケイ素原子と結合している有機官能性基と、(ii)ケイ素と結合し、そして酸素、窒素そしてそれらの組み合わせからなる群より選択される少なくとも二つのヘテロ原子を含有する、少なくとも一つの加水分解性基であって、前記加水分解性基の加水分解が20℃で13.3Pa(0.1mmHg)より低い蒸気圧を有する化合物を産生する、加水分解性基と、を有し、b)加水分解性シラン(a)の有機官能性基(i)および/もしくは水と相互作用する少なくとも一つの有機樹脂と、を含有する。 (もっと読む)


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