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国際特許分類[C11B9/02]の内容

国際特許分類[C11B9/02]に分類される特許

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【課題】月桃を含む各種ハーブ類の精油抽出技法を確立すると共に、その際に副産物として発生する蒸留液を利用して消費期限の長期化を実現する。
【解決手段】月桃などの植物の葉や茎、根茎、果皮、果実の搾りかすから精油を抽出する際に、当該植物の茎の搾汁液又は蒸留液を煮沸し、当該煮沸液の上側に置いた前記葉などを蒸留する際に発生する蒸気を冷却してなる蒸留液の上面に浮いた精油を採取する手法によると、従来のように、水を沸かして葉を蒸留する方法に比べて、茎の搾汁液の蒸留液も混じり、合成された精油となるため、濃度の高い、より良質の精油を実現でき、香りも成分も高品質となる。 (もっと読む)


【課題】 香気の減少がほとんどなく、香気バランスの良い優れた香気濃縮物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 天然原料を水蒸気蒸留して香気を含む留出液を得た後、水蒸気蒸留残渣に水を加えて抽出することにより得られる抽出液の一部または全量を、香気を含む留出液に混合後、逆浸透膜を用いて濃縮して香気濃縮物を得る。
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【課題】抽出物を、熱劣化させることなく、少ない溶媒量で、省エネルギー、高効率で、簡便に取り出すことができる簡易分離装置を提供する。
【解決手段】凝縮された液体を溶媒と抽出物とに分離するための簡易分離装置であって、 抽出容器に連通する主管(31)と、冷却手段に連通する受け管(32)と、受け管から主管に連通する戻り管(33)と、を備え、受け管はその下端が三方向弁(34)に連結されると共に三方向弁を介して戻り管に連通し、戻り管は一定の液位を保持しうる垂直高さを有しその他端が主管に連結され、主管の上部(35)は連結端が受け管に対して鈍角を形成するように受け管上部に連結され、主管及び受け管は連結部(36a)(36b)を有する簡易分離装置。 (もっと読む)


茶原料から揮発性香気化合物を回収する方法が開示される。本方法は、水または水蒸気を接触させた茶原料から、0.5〜1.4絶対バールの圧力で香気成分を含んだ蒸気を発生させる工程、および、その後、香気凝縮物を回収するため、香気成分を含んだ蒸気を凝縮する工程を含む。本方法は、茶原料の単位乾燥質量あたりの、発生した香気凝縮物の質量が2よりも大きく、前記香気成分を含んだ蒸気は、1質量%以下の液体混入物を含むように制御される。 (もっと読む)


柑橘油をろ過プロセスにかけることを条件とすることによる柑橘油の脱ろう方法であって、ここで、油は該プロセスの間11℃より低い温度に保たれる多孔質膜表面に沿って流され、該膜が、0.05〜5マイクロメートルの平均孔径を有する、前記方法。本方法により、非常に高度に脱ろうされた柑橘油が製造される。 (もっと読む)


【課題】溶媒からメントールを晶析する際、晶析温度を低温とすることなく、また実質的に光学的に純粋なメントールを得る。
【解決手段】ニトリル系溶媒に粗メントールを溶解し、冷却してメントールを晶析することにより、実質的に光学的ならびに化学的に純粋な(約99%e.e.以上のエナンチオマー過剰率、約99%以上の化学純度)メントールを得る。ニトリル系溶媒としては、アセトニトリル、プロピオニトリルが好ましい。溶解温度はメントールの融点である42℃以下で行い、冷却温度は室温乃至室温より幾分低い温度とすることが好ましい。必要であれば、晶析後分別蒸留などのさらなる精製処理を行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】従来にはない新鮮な風味と旨味を有する、野菜類や果実類から風味成分を抽出した風味油を提供する。
【解決手段】野菜類及び/又は果実類を食用油脂中で成形加工した後、酵素含有液と混合し、その後油相を分取する風味油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】色素及び香料を含有する植物素材から簡易な方法によって安価に色素や香料を抽出できる天然色素及び/又は香料の抽出方法を提供する。
【解決手段】抽出方法は、色素及び香料を含有する植物素材に対して凍結処理を施す凍結処理工程と、凍結処理された植物素材を有機酸水溶液、有機酸塩水溶液、有機溶剤、有機酸水溶液と有機溶剤の混合物、有機酸塩水溶液と有機溶剤との混合物、水の内のいずれか1つの液体で浸透処理を行う浸透処理工程とを備える。凍結処理工程の前又は後に、植物素材に粉砕処理を施す粉砕処理工程を設けることができる。浸透処理工程における液体の温度を30℃以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、低分子量硫黄化合物を、特に、硫化ジメチル及びメチルメルカプタンなどの悪臭を放つ種の主要な前駆体であるジメチルスルホキシド(DMSO)を、実質的に除去するために特別に加工された、ミント−、フルーツ−、及びスパイス−タイプの香味を含む、香味油に関する。これらの悪臭を放つ種は、香味油に存在するこのような硫黄含有化合物の関与する酸化−還元反応を介して作られる。より好ましい加工方法は水性洗浄法であり、この方法は行うのに単純で低コストで容易である一方で、重要なことに、望ましい構成成分を非選択的に除去すること、並びに、香味油を他の構成成分を破壊して香味又はにおい特性に望ましくない変化を引き起こす可能性のある過激な条件に供することを含む、典型的な加工方法が有する問題を回避するという利点を有している。望ましくない構成成分を選択的に除去する他の加工方法としては、(1)極性低沸点構成成分を除去するための蒸留、(2)硫黄化合物に選択的な吸着剤による濾過、(3)向流抽出、及び(4)カラムクロマトグラフィー、が挙げられる。この加工方法に続いて所望により、この加工の間に除去又は交換されてしまった可能性のある望ましい構成成分を添加しなおすリエンジニアリングが行われてよい。特別に加工された香味油は、硫黄含有化合物と反応して悪臭を放つ生成物を形成するスズイオンなどの化学的還元能力を有する構成成分を含む口腔ケア組成物において、特に有用である。 (もっと読む)


【課題】喫茶店での淹れ立ての馥郁とした香気を再現する。
【解決手段】香料起原物質から水蒸気蒸留によりリカバリーを回収する工程において、排気されるアロマガスを有機合成吸着剤に吸着させ、アルコールなどの水性溶媒で溶出させることにより、異臭のない淹れ立ての馥郁とした香気を回収し、さらにリカバリーに添加することにより優れた天然香料を調製することができる。香料起原物質はコーヒー及び/又は茶系素材であることが好ましく、アロマガスを吸着させる工程が、全水蒸気蒸留工程中の略50%であることがさらに好ましく、さらには、水蒸気蒸留工程中の水蒸気の吹き込み開始からリカバリー留出までであることが最も好ましい。 (もっと読む)


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