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国際特許分類[C21C7/064]の内容

国際特許分類[C21C7/064]に分類される特許

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【課題】原料をPHS法等の特殊な造粒法や、CaFなどの溶融促進剤を用いずに、焼結機を用いて成品歩留と生産性を良好に維持しつつ安価にかつ安定して製鋼用脱リン剤を製造する方法を提供する。
【解決手段】粉状石灰石と粉状鉄鉱石に炭材を添加した原料を混合、造粒して擬似粒子とし、その後、焼結機で焼結して製鋼用脱リン剤を製造する方法において、前記原料中のCa/Fe比(モル比)を1.5〜2.5とし、かつ、前記石灰石および鉄鉱石の粒度を3mm以下とすることを特徴とする焼結機を用いた製鋼用脱リン剤の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来のように、環境に有害なフッ素を含有する蛍石を使用することなく、極低Alかつ極低硫黄の含クロム溶鋼を製造できる極低硫含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、粗溶鋼及び粗溶鋼を覆うスラグ中の硫黄分の総量を、溶鋼の目標硫黄量の1.5倍以下に調整した後、スラグの組成を、CaO/SiO2:1.5以上2.2以下、Al23:12質量%を超え18質量%以下にする。 (もっと読む)


0.4重量%未満の炭素、0.06重量%未満のアルミニウム、0.01重量%未満のチタン、0.01重量%未満のニオビウム、0.02重量%未満のバナジウムを有し、平均粒子サイズが50ナノメートル未満であり、5〜30ナノメートルであり得る鋼微構造に分布したケイ素及び鉄を含む微細酸化物粒子を有する、オーステナイト粒粗化温度の高い鋼材。鋼材は、750℃までの温度、20分までの滞留時間で、少なくとも10.0%までの歪みレベルでのフェライト再結晶を制限できる、微構造に分布した微細酸化物粒子を持つことができる。鋳造ロール間に導入され、全酸素含量が少なくとも70ppm、通常は250ppm未満、遊離酸素含量が20〜60ppmの溶融炭素鋼の鋳造溜めを形成し、鋳造ロールを相互方向に回転させ鋼ストリップを連続鋳造することで鋼材を造ることができる。
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【課題】溶鋼に混入して転炉から取鍋に流出される転炉スラグを除去しないまま溶鋼を脱硫処理して低硫鋼を溶製するに当たり、処理工程を煩雑化することなく復燐を抑えて脱硫処理する事のできる低硫鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】溶銑段階で脱燐処理及び脱硫処理の施された溶銑を転炉で脱炭精錬して炭素含有量が0.1質量%未満の溶鋼を溶製し、この溶鋼を取鍋2に出鋼した後、取鍋内のスラグ4を除去することなく取鍋内に石灰系脱硫剤を添加し、次いで、溶鋼と石灰系脱硫剤とを攪拌して脱硫処理する。その際に、転炉における脱炭精錬では、副原料としてマンガン鉱石を使用すること、及び、脱炭精錬終了後の転炉内スラグの組成を、燐含有量が2質量%以下、MnO含有量が5質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 蛍石等のフッ素を含有する造滓剤を使用することなく、従来と同等以上の性能を有する溶銑及び溶鋼用脱硫剤を提供する。
【解決手段】化学成分がCaO40〜60質量%、Al2O360〜40質量%であり、主要鉱物として 3CaO・Al2O3及び12CaO・7Al2O3、並びに、非晶質を含有することを特徴とするカルシウムアルミネート系溶銑及び溶鋼用脱硫剤であり、前記カルシウムアルミネート系溶銑及び溶鋼用脱硫剤と生石灰源を含有する溶銑及び溶鋼用脱硫剤である。 (もっと読む)


【課題】 [S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を、取鍋内溶鋼にCaFを添加しなくとも、転炉の出鋼温度を高めることなく簡便な手段により溶製する。
【解決手段】 大気圧下の溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程1、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより溶鋼及びCaO系フラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成する酸化物をCaO系フラックスと混合する工程2、及び酸化性ガスの供給を停止するとともに、大気圧下の取鍋内溶鋼に浸漬したランスから攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫及び介在物除去を行う工程3を順番に行う際に、工程2における酸化性ガス供給時間tと、工程3における攪拌時間tとの比(t/t)を0.6以上とすることにより、[S]が10ppm以下であるとともにT.[O]が40ppm以下である極低硫高清浄鋼を溶製する。 (もっと読む)


質量%で、C:0.03%以下、Si:0.01〜2%、Mn:0.1〜2%、P:0.05%以下、S:0.001%以下、Al:0.003〜0.05%、Ni:4〜12%、Cr:18〜32%、Mo:0.2〜5%、N(窒素):0.05〜0.4%、O(酸素):0.01%以下、Ca:0.0005〜0.005%、Mg:0.0001〜0.005%、Cu:0〜2%、B:0〜0.01%およびW:0〜4%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる二相ステンレス鋼であって、その中に含まれる介在物のうち、CaおよびMgの合計含有量が20〜40質量%であり、且つ長径が7μm以上である酸化物系介在物が加工方向に垂直な断面1mmあたり10個以下であること、または更に、Sの含有量が15質量%以上であり、且つ長径が1μm以上である酸化物系介在物が加工方向に垂直な断面0.1mmあたり10個以下であることを特徴とする二相ステンレス鋼。特に、Cu、BおよびWの含有量がそれぞれ質量%で0.2〜2%、0.001〜0.01%および0.1〜4%であるのが望ましい。
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【課題】 熱間圧延時に板のサイドエッジ部に大きな割れを生じて、製品歩留まりの低下を招くことを解決するため、Fe-Ni合金において熱間加工性を確保しつつ、良好な磁気特性を得る合金を開発し、その製造方法を提案すること。
【解決手段】 C:0.001〜0.2mass%、Si:0.01〜0.5mass%、Mn:0.01〜1.0mass%、S:0.0001〜0.002mass%、Ni:30〜85mass%、Al:0.001〜0.1mass%、Mg:0.0002〜0.05mass%、Ca:≦0.0020mass%およびO:0.0002〜0.01mass%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、少なくともこの合金中にはまた、前記成分組成の範囲内において、主要成分がAl2O3、MgOのいずれか1種または2種を75mass%以上、SiO2≦10mass%、CaO≦10mass%からなる酸化物系介在物を含有している熱間加工性に優れるFe-Ni系磁性合金とその製造方法。 (もっと読む)


【課題】特に孔拡げ性に代表される延性が良好な薄鋼板、およびこうした薄鋼板を得るための鋼塊を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の薄鋼板は、C:0.04〜0.25%、Si:0.05〜3%、Mn:0.1〜3%、Al:0.01〜2%、P:0.02%以下(0%を含まない)を夫々含むと共に、S:0.005%以下(0%を含む)に抑制し、残部がFeおよび不可避不純物からなる薄鋼板であって、CaO、Al、SiOおよびMgOの酸化物の合計を100%としたとき、CaO:5%以上、SiO:0.1%以上、Al:60%以上であり、且つ長径30μm以上のCaO−Al系介在物が鋼材1kg当り70個以下である。 (もっと読む)


【課題】 従来に比べてはるかに安価に且つ効率良く低炭素高マンガン鋼を溶製することのできる方法を提供する。
【解決手段】 転炉を用いて大気圧下で溶銑に脱炭精錬を施し、次いで前記脱炭精錬によって得られた溶鋼を真空脱ガス設備を用いて減圧下で真空脱炭精錬して炭素濃度が0.05質量%以下、マンガン濃度が1.0質量%以上の低炭素高マンガン鋼を溶製するに際し、転炉では、脱燐処理の施された溶銑を使用すると共にマンガン鉱石を使用して、マンガン鉱石を還元しながら溶銑の脱炭精錬を行ない、当該脱炭精錬終了後はアルミニウムによる溶鋼の脱酸処理を施さないまま溶鋼を真空脱ガス設備に搬送し、真空脱ガス設備では、大気圧よりも低い雰囲気下において溶鋼表面に向けて酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹き付けて、溶鋼の炭素濃度が0.05質量%以下になるまで脱炭処理を施す。 (もっと読む)


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