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国際特許分類[C22B7/02]の内容

国際特許分類[C22B7/02]に分類される特許

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【課題】高亜鉛の粉粒状鉄系ダストおよびスラッジを還元焙焼処理後、これを塊成化する製鋼用還元鉄塊成鉱の製造方法を提供する。
【解決手段】平均組成で亜鉛成分を1.0〜10質量%含有する粉粒状の鉄系ダストおよびスラッジに炭材を混合後、還元焙焼処理して還元鉄を製造し、得られた粉粒状の還元鉄を冷却した後、ブリケット成型機により塊成化する製鋼用還元鉄塊成鉱の製造方法である。前記の製造方法において、冷却後の還元鉄を篩処理により分級し、篩下物をブリケット成型機により塊成化するとともに、塊成化後の還元鉄を、上記篩処理の前に循環させて、篩下物を再度ブリケット成型機に供給することが好ましい。また、還元焙焼処理の装置としてロータリーキルンを用い、ブリケット成型機としてダブルロール圧縮成型機を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】堅型溶解炉を用いて鉄系スクラップを溶解し、溶銑を製造する方法において、安定した操業を行いつつ、溶銑を高い生産性で製造する。
【解決手段】堅型溶解炉において、炉頂部から鉄系スクラップとコークスを装入し、炉下部に設けられた複数の羽口から熱風を吹き込み、コークスの燃焼熱で鉄系スクラップを溶解することにより溶銑を製造する方法であって、少なくとも一部の羽口内に、酸素を超音速で噴射する酸素噴射ノズルを配置して、該酸素噴射ノズルから酸素(a)を吹き込むとともに、酸素(b)を予め熱風と混合して、熱風とともに羽口から吹き込み、且つ酸素(a)と酸素(b)の流量が−2.5×A+92.5≦X≦−1.2×A+100(但し、A(vol%)=([酸素(a)と酸素(b)の合計流量]/[熱風流量])×100、X(vol%)=([酸素(a)の流量]/[酸素(a)と酸素(b)の合計流量])×100)を満足する。 (もっと読む)


【課題】移動型炉床炉を用いて鉄鉱石から還元鉄を製造する際に、鉄鉱石中の亜鉛分を亜鉛精錬原料として使用可能な濃度で含有するダストである、高亜鉛含有ダストとして回収可能な、還元鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】鉄鉱石11と炭素系固体還元材12とを混合した混合原料を移動型炉床炉15の炉床上に積載し、炉床上部から熱供給して混合原料を還元し、混合原料を溶融しないかまたは一部のみ溶融させて還元鉄を製造する際に、移動型炉床炉15で発生するダストの一部を21aで混合原料に混合して循環使用し、ダストの残部を高亜鉛含有ダストとして21bで分離することを特徴とする還元鉄製造方法を用いる。混合原料中の亜鉛濃度に基づいて、高亜鉛含有ダストとして分離するダストの量を決定すること、または移動型炉床炉15で発生するダストの亜鉛濃度の分析濃度に基づいて高亜鉛含有ダストとして分離するダストの量を決定することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高亜鉛含有鉄鉱石の有効利用を可能とする、高亜鉛含有鉄鉱石を用いた銑鉄製造方法を提供すること、また、亜鉛、鉄、双方の供給不足を解決することのできる高亜鉛含有鉄鉱石を用いた銑鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】亜鉛を0.01mass%以上、鉄を50mass%以上含有する高亜鉛含有鉄鉱石を用いて高炉原料2を製造し、この高炉原料2を高炉1に装入し銑鉄を製造するとともに、高炉排ガス中の亜鉛含有ダスト4を回収し、還元炉5を用いて亜鉛含有ダスト4から亜鉛6を回収することを特徴とする高亜鉛含有鉄鉱石を用いた銑鉄製造方法を用いる。高炉原料2が焼結鉱またはペレットであること、亜鉛含有ダスト4を移動型炉床上に積載し、該移動型炉床上部から熱供給して亜鉛含有ダスト4を還元し、還元鉄7を製造するとともに亜鉛6を回収することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、磁気分離法を用いて、工程が効率的で、かつ経済的に優れた製鉄ダストの低亜鉛化方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明の製鉄ダストの低亜鉛化方法は、鉄および亜鉛を含む製鉄ダストに浸出液を加えて1次スラリーとし、前記製鉄ダスト中に含まれる亜鉛を溶解させる亜鉛溶出工程と、前記1次スラリーを、磁気分離法を用いて、低亜鉛化磁着物と、高亜鉛化非磁着物を含む2次スラリーとに分離する磁気分離工程と、前記分離された低亜鉛化磁着物を、脱水・洗浄することにより、製鉄原料として回収する製鉄原料回収工程とを具えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低コストでタリウムを回収することができるとともに、セメントキルン燃焼ガスの保有する熱を有効利用することなども可能なセメント製造工程からのタリウム回収方法を提供する。
【解決手段】セメント焼成工程のプレヒータ12の最上段サイクロン12aから排出された燃焼排ガスGを第1のバグフィルター2で集塵し、第1のバグフィルターを通過した燃焼排ガスを廃熱ボイラー3に導入し、廃熱ボイラーを通過した燃焼排ガスに含まれるタリウムが凝固した状態で含まれるダストD2を第2のバグフィルター4で回収し、このダストからタリウムを回収する。第1のバグフィルター2を設けずに、最上段サイクロンから排出された燃焼排ガスGに含まれるタリウムが凝固した状態で存在し、廃熱ボイラーの蒸発管等の表面に付着したダストを回収し、このダストからタリウムを回収することもできる。 (もっと読む)


【課題】焼却灰からバナジウムを効率的に回収し、資源の有効利用を可能にするバナジウム回収装置を提供することを目的とする。
【解決手段】石油系燃料の燃焼によって生じるバナジウムV含有の焼却灰Asを受け入れる回転炉3と、回転炉3内の焼却灰Asを加熱する気化手段17と、回転炉3内の気体状のバナジウムVを排出するバナジウム排出部19と、バナジウム排出部19から流出したバナジウムVを回収する沈殿槽5と、を備える。本構成では、PH調整を伴う湿式処理によりバナジウムVを回収する従来装置に比べて構造が単純になり、設備もコンパクト化できてバナジウムVの効率的な回収が可能になる。 (もっと読む)


【課題】焼却灰からバナジウムを効率的に回収するバナジウム回収装置を提供する。
【解決手段】焼却灰Asと鉄化合物Feとをキルン回転炉3で加熱し、キルン回転炉3から排出された焙焼鉱Rsのうち、バナジウムフェライトVfを含む磁性物を磁力選別によって非磁性物Nmから分離するバナジウム回収装置2とした。焼却灰As中のバナジウムVは、例えば600℃〜800℃程度にまで加熱された鉄化合物Feの表面に接触することでバナジウムフェライトVfに変換される。バナジウムフェライトVfは磁性を帯びており、キルン回転炉3から排出された焙焼鉱Rsのうち、バナジウムフェライトVfを含む磁性物を磁力選別によって非磁性物Nmから分離することで、焼却灰As中のバナジウムVを、バナジウムフェライトVfとして効率よく回収できる。 (もっと読む)


【課題】亜鉛含有の灰から亜鉛を効率よく回収できる亜鉛回収装置を提供することを目的とする。
【解決手段】亜鉛含有の飛灰から亜鉛を回収する亜鉛回収装置5Aにおいて、飛灰を収容して加熱し、飛灰に含まれる金属のうち、少なくとも亜鉛を還元雰囲気の中で気化させる溶融還元槽19と、溶融還元槽19で気化された亜鉛を回収するスプラッシュコンデンサー23や亜鉛冷却ユニット25とを備える。この亜鉛回収装置5Aでは、飛灰に含まれる金属のうち、少なくとも亜鉛を気化させ、気化した亜鉛をスプラッシュコンデンサー23や亜鉛冷却ユニット25で回収するため、不純物の混入は少なく、亜鉛を再利用に適した状態で効率よく回収できる。 (もっと読む)


【課題】熱処理炉や金属溶解炉等の加熱炉から排出される排気ガスを減圧下で処理するために有価金属を酸化させることがなく、以て、二次的処理を要することなく直接有価金属を回収することができる、有価物を含む加熱炉の排気ガスからの有価物回収方法及び回収装置を提供することを課題とする。
【解決手段】処理品を加熱溶解する密閉可能な加熱炉1と、加熱炉1に連結されていて、処理品を加熱炉1に供給する前に導入し、処理品を加熱炉1に供給する際に室内の空気置換を行う空気置換室2と、空気置換室2と加熱炉1とを気密に連結する通路3と、通路3を開閉して処理品の通過を許容する導入手段4と、加熱炉1に接続されていて加熱炉1内において発生する排気ガスを吸引排出する手段5と、吸引排出された排気ガスから有価物を回収する回収手段6〜8とから成る。 (もっと読む)


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