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国際特許分類[C22B7/02]の内容

国際特許分類[C22B7/02]に分類される特許

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【課題】銅転炉ダストの処理において、鉛の分離処理後の残渣中における銅の含有量を低減し、銅の回収コストを下げることを目的とする。
【解決手段】銅転炉ダストの処理方法は、硫酸を加え、エアーおよび、または蒸気を吹き込むことにより、銅転炉ダスト中の酸不溶解の金属を除去する酸化、酸浸出処理と、浸出処理後の浸出液を硫化し、銅、及び砒素を回収する硫化処理と、を備える。 (もっと読む)


【課題】銅製錬で排出される製錬ダストからの残渣を低減し、製錬ダストの原材料の処理量を増加することを課題とする。
【解決手段】銅転炉ダストの処理方法は、少なくとも銅、砒素、鉛、亜鉛、カドミウムを含有する銅転炉ダストを水あるいは硫酸濃度100g/L以下の硫酸溶液に溶解させ、前記銅転炉ダスト中の鉛、その他の酸不溶の金属を除去する希硫酸浸出処理と、前記希硫酸浸出処理後の浸出液を硫化し、銅、及び砒素を回収する硫化処理と、前記硫化処理後の硫化後液を中和し、亜鉛、カドミウムを回収する中和処理と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】処理対象物(例えば、塩素バイパスダスト)中の回収対象物質(例えば、鉛)の含有率が変動する場合であっても、回収された浮鉱が、常に、回収対象物質の高い含有率及び高い回収率を有し、かつ、回収された沈鉱が、回収対象物質を実質的に含まないかもしくは非常に低い含有率で含むものとなる浮遊選鉱処理方法を提供する。
【解決手段】直列に配設された複数の浮遊選鉱処理槽25、26、27を用い、該複数の浮遊選鉱処理槽25、26、27の各々において、浮鉱を含む浮上物の回収量及び/又は厚さを調整する。浮遊選鉱処理槽25において、回収対象物質を高い含有率で含む浮鉱を回収し、該浮鉱を非鉄精錬原料等として用いる。浮遊選鉱処理槽27において、回収対象物質を実質的に含まない沈鉱を回収し、該沈鉱をセメント原料等として用いる。 (もっと読む)


【課題】ダライ粉に付着する切削油を効率良く可及的に除去し、しかも環境に易しく消費エネルギーの無駄を省いたダライ粉の洗浄乾燥処理方法を提供する。
【解決手段】所定温度に維持された洗浄乾燥処理炉4内でダライ粉を所定時間滞留させ、蒸気ボイラー7より発生させた第1温度範囲に加熱された飽和蒸気を過熱蒸気発生装置8においてそれより高い第2温度範囲に加熱して生成された過熱蒸気が炉内に圧送りされて、当該ダライ粉に付着した切削油分を過熱蒸気とともに炉外へ排出して洗浄乾燥処理を行う。 (もっと読む)


【課題】ZnO含有量が多い酸化物からなる原料を溶融還元する場合であっても、火炎噴き出し現象の発生を極小化して安全に且つ効率よく所望の溶湯を得ることができる酸化物原料溶融・還元用の電気製錬炉を提供する。
【解決手段】炉本体12と、炉蓋14と、下流端が前記炉蓋14に開設された原料投入口14aに嵌挿された投原管16と、炉蓋14を上下方向に貫通して配置された電極18と、投原管16の中間部に設けられたロストルダンパー42とを備えた電気製錬炉10であって、炉蓋14に開設された排ガス出口14cには、排ガス出口14cから炉本体12内へ向けて打撃シャフト48が進退し、炉本体12内に形成された酸化物原料の棚tを打撃する棚落とし装置20が設けられると共に、ロストルダンパー42には、ロストルダンパー42の開度を遠隔操作するロストルダンパー遠隔操作装置22が取り付けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】単純な工程を経ることで、ダスト処理時における固液分離した後のカリウムや塩素を主成分とする洗浄ろ液中の重金属濃度と硫酸イオン濃度を効率的に低減し得る。
【解決手段】重金属を含むダスト30と水31とを混合してスラリー33を調製する工程32と、スラリー33に炭酸ガス34を吹き込みスラリーのpHを10〜12に調整する工程36と、スラリー33塩化カルシウム37を添加して重金属を水酸化物又は炭酸塩の形態で沈殿させ、かつ硫酸イオンを除去する工程38と、塩化カルシウムを添加したスラリーを静置して炭酸塩との共沈効果により水に溶解して残留している重金属を更に沈殿させる静置工程39と、静置工程の静置物をろ液41と残渣42とに固液分離する固液分離工程43とを含むダスト処理方法である。
【選択図】図
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【課題】バナジウム及びニッケルを好適に回収する有価金属の回収方法及び回収装置を提供する。
【解決手段】バナジウムとニッケルを含む燃焼灰や処理残渣を酸で溶解する酸溶解槽1と、
酸溶解槽1で生じたバナジウムの溶解液に有機溶剤を加えてバナジウムを有機溶剤に抽出する抽出槽3と、
抽出槽3で得られた有機溶剤に炭酸ナトリウムを加えてバナジウムを水相側に逆抽出する逆抽出槽4と、
逆抽出槽4で得られたバナジウムの水溶液にアンモニアを加えてバナジウムを沈殿させる反応槽5と、
反応槽5で沈殿した沈殿物を圧縮してバナジウム濃縮物を回収する第一圧縮手段7と、
酸溶解槽1で残った溶解残渣を圧縮してニッケル濃縮物を回収する第二圧縮手段8とを備える。 (もっと読む)


【課題】電気炉ダストの電気炉へのリサイクル比率を最大化しつつ、電気炉ダストをリフティングマグネットクレーン(リフマグ)によってハンドリングして電気炉へリサイクルすることのできる電気炉ダストのリサイクル方法を提供する。
【解決手段】電気炉で発生したダスト(電気炉ダスト)と、製鋼スラグを破砕し、磁力選別して回収した粒鉄(スラグ回収粒鉄)とを混合し、その後電気炉に装入することを特徴とする電気炉ダストのリサイクル方法である。電気炉ダストとスラグ回収粒鉄の合計量に対し、スラグ回収粒鉄が占める比率を質量比で5%以上50%以下とする。スラグ回収粒鉄を混合する結果として、電気炉ダストのリサイクル比率を最大化しても、電気炉ダストをリフマグによってハンドリングすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】鉄含有スラリーを遠心分離機等で脱水処理する際の脱水効率を改善すると共に、脱水処理で得られた濃縮スラリーの流動性を高め、その後の乾燥効率をも改善する。
【解決手段】鉄を主成分とする粉粒物を含むスラリーを遠心分離機等により脱水処理して濃縮するに当たり、該鉄含有スラリーに炭酸塩及び/又は重炭酸塩を添加して脱水処理する。(重)炭酸塩はスラリー中のSSのゼータ電位をゼロに近づけ、微凝集を促進する結果、SSの沈降性が増し、脱水機での脱水分離効率が改善されると共に、SSの微凝集で濃縮スラリーの粘性が下がり、流動性が改善される。 (もっと読む)


【課題】NiO、V25およびFe23を含む石油系燃焼灰からフェロニッケル及びフェロバナジウムを個別に、高効率かつ安価に製造する方法の提供。
【解決手段】NiO、V25及びFe23を含む石油系燃焼灰、炭素質還元剤、及びスラグ形成剤を混合して混合物を得る混合工程S1、混合物を1350〜1550℃で溶融して溶融物とし、溶融物中にフェロニッケルを生成させるフェロニッケル生成工程S2、フェロニッケルを凝集させた溶融物を冷却した後、フェロニッケルとV25含有スラグに分離するフェロニッケル分離工程S3、V25含有スラグと鉄源を混合して1500℃以上で溶融した後、金属還元剤を加えて再溶融物とし、再溶融物中にフェロバナジウムを生成させるフェロバナジウム生成工程S4、フェロバナジウムを生成させた再溶融物をフェロバナジウムとスラグに分離するフェロバナジウム分離工程S5を含む。 (もっと読む)


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