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国際特許分類[C22C29/02]の内容

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【課題】 表面における高い靭性を有するサーメットを提供する。
【解決手段】 CoおよびNiの少なくとも1種と、Tiを主とした周期表第4、5および6族金属のうちの1種以上の炭化物、窒化物および炭窒化物の1種以上と、0.1〜0.5質量%のMnから構成され、内部の任意断面についての走査型電子顕微鏡(SEM)写真において、黒色の第1硬質相2aおよび灰白色の第2硬質相2bからなる硬質相2と、主としてCoおよびNiの少なくとも1種の結合相3とが観察されるとともに、表面付近の任意断面についての走査型電子顕微鏡(SEM)写真において、0.5〜5μmの厚みに、前記内部に比べて第1硬質相2aの存在比率が第2硬質相2bの存在比率よりも多いとともに、前記内部の結合相3の含有量に比べて1.2〜2.5倍の結合相3の含有量である表面領域5が観察されるサーメット1である。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、汎用性に優れかつ長く安定した工具寿命を有する刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、硬質相と、1種以上の鉄系金属からなる結合相とを含む硬質材料からなり、かつ接合部分がなく一体となって構成されているものであって、該刃先交換型切削チップは、複数の刃先を備え、該硬質材料の全体に対する該結合相の濃度をA1質量%として表わす場合、該複数の刃先のうち、該結合相の濃度が最も高くなる刃先におけるその結合相の濃度と、該結合相の濃度が最も低くなる刃先におけるその結合相の濃度との差がA1×0.02質量%未満となることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】低サージ性と耐溶着性とを両立させた真空遮断器用接点材料を得る。
【解決手段】真空に保持された絶縁容器2内に接離自在の一対の接点13a、13bを有する真空バルブであって、この接点13a、13bは、低サージ性と耐溶着性とを両立させることが可能となるNiAgとNiWCとの合金からなり、NiWCを34.8〜67.0重量%とし、残部をNiAgとしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】繰り返し大きな機械的・衝撃的負荷がかかる断続重切削加工で、すぐれた耐欠損性を発揮するWC基超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】質量%で、Co:5〜13%、S:0.02〜0.2%、および、炭化物換算値で、TiC:5〜20%、TaCおよびNbCのうちの1種または2種:2〜20%、WC:残り、からなる平均組成を有するWC基超硬合金製切削工具において、表面から内部側は、金属成分としてTiを含有し、さらに、TaおよびNbのうちのいずれかまたは両方を含有し、その金属成分と化合する非金属成分としてCおよびSを含有する樹枝状の炭硫化物析出相が存在し、一方、表面側は、上記樹枝状の炭硫化物析出相は存在せず、かつ、S含有量が0.02質量%未満の帯域で構成されている。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と耐チッピング性の両方を向上させることによって切削工具の寿命延長を図ったサーメットを提供する。
【解決手段】サーメットの焼き肌面から内部に向かって平均厚み2〜20μmの第1表面層と平均厚み5〜50μmの第2表面層が形成され、第1表面層は、周期律表5a,6a族元素の1種以上とZr,Hfの1種以上とTiとを含む複合炭窒化物の第1硬質相と結合相とからなり、第2表面層は、Zr,Hfの窒化物,炭窒化物の第2硬質相と第1硬質相と結合相とからなり、内部は、Tiの炭化物,炭窒化物を芯部とし、周期律表5a,6a族元素の1種以上とZr,Hfの1種以上とTiとを含む複合炭窒化物を周辺部とする有芯構造の第3硬質相と第1硬質相と結合相とを含む複合表面層を有するサーメット。 (もっと読む)


【課題】加工部分の加工性を確保しつつ熱膨張率を調整し、さらに、機械的特性が必要とされる部分の強度特性を改善することで、低熱膨張であり、且つ熱伝導率等の特性が損なわれることのない大型部品にも適用可能なアルミニウム−セラミックス複合体を安価に提供する。
【解決手段】アルミニウム−セラミックス複合体5の製造において、1)セラミックス多孔体を製品形状より大きな形状に成形又は加工し、且つ、穴部を最終形状より大きなタップ穴に又は貫通穴7に成形又は加工する工程、2)タップ穴部に黒鉛材のネジを、貫通穴部に黒鉛材を挿入する工程、3)アルミニウムを主成分とする金属を含浸する工程、4)アルミニウム−セラミックス複合体外周部及び表面部を最終形状に加工する工程、5)穴部等のアルミニウム−黒鉛複合体6を最終形状に加工する工程、を経ることを特徴とするアルミニウム−セラミックス複合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、鉄鋼材の表面への硬質溶射皮膜形成方法、硬質溶射皮膜被覆鉄鋼材及び硬質溶射皮膜被覆鉄鋼材を用いた刃物に関し、特に、高負荷状態で使用されるために、耐摩耗性を有する硬質皮膜と基材との間に高い密着強度が必要とされる硬質溶射皮膜被覆鉄鋼材、硬質溶射皮膜被覆鉄鋼材を用いた刃物とその有利な製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の硬質溶射皮膜形成方法は、鉄鋼材の表面に溶射を施すことで溶射皮膜を形成させる第1工程と、溶射皮膜被覆鉄鋼材を加熱し、鉄鋼材と溶射皮膜の間に置換型固溶体層を形成させると共に鉄鋼材の焼入れ処理を行う第2工程を含むものである。また、本発明の硬質溶射皮膜被覆鉄鋼材及び硬質溶射皮膜被覆鉄鋼材を用いた刃物は鉄鋼材の表面と硬質溶射皮膜との間に形成する置換型固溶体層が冶金学的な結合を付与するため、密着性に優れた硬質溶射皮膜を有している。 (もっと読む)


【課題】ハースロール用途により適した溶射皮膜を形成可能な溶射用粉末を提供すること、並びにその溶射用粉末から得られる溶射皮膜及びその溶射皮膜を備えるハースロールを提供する。
【解決手段】本発明の溶射用粉末は30〜50質量%のクロム炭化物を含有し、残部がコバルト及びニッケルの少なくともいずれか一種、クロム、アルミニウム及びイットリウムを含む合金からなり、溶射用粉末の平均粒子径は20〜60μmである。 (もっと読む)


【課題】 高い耐欠損性と耐摩耗性を有する切削工具に適するサーメットを提供する。
【解決手段】 Tiを主成分とする周期表第4、5および6族金属の窒化物または炭窒化物からなる硬質相2をCoまたはNiを主成分とする結合相3で結合したサーメット1であって、硬質相2が、TiCNを主成分とする第1硬質相4と、Wを必須として含む周期表第4、5および6族金属の少なくとも1種とTiとの複合炭窒化物固溶体の第2硬質相5とからなり、第1硬質相4中のN含有比率が第2硬質相5中のN含有比率よりも多く、第1硬質相4中のC含有比率が第2硬質相5中のC含有比率よりも多く、かつ第2硬質相5中のW含有比率は最小値Wが最大値Wの50%以上の範囲で均一であるサーメット1である。 (もっと読む)


【課題】 複合部材の焼結時の収縮や焼結不良による複合部材の強度低下を防ぐことができる複合構造体を提供する。
【解決手段】 周期律表4a、5aおよび6a族金属の炭化物、窒化物および炭窒化物の1種以上からなる第1の硬質粒子を結合金属にて結合してなる第1の硬質焼結体、または周期律表4a、5aおよび6a族金属、Al、SiおよびZnの群から選ばれる少なくとも1種の酸化物、炭化物、窒化物および炭窒化物からなる第1のセラミック粒子を焼結助剤にて結合してなる第1のセラミックスからなる芯材2の外周を、前記第1の硬質焼結体とは異なる組成からなる第2の硬質焼結体または第2のセラミックスからなる表皮部材3にて被覆してなる複合構造体1において、芯材2および表皮部材3のANSI/ASTM B276−54に基づく多孔度をともにA04以下またはB04以下とする。
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