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国際特許分類[C22C29/02]の内容

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【課題】
炭化タングステンを主成分とした焼結体の強度,硬さ,靱性などの諸特性を改善することによって、切削工具、耐摩耗工具・部品に使用した場合の寿命を向上させる。
【解決手段】
0.1〜1.0重量%の鉄族金属と、0.1〜1.0重量%のCr,Au,Cu,Sn,Alの中の少なくとも1種の特定元素金属と、炭化タングステンなどの硬質相の粉末とを混合した混合粉末を雰囲気制御して焼結し、特定元素金属を焼結時に表面から蒸発・飛散させることによって、表面近傍が高硬度で内部が高靱性である傾斜組成の焼結体は、強度,硬さ,靱性などの諸特性に優れる。 (もっと読む)


プレスおよび同時熱処理または後熱処理による硬質金属粉末からなる成形体の製造は公知である。乾燥プレスされた成形体を製造するための硬質粉末とアルミニウム粉末との混合はその一例である。分離および均質性の喪失の危険に基づき、例えば従来技術により硬質材料粒子をアルミニウム粉末へ添加する際、上限は約20体積%である。混合物中の硬質材料粒子の割合を高めるために、本発明により金属−セラミック−複合材料の製造法が提案され、該方法は25〜79体積%の割合を有する1種以上の金属相、有利にはアルミニウムおよびその合金と、75〜21体積%の割合を有するセラミック材料としての1種以上の非金属無機成分、有利には炭化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、炭素およびケイ酸塩とからなるベース組成物を有する粉末を乾燥プレスすることを特徴とする。 (もっと読む)


各々が、第一材料を含有する硬質粒子とレニウムもしくはニッケルベース超合金を含む第二の異なる材料を含有する結合剤マトリックスとを含有する超硬金属組成物。タングステンは、さらに、結合剤マトリックス材料に使用することもできる。2ステップ焼結法を利用して、比較的低い焼結温度にして固体相で上記超硬合金を製造し、実質的に完全に緻密化した超硬合金を生産することができる。超硬合金コーティング又は構造は、溶射法を使用して表面上に形成することができる。 (もっと読む)


結合相を有しないWC基超硬合金に、ポア(空孔)や異常相などの組織的欠陥がなく、面精度の良い鏡面が得られ、耐高温劣化性に優れており、さらには、高硬度・高強度であり、ヤング率が大きいこと、熱膨張係数が小さいこと、耐食性に優れていること、特に高温における硬度と強度、優れた加工面精度および面粗度を有し、各種の光学素子の高温精密成形用型材に適した特性を付与することを目的とする。WC相および/または、WとTiとTaとの2種以上の金属の固溶体複炭化物相からなるバインダレス超硬合金において、平均粒子径を1μm以下の微粒の原料粉末を用いることによって、焼結緻密化した後においても微細結晶組織を維持し、また、かかる粒度調整とともにSiまたはSiCを原料粉末を添加して、Siとの固溶体複炭化物相を形成するか、SiCを第3相として存在させた。 (もっと読む)


本発明は、1もしくは複数の相互に境界づけられた表面を有する超硬金属またはサーメット成形体に関する。この場合、1もしくは少なくとも1の表面の下に厚さ2〜100μmの第一の層が配置されており、該層は2〜25質量%の結合金属成分および25体積%までの周期律表のIVa族の1もしくは複数の金属の窒化物または炭窒化物および/または10体積%までのV、Nb、Taおよび/またはCrの炭化物および/または炭窒化物および残分WCを含有し、第一の層の下に、第一の層におけるよりも高い窒素割合を有する厚さ2〜40μmの第二の層が配置されており、該層は実質的に周期律表のIVa族の金属の窒化物および/または炭窒化物からなり、かつ10体積%までの、元素W、Mo、V、Ta、Nb、Crの炭化物、窒化物、炭窒化物または酸炭窒化物の相割合および/または硬質相中に溶解したV、Nb、Ta成分を5質量%まで、およびCr、Mo、W成分を2質量%まで含有し、かつ結合剤を15質量%まで含有し、かつ第二の層の下に2〜100μmの厚さを有する遷移帯域が配置されており、該帯域中で組成は超硬金属またはサーメット成形体のコア内部で均質な組成へと段階的に変化する。この層構造は、結合金属が富化された層を作成するための熱処理に引き続き成形体を5×10Pa〜10Paの窒素圧下に共融点より低い温度で窒素雰囲気で処理することにより作成される。 (もっと読む)



【目的】機械的衝撃がかかる断続切削や、熱衝撃がかかる湿式切削でも優れた耐摩耗性と耐欠損性を有することができるサーメットを提供する。
【構成】Tiの炭化物,窒化物,炭窒化物及びこれらの複合化合物のうち少なくとも1種を主成分とする硬質相と、鉄族金属のうち少なくとも1種からなる結合相とからなるサーメットにおいて、硬質相が、CuのKα1線を用いたX線回折における(113)面のピーク位置がそれぞれ0.2〜1.0度離れた3つのB1型結晶を有する。 (もっと読む)



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