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国際特許分類[C23C2/06]の内容

国際特許分類[C23C2/06]に分類される特許

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【課題】耐溶融金属脆化割れと耐塗膜膨れ腐食性に優れた溶融Al、Mg含有Znめっき鋼板を提供すること。
【解決手段】Al:1.0〜22.0質量%、Mg:1.5〜10.0質量%を含む溶融Al、Mg含有Znめっき層を有する溶融Al、Mg含有Znめっき鋼板を、105℃以上の水蒸気に接触させることで得られる溶融Al、Mg含有Znめっき鋼板であって、前記溶融Al、Mg含有Znめっき層表面のX線回折強度が、式(1)の条件を満たす、溶融Al、Mg含有Znめっき鋼板。
A−B ≦ 400cps …(1)
ここで、A:2θ=20.680°(Cu管球、電圧:40kV、電流:50mA)の回折ピーク強度(cps)とし、B:2θ=20.000°(Cu管球、電圧:40kV、電流:50mA)のバックグラウンドの強度(cps)とする。 (もっと読む)


【課題】めっき鋼帯を素材として高周波抵抗溶接によって溶接形鋼を製造する際に、めっきに起因する溶接部外観の低下などがない溶接形鋼を効率的に製造する。
【解決手段】めっき処理された鋼帯を素材とし、フランジ用鋼帯の表面にウエブ用鋼帯がT字継ぎ手にて高周波抵抗溶接された溶接形鋼を製造する際、フランジ用鋼帯のウエブと接合される領域、フランジ用鋼帯とウエブ用鋼帯の給電チップが接触する領域及び給電チップ接触部から接合部に到る領域の一部或いは全部の範囲のめっき層の一部或いは下地の鋼材を含むめっき層全部を溶接前にバイトを用いて切削除去した後、前記フランジ用鋼帯の表面にウエブ用鋼帯をT字状に当接し、その後に高周波溶接する。 (もっと読む)


【課題】アーク溶接構造部材に好適な鋼材として、バーリング性、耐溶融金属脆化割れ性および溶接部の耐食性の全てを顕著に向上させた溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】素材鋼板の表面に溶融Zn−Al−Mg系めっき層を有するめっき鋼板において、素材鋼板が、所定の化学組成を有し、フェライト相からなるマトリクス中に平均粒子径20nm以下のTi含有析出物が分散した金属組織を有し、下記(3)式で表される溶融金属脆化割れ感度指数H3値が2.90以下となる鋼成分含有量と板厚t(mm)の関係を有する溶接構造部材用溶融Zn−Al−Mg系めっき鋼板。
H3値=C/0.2+Si/5.0+Mn/1.3+Cr/1.0+Mo/1.2+0.4t−0.7(Cr+Mo)1/2 …(3) (もっと読む)


【課題】耐食性、めっき密着性、耐水素脆性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02%以上0.30%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P:0.003%以上0.08%以下、S:0.01%以下、Al:0.001%以上0.20%以下を含み、Ti:0.03%以上0.40%以下、Nb:0.001%以上0.2%以下、V:0.001%以上0.2%以下、Mo:0.01%以上0.5%以下、W:0.001%以上0.2%以下のうちの1種以上を含む鋼板の表面に、7〜15%のFeを含有する亜鉛めっき層を有する。亜鉛めっき層中には、平均粒径が1nm以上20nm以下であり、Ti、Nb、V、Mo、Wの1種以上からなる炭化物が、めっき層厚さと、めっき層断面を厚さ方向と直交する方向に1μm間隔で区切ることで得られる1区画あたり、5個以上で存在する。 (もっと読む)


【課題】耐フレーキング性と耐パウダリング性とを両立させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】所定の化学組成を有し特にSiを0.02〜0.1%含む母材鋼の表面に、Feを7.5〜11%、Alを0.1〜0.3%含むめっき層を有し、めっき−母材界面にレッジ構造部を面積率にして60%以上有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板とし、上記組成を有する鋼スラブの熱間圧延の最後に900〜950℃で熱間仕上げ圧延を行い、得られた熱延鋼板を冷間圧延し、790〜900℃で焼鈍し、めっき浴温Tp(℃)と侵入鋼板温度Ts(℃)とが、450≦Tp≦470かつ0≦Ts−Tp≦30を満足する条件下で溶融亜鉛めっきを施し、次いで460〜600℃で合金化処理を施した後、調質圧延を行う、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】耐候性、耐水性、耐変色性および皮膜密着性のすべてに優れる化成処理皮膜を有する溶接めっき鋼管を提供すること。
【解決手段】Alを0.05〜60質量%含むAl含有Zn系合金めっき鋼板を原板として溶接めっき鋼管を作製した後に、溶接めっき鋼管の外側の表面に膜厚0.5〜10μmの化成処理皮膜を形成する。この化成処理皮膜は、カルボキシル基、スルホン酸基およびこれらの塩からなる群から選ばれる親水性官能基0.05〜5質量%とF原子7〜20質量%とを含有するフッ素含有樹脂と、前記フッ素含有樹脂に対して金属換算で0.1〜5質量%の4A族金属化合物とを含有する。 (もっと読む)


【課題】極めて高い引張強度を有しながら優れた伸びフランジ性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.070%超0.15%以下,Si:0.001〜0.40%,Mn:2.2%超3.5%以下,P:0.05%以下,S:0.01%以下,sol.Al:0.001〜0.40%,Ti:0.12〜0.25%,B:0.0025%超0.010%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し,引張強度(TS)が980MPa以上であり,特定された穴拡げ率が高い機械特性を有する溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】めっき性及び伸び特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.05〜0.5%、S:0.01%以下、P:0.05%以下、sol.Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有する成分組成を有する鋼板に対して、直火加熱方式の直火帯で加熱し、さらに、還元帯において還元雰囲気中で表面の還元と焼鈍を行ったのち、溶融亜鉛めっき浴に浸漬させて亜鉛めっき処理を行う。この時、前記直火帯を入側から第1〜第4の4つのゾーンに分け、各々のゾーンの空気比を以下のようにする。第1ゾーンの空気比:0.70〜0.90、第2ゾーンの空気比:0.70〜0.90、第3ゾーンの空気比:0.70〜0.90、第4ゾーンの空気比:0.70〜0.85 (もっと読む)


【課題】合金化不良の発生を効率良く抑制し得る合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板を直火炉を用いて当該直火炉出側において目標板温となるように加熱する工程と、上記直火炉出側における上記鋼板の幅方向板温を測定する工程と、上記鋼板を還元雰囲気で間接加熱する工程と、上記鋼板にめっき皮膜を形成する工程と、上記鋼板を合金化炉を用いて予め設定された合金化温度で加熱して合金化する工程と、を備え、上記直火炉出側における上記鋼板の幅方向に、実測板温が上記目標板温よりも低い低板温領域が確認された場合には、上記合金化炉をフィードフォワード制御して、合金化温度をより高温に調整する。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性及びめっき性に優れ、1180MPa以上のTSを有する高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.15〜0.25%、Si:0.4%以下、Mn:1.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下、Ti:0.035%以下、V:0.6〜1.0%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなる組成を有し、マトリックス全体に占めるフェライト相(F相)の面積率が95%以上で、F相にはVCが析出しているミクロ組織を有し、かつVCの全個数のうち大きさが10nm未満のVCの個数の割合が90%以上であり、鋼中の固溶V量が0.20質量%以下である高強度合金化溶融亜鉛めっき熱延鋼板;ここで、VCの大きさとは、TEMによりマトリックスであるF相の[001]方位から観察される正方板状のVCにおいて、21/2×L(L:正方板の1辺の長さ)で表せるVCの大きさの平均値のことである。 (もっと読む)


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