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国際特許分類[C23C8/32]の内容

国際特許分類[C23C8/32]に分類される特許

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【課題】鋼材の疲労強度を向上することが出来る処理方法の提供。
【解決手段】炭素量0.15%〜0.70%の鋼材に焼入れ処理を施す工程(S1)と、250℃〜300℃で2時間以上加熱して焼き戻し処理を行ない、組織中のオーステナイトをマルテンサイトに変態せしめる熱処理工程(S2)と、大径のショット粒を用いてショットピーニングを行なう第1段のショットピーニング工程(S3)と、第1段のショットピーニング工程(S3)の後、小径のショット粒を用いてショットピーニングを行う第2段のショットピーニング(S4)工程を有する。 (もっと読む)


【課題】表面処理を施した後の焼入れで生じる熱処理歪を十分低減することができ、寸法精度の高い「高強度表面硬化部品」を得るのに好適な表面硬化処理用鋼材の提供。
【解決手段】C:0.10〜0.30%、Si≦0.35%、Mn:0.15〜1.5%、P≦0.04%、S:0.001〜0.07%、Cr:1.5〜3.0%、Al:0.02〜0.05%、N:0.0035〜0.0100%、Ti:0.005〜0.10%、B:0.0005〜0.0050%を含有し、〔4.1≦DI=0.311×C0.5×(1+0.64×Si)×(1+4.10×Mn)×(1+2.83×P)×(1−0.62×S)×(1+2.33×Cr)×(1+3.14×Mo)×{1+1.5×(0.90−C)}≦20.0〕、かつ、横断面内におけるDIの標準偏差が0.25以下であって、残部がFeと不純物からなる化学組成を有する表面硬化処理用鋼材。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の長寿命化と、十分な静的負荷容量を確保できる軸受構成部材、製造方法並びに長寿命で、かつ十分な静的負荷容量を示す転がり軸受を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0%のCrと、0.05%以上0.5%未満のVとを含有する鋼材の素形材に、浸炭窒化処理、サブゼロ処理、焼もどし処理及び仕上げ加工を施すことにより、転がり軸受の固定輪の外輪61を得る。軸受構成部材において、表面から10μmまでの表面層における炭素含有量1.1〜1.6%、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さ800〜940、表面から10μmの深さの位置での残留オーステナイト量5〜30体積%、表面から10μmまでの範囲の表面層における窒素含有量0.1〜1.0%、表面層におけるバナジウム窒化物、バナジウム炭窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面層における粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】300℃程度の高温までの広い温度範囲において、良好な転動疲労寿命を確保するのに十分な表面硬さを示す転がり摺動部材を低コストで得ることができる、転がり摺動部材の製造方法を提供する。
【解決手段】3.2〜5.0質量%のCrと、0.05質量%以上0.5質量%未満のVとを含有する鋼材から得られる素形材に浸炭窒化処理、250℃を超え、300℃以下の温度で加熱する焼もどし処理及び仕上げ加工を施す。
これにより、表面から50μmの深さの位置でのビッカース硬さを740以上、表面から10μmまでの範囲の表面層の炭素含有量を1.1〜1.6質量%、表面から10μmまでの範囲の表面層の窒素含有量を0.1〜1.0質量%、表面から10μmまでの範囲の表面層にバナジウム窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子および/またはバナジウム炭窒化物からなる粒径0.2〜2μmの粒子を存在させ、表面から10μmまでの範囲の表面層の前記粒子の面積率を1〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】浸炭または浸炭窒化して得られる肌焼鋼部品であって、疲労特性(特に、耐ピッチング性)に優れた肌焼鋼部品、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.5%、Si:0.03〜2%、Mn:0.2〜1.8%、Al:0.1〜0.5%、B:0.0005〜0.008%、N:0.002〜0.015%を含有し、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、O:0.002%以下(0%を含まない)を満足し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼を浸炭または浸炭窒化した肌焼鋼部品について、部品表面に析出しているBNとAlNの質量比(BN/AlN)が0.01以下とする。 (もっと読む)


【課題】所望の品質を付与しつつ、浸炭窒化処理におけるRXガスの流量を低減することによりCOの排出量を抑制することを可能とする鋼の熱処理方法、機械部品の製造方法および機械部品を提供する。
【解決手段】バッチ式の熱処理炉を用いた鋼の熱処理方法は、熱処理炉の扉を開け、高炭素クロム軸受鋼からなる被処理物を炉内に装入する工程と、扉を閉じる工程と、炉内にRXガスを供給しつつA点以上の温度である熱処理温度に炉内の雰囲気を加熱して、雰囲気のカーボンポテンシャル値を予め決定された値に調整する工程と、被処理物が熱処理温度に加熱されることにより、被処理物が浸炭窒化される工程とを備えている。そして、被処理物が浸炭窒化される工程では、ガス置換回数が0.05以上0.78未満となるように、炉内にRXガスが供給される。 (もっと読む)


【課題】浸炭窒化処理が為され、その疲労強度が向上している鋼材と、係る鋼材を製造するための熱処理方法の提供。
【解決手段】炭素量0.15%〜0.70%の合金鋼に対して浸炭窒化処理を施して、鋼材表面に炭素を1.0%〜2.5%、窒素を0.3%〜0.8%含有させる工程と、250℃〜300℃で2時間以上加熱して焼き戻し処理を行ない、組織中のオーステナイトをマルテンサイトに変態せしめている。 (もっと読む)


本発明は、ワークピースを熱処理するための方法及び装置に関し、該装置は、冷却室及び、ワークピースが加熱装置の直接熱放射により950から1200℃に加熱される2つ以上の浸炭室を備える。
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【課題】優れた曲げ矯正性と高い疲労強度を有する調質型軟窒化部品の提供。
【解決手段】生地の鋼材が、質量%でC:0.25〜0.40%、Si:0.10〜0.35%、Mn:0.60〜1.0%、P:0.08%以下、S:0.10%以下、Al:0.05%以下、Cr:0.30〜1.10%およびN:0.0030〜0.0250%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる調質型軟窒化部品であって、表面から0.05mm位置のビッカース硬さが400〜600であり、かつ応力集中部の化合物層深さが5μm以下である調質型軟窒化部品。Feの一部に代えて、Cu≦1.0%、Mo≦0.3%、V≦0.3%、Ni≦0.5%、Ti≦0.020%、Ca≦0.010%のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼材料の表面に窒化処理によって形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止する手段の提供。
【解決手段】鋼材に対し窒化処理後に形成される窒化物層上に当該窒化物を保護するための保護膜を形成するための処理液であって、Si、Ti、Zr、Hf、V、Ta、Ca、Ce、Sc、Nb、Cr、W、Al、Sr、Zn、Mg及びMoからなる群の中から選択される少なくとも1種を含有し、りん酸イオン、縮合りん酸イオン、亜りん酸イオン、フッ化物イオン、炭酸イオン及びケイ酸イオンからなる群の中から選択される少なくとも1種のアニオンを0.1〜60g/L含有し、その処理液のpHが4〜14であることを特徴とする化合物層保護皮膜形成処理液。 (もっと読む)


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