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国際特許分類[C23C8/32]の内容

国際特許分類[C23C8/32]に分類される特許

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【課題】 比較的低い温度で鉄系合金の表面の改質ができる表面改質材と表面改質方法を提供する。
【解決手段】 以下の成分割合の表面改質材料をエポキシ樹脂及びシンナーに溶かしてペースト状にし、これを軟窒化処理を施した金型表面に塗布し、熱処理する。
Fe(鉄):6質量%以上10質量%以下
ニッケル(Ni):24質量%以上40質量%以下
コバルト(Co):5質量%以上10質量%以下
クロム(Cr):5質量%以上10質量%以下
アルミニウム(Al):1.3質量%以上10質量%以下
シリコン(Si):3質量%以上10質量%以下
マンガン(Mn):15質量%以上25質量%以下
タングステン(W):15質量%以下
ホウ素(B):0.1質量%以上2質量%以下
炭素(C):2質量%以下
モリブデン(Mo):3.2質量%以下
チタン(Ti):1質量%以下 (もっと読む)


【課題】軟窒化後において疲労特性に優れ、自動車、建設機械用として好ましい軟窒化用鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C≦0.15%、Si≦0.5、Mn≦2.5%、Ti:0.03〜0.35%、Mo:0.03〜0.8%、必要に応じて、Nb≦0.08%、V≦0.15%、W≦1.5%の一種または二種以上を含み、且つ下記式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる、軟窒化後において、ベイナイト面積率50%以上の組織を有し、ベイナイト相中に粒径が10nm未満の微細析出物が全析出物の90%以上、分散析出している鋼。0.5≦(C/12)/{(Ti/48)+(Mo/96)+(Nb/93)+(V/51)+(W/184)}≦1.5、各元素は含有量(mass%)で含有しない元素は0とする。 (もっと読む)


【課題】高価なMoの含有量を低減するか、あるいはMoが非添加であっても、優れた耐摩耗性と大きなピッチング強度を確保することができる浸炭窒化部材の提供。
【解決手段】生地の鋼材が、質量%で、C:0.10〜0.35%、Si:0.15〜1.0%、Mn:0.30〜1.0%、Cr:0.40〜2.0%、S:0.05%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる浸炭窒化部材であって、硬化層の表面から有効硬化深さの位置までの領域に、ε−Fe3Nおよび/またはζ−Fe2Nの鉄窒化物粒子が分散しており、且つ、残留オーステナイトがベイニティックフェライト、Fe3Cおよびα”−Fe162に分解している浸炭窒化部材。必要に応じて、Mo:0.50%以下を含有してもよい。 (もっと読む)


本発明は、2つのプーリと、該プーリの周囲に巻き付けられておりかつ該プーリと摩擦接触した駆動ベルトとを有しており、該駆動ベルトの無端引張り手段に設けられた多数の横断エレメントを有しており、該横断エレメントが、0.7質量%よりも多い炭素を含む鋼から形成されている、連続可変トランスミッションのための駆動ベルトを製造する方法であって、横断エレメントをまずオーステナイト化し、次いで焼入れすることによって、鋼製の横断エレメントを硬化させる方法に関する。本発明によれば、焼入れの後に、横断エレメントが、さらなる熱処理を行うことなく駆動ベルトに組み込まれるか、又は駆動ベルトに組み込まれる前に175℃〜225℃の温度で60分未満の間、好適には10分未満の間、焼戻しのさらなる熱処理が行われる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐摩耗性を有し、自動車および産業機械の歯車、プーリー、シャフトなどとして用いるのに好適な摺動部品の提供。
【解決手段】浸炭または浸炭窒化された摺動部品であって、摺動面の表面から深さ10μmまでの表層部において、セメンタイト粒子の平均粒子径:0.6μm以下、摺動面に対して垂直方向の断面におけるセメンタイト粒子の数密度:1個/μm2以上、かつ、摺動面の表面からの深さ10μmにおけるビッカース硬さ:700以上、を満たすとともに、摺動面の表面粗さが、Rz:4.0μm以下、Rpk/Rk:1.0未満、を満たす摺動部品。なお、Rzは、JIS B 0601(2001)で規定された「最大高さ粗さ」を表し、また、RpkおよびRkはそれぞれ、JIS B 0671−2(2002)で規定された「突出山部高さ」および「コア部のレベル差」を表す。 (もっと読む)


【課題】調質処理を行わずに軟窒化処理を施しても、高い疲労強度と優れた曲げ矯正性を有するV含有量の少ない低コストの軟窒化用非調質鋼の提供。
【解決手段】C:0.30〜0.60%、Si:0.05〜0.80%、Mn:0.20%以上0.80%未満、P:0.050%以下、S:0.005〜0.10%、V:0.05〜0.20%、Ti:0.005〜0.030%及びN:0.007〜0.030%を含有し、残部はFeと不純物からなり、不純物中のCr、Al及びPbがそれぞれ、Cr<0.10%、Al≦0.005%及びPb≦0.02%で、かつ、0≦N−0.63×Ti≦0.020を満足する軟窒化用非調質鋼。Mo≦0.30%とCa≦0.0050%のいずれか一方又は双方を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】長期間にわたって安定した窒化品質を維持することができる熱処理炉を提供する。
【解決手段】鋼材を所定の雰囲気で加熱してハロゲン化処理および窒化処理を行う熱処理炉であって、上記窒化処理が行われる処理空間に露出する炉内構造物の表面を構成する材料として、Niが50質量%以上80質量%以下、かつFeが0質量%以上20質量%以下である合金が使用されている。これにより、上記炉内構造物の表面が窒化反応を起こしづらくなり、被処理物に対するハロゲン化処理および窒化処理を長期間にわたって安定的に実施することが可能となり、難窒化鋼種を含めたあらゆる鋼材に目的に応じた窒化層を安定的に形成させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】優れた曲げ疲労強度および面疲労強度を有し、部品の軽量化、小型化、高応力負荷化の要求に応えることができる鋼製の浸炭窒化部品のの提供。
【解決手段】生地が、C:0.1〜0.3%、Si:0.05〜1.5%、Mn:0.2〜1.5%、S:0.003〜0.05%、Cr:0.5〜2.5%、Mo:0.20〜0.8%、Al:0.01〜0.05%、N:0.008〜0.025%を含み、残部はFeと不純物からなる鋼材で、表面から深さ0.1mmまでの領域において、平均C濃度Csが0.60〜0.90%、平均のN濃度Nsが0.15〜0.35%、Cs+Nsが0.80〜1.10%で、かつ、Cr−(Ns×3.7)≧0の場合は「(1+0.7×Si)×(1+3.3×Mn)×[1+2.2×{Cr−(Ns×3.7)+(0.048/Ns)}]×(1+3.0×Mo)≧9」、また、Cr−(Ns×3.7)<0の場合は「(1+0.7×Si)×(1+3.3×Mn)×{1+2.2×(0.048/Ns)}×(1+3.0×Mo)≧9」である鋼製の浸炭窒化部品。 (もっと読む)


【課題】 鋼材および転動部品の製造性が良好であり、水素侵入環境下での長寿命化の図れた転動部品例えば軸受部品を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.35%、Si:0.35〜1%、Mn:0.2〜1.6%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Cr:1.5〜3%、N:0.004〜0.025%を含み、残部はFeおよび不可避不純物からなる鋼材から製造の転動部品であり、浸炭もしくは浸炭窒化処理と、該処理に続く少なくとも2回の焼入れ工程後の旧オーステナイト結晶粒度番号が12番以上であり、Crを含有する0.03〜1μmの炭化物あるいは炭窒化物が少なくとも15個/100μm2以上存在することからなる水素環境下での寿命に優れる転動部品。 (もっと読む)


【課題】高濃度のNを有しかつ硬度や窒素化合物層厚さが抑制された窒化層を形成させ、耐摩耗性と疲労特性に優れた特性が得られる鋼材の表面処理方法を提供する。
【解決手段】処理前の鋼材表面にショットピーニング処理を行なうショットピーニング工程と、上記ショットピーニング処理を行なった鋼材をフッ素含有雰囲気で加熱して表面の酸化皮膜を除去するとともにフッ化物膜を形成させるフッ化処理工程と、上記フッ化処理した鋼材に対して窒化処理を行う窒化処理工程とを行うことにより、鋼材の表層部に2質量%以上のN濃度を有する窒化処理層2を10μm以上形成する。 (もっと読む)


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