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国際特許分類[C25B11/10]の内容

国際特許分類[C25B11/10]に分類される特許

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【課題】
海水を代表とする、塩素イオンを含有する水溶液の電解に使用して、塩素の発生を抑えて酸素を発生させることのできる電極であって、チタンの電極基板の上に白金族金属酸化物を含む中間層を有し、表面に陽極活物質であるMn−Mo、Mn−WまたはMn−Mo−W複合酸化物の導電性被覆をアノード電着法により形成した電極において、中間層を構成する白金族金属酸化物の量を低減したものを提供する。
【解決手段】
中間層を、白金族金属(M)の酸化物と、タングステン(W)の酸化物との混合物で形成する。各酸化物の存在量は、中間層の面積当たり、金属元素基準で、つぎの範囲からえらぶ。
M:1×10-3〜2×10-3mol/m2未満−W:1×10-3〜15×10-3mol/m2またはM:2×10-3〜10×10-3mol/m2−W:0.1×10-3〜15×10-3mol/m2 (もっと読む)


本発明は、電極触媒作用をする塗膜、および、該塗膜をその上に有する電極に関し、ここで、該塗膜は、混合金属酸化物の塗膜、好ましくは白金族金属酸化物であり、弁金属酸化物を含んでいてもよいし、含まなくてもよい。該電極触媒の塗膜は、特に、電気分解セル、具体的には次亜塩素酸塩水溶液を電気分解するためのセルにおける陽極成分として用いることができる。 (もっと読む)


【課題】水素と酸素を混合することなく生成し、エネルギー効率を向上させる。
【解決手段】チタン薄膜21表面上に耐エッチングマスクをパターンニングし、耐エッチングマスクを介してチタン薄膜をエッチングすることによりチタン薄膜に貫通孔22を形成し、貫通孔の内側表面に白金層23を形成することによりカソード電極6を製造する。このようなカソード電極によれば、カソード電極の面内方向に電子を速やかに行き渡らせることができるのと同時に、発生する水素を貫通孔を通じて排出することができるので、水素と酸素を混合することなく生成し、エネルギー効率を向上させることできる。 (もっと読む)


【課題】腐食性の雰囲気中で使用され、また流体中で十分な耐性を有する、工業電解用電極や触媒などに使用するための構造体であって、担体の金属やセラミックス基母材を含む構造体をより強固にすると共に化学的、物理的により安定化を図り、電解用電極構造体として、長寿命で、安定した金属電極や触媒用構造体を完成することを課題とした。
【解決手段】母材が金属やセラミックの表面に導電性の窒化チタン層を形成し、該表面上に貴金属、貴金属酸化物を含む貴金属触媒層をコーティング加工して皮膜を生成した構造体とすることによって、基材金属の展性、延性を保持し、表面の硬度が最も高いとされる窒化チタンによって保護され、しかも極めて活性で安定な電極物質をその表面に有する。 (もっと読む)


本発明は、電気触媒コーティング及びこのコーティングを表面に有する電極に関し、ここで、コーティングは、金属酸化物混合物のコーティングであり、好ましくは白金族金属酸化物であって、低レベルの弁金属酸化物はあってもなくてもよい。電気触媒コーティングを、電解セル、特に水性クロル−アルカリ溶液の電気分解のためのセルのアノード成分として特に使用できる。 (もっと読む)


【課題】 陽イオン交換膜を隔膜として用いた電解槽で第四アンモニウムの無機酸塩を電解して高純度の水酸化第四アンモニウムを製造する上で、耐蝕性及び耐久性に優れて長期に亘って使用することができ、しかも電力消費量が低減できて工業的にコストをかけずに高純度の水酸化第四アンモニウムを製造することができる電解用電極を提供する。
【解決手段】 陽イオン交換膜を隔膜として用いた電解槽で第四アンモニウムの無機酸塩を電解して水酸化第四アンモニウムを製造する際に用いる電解用電極であって、導電性金属からなる電極基体が電極活性物質を含んだ電極活性層で被覆されており、この電極基体と電極活性層との間にIn、Ir、Ta、Ti、Ru及びNbから選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物とSnの酸化物との混合酸化物からなる中間層を設けたことを特徴とする電解用電極である。 (もっと読む)


開示した複極式ゼロギャップ電解セルでは、陽極を構成する陽極基材が開口率25%以上70%以下のチタン製エクスパンデッドメタル或いはチタン製金網であり、且つ前記基材に触媒を塗布した後の陽極表面の凹凸の差の最大値が5μm〜50μmであり、陽極の厚みが0.7mm〜2.0mmである。この電解セルは、イオン交換膜が破損しにくく且つ陽極液と陰極液が一定範囲内の濃度分布を持ち、セル内圧の変動の少ない長期間安定して電解できる。
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本発明は電極触媒コーティングおよび上にコーティングを有する電極に関し、そのコーティングは混合の金属酸化物のコーティング、好ましくはバルブ金属酸化物を伴うかまたは伴わない白金族金属の酸化物であり、そしてパラジウム、ロジウムまたはコバルトなどの遷移金属成分を含有する。電極触媒コーティングは特にハロゲン含有溶液の電気分解のための電解槽のアノードの構成要素として用いることができて、このときパラジウム成分はアノードの動作電位を低くするとともに、最も低いアノード電位を得るための「試行」期間の必要性を解消する。 (もっと読む)


【課題】カソード側が高圧になってもアノード給電体の変形を防止できる水素製造装置を提供する。
【解決手段】固体高分子膜2の両側に設けられた給電体3,4と、セパレータ5,6とを備える。アノード側セパレータ6は、水素ガスの圧力に抗して形状を維持できる材料からなり、流体通路領域19bとフレーム領域20bとを備える。アノード給電体4は流体通路領域19bに対向する多孔質部材16と、フレーム領域20bに対向する非多孔質部材17とからなる。アノード給電体4は、チタン粉末が焼結されてなる多孔質部材16と、チタンからなる非多孔質部材17とからなり、多孔質部材16と非多孔質部材17との境界が平滑に接合されている。多孔質部材16と非多孔質部材17とが、圧入、電子ビーム溶接または拡散接合により接合されている。カソード給電体3は、カソード側セパレータ5の流体通路領域19aに対向する多孔質部材のみからなる。 (もっと読む)


【課題】 残留塩素および有機汚濁物質の吸着保持能を有する活性炭ブロックを収納したろ過ユニットと,ろ過ユニットの貯留水を電気分解する電極対および電極対に直流電圧を給電する電源ユニットから構成され,前記活性炭ブロックに水の電気分解で発生した水素ガスを吸蔵させ,流入水と混合,溶解して水素水を生成する電解式水素水生成装置において,前記活性炭ブロック,または,活性炭ブロック後段の送水管内の細菌の殺菌機能を備える。
【解決手段】 定電流制御機能を備えた直流電源により給電し,陰極に白金めっきを施したチタン,陽極に白金,または,白金めっきを施した金属等,酸化反応による電気的特性の変化を受けにくい導電性材料で構成した電極対を活性炭ブロックの前段に配設し,電解電流とチタン溶出に要する通電電流の比率に相当する面積で前記陰極表面の白金めっき部に非めっきのチタン露出部を設けて構成する。 (もっと読む)


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