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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】繊維軸方向に安定した空洞を有し、軽量性、保温性、吸水性、抗ピル性に優れ、さらには、衣料用をはじめとする幅広い用途に対し好適であり、また、特別な紡糸設備を必要とせずに、湿式紡糸にて紡糸可能であるため従来と同様の風合いを有する中空アクリル繊維およびその製造方法を提供する。
【解決手段】繊維軸方向に連続した中空部を有し、単繊維表面に櫛目形状を有することを特徴とする中空アクリル繊維。 (もっと読む)


【課題】湿式防止法による紡糸時にノズルから紡出された糸条を分割しても、毛羽及び分割不良の発生を抑制可能なアクリル系炭素繊維前駆体繊維束の製造方法を提供すること。
【解決手段】湿式紡糸によるアクリル系炭素繊維前駆体繊維束の製造方法であって、(A)凝固槽の凝固液中に浸漬された2つのノズルから紡糸原液を紡出し、2つのノズルから得られた糸条をそれぞれ分割する工程と、(B)前記凝固槽の上方に設置された方向転換ロールに、前記2つのノズルから得られ分割された糸条のそれぞれを互い違いに配置して同一方向に進行させる工程と、(C)前記同一方向に進行する糸条を乾燥緻密化する工程と、(D)前記乾燥緻密化された糸条のうち隣り合う2本ずつを組み合わせて、引き揃えることなく単一のボビンに巻き取る工程と、を有するアクリル系炭素繊維前駆体繊維束の製造方法とする。 (もっと読む)


複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、その製造方法及び装置、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。小トウ間交絡度が1m−1以下で容器に収納した際のトウの水分率が10質量%未満の捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出して焼成工程に導入す
る際には1本の集合トウの形態を保持し、焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有する炭素繊維前駆体繊維束。その製造方法。複数の小トウが隣接して通過可能な偏平矩形断面を有する糸道を備え、偏平矩形の長辺方向に所定の間隔をおいて複数配された糸道に開口するエア噴出孔を有する交絡付与装置を備える炭素繊維前駆体繊維束の製造装置。この前駆体繊維束を用いる炭素繊維とその製造方法。 (もっと読む)


特定の低温領域で染色が可能となったアクリル系収縮性繊維を含むパイル生地に対し、乾熱処理を行なうことで従来よりも容易に段差パイル布帛におけるダウンヘアー部の色揃えを増やすことができる。 スルホン酸基含有モノマーを0.5〜10重量%含有するアクリル系共重合体からなり、55〜85℃で染色を行なったアクリル系収縮性繊維を含むパイル生地を110〜150℃にて20分以内で乾熱処理することにより得られる段差パイル布帛であって、下式(1)で算出される前記アクリル系収縮性繊維の収縮率が18%以上である段差パイル布帛およびその製造方法を提供する。 収縮率(%)=100×(1−Sa/Sb) (1)[式中、Sbは乾熱処理前のダウンヘアー成分のパイル長、Saは乾熱処理後のダウンヘアー部分(成分)のパイル長を示す。] (もっと読む)


【課題】 本発明は、炭素繊維の生産性と高弾性率等の性能とを両立させるために、高速焼成が可能で、耐炎化処理後の断面二重構造が低減され得る前駆体繊維を与えるようなアクリロニトリル系ポリマーを提供することを目的とする。
【解決手段】 炭素繊維用前駆体繊維の製造に用いられるアクリロニトリル系ポリマーであって、示差走査熱量計を用いて空気気流中にて230℃で測定した等温発熱曲線における発熱ピーク出現時間の逆数をV(min-1)としたときに、Vが0.01以上、0.3未満であることを特徴とするアクリロニトリル系ポリマー。 (もっと読む)


【課題】 ブレード用、エクステンション用をはじめとする人工毛髪用繊維であって、クリンプ加工での形状の付き易さ、三つ編み等の手作業時の扱い易さに優れ、しかも好ましい風合を有する人工毛髪用繊維を提供すること。
【解決手段】 重合体からなる合成繊維であって、断面形状が、長軸の長さLと短軸の長さWの比(L/W)が7/1〜3/1の扁平形状で、かつ長軸が、その1箇所又は2箇所で、90°好ましくは120°を超える角度θで屈曲又は湾曲した断面形状を有し、単糸繊度が30〜70デニールの人工毛髪用繊維。 (もっと読む)


【目的】 頭飾用として用いられ、より自然な光沢とソフトな感触を有する人工毛髪用繊維を提供する。
【構成】 アクリロニトリルを30重量%以上含有するアクリル系重合体からなり、繊維の断面が、一つの中央連結部から放射状に突出する3個以上の突出部を有し、繊維表面に、繊維軸方向に平行な溝状の凹凸を有し、該凹凸における凹部の深さが平均0.05〜0.7μmの範囲で、かつ繊維の外周線における任意の50μmの間隔に15〜40個の凹部が存在し、単糸繊度が25〜75dである人工毛髪用繊維であり、捲縮加工を施した繊維束を形成して、かつら、ヘアピース、ブレード、エクステンションヘアー、又はドールヘアー等の頭髪装飾用に用いる。 (もっと読む)


【目的】 従来よりも嵩高性を向上し、且つソフトな感触を有する人工毛髪用繊維を提供する。
【構成】 断面が、中央連結部から三方へ突出部を有し、少なくとも一つの突出部が中央連結部の中心から当該突出部先端部までの長さRの二分の一より先端に近い部分で最もくびれており、このくびれた部分より先端寄りの部分のうちで最も幅広な部分の幅W1 と最もくびれた部分の幅W2 との比W1 /W2 が1.05〜2.0の範囲で、突出部先端部までの長さRと最もくびれた部分より先端寄りの部分のうちで最も幅広な部分の幅W1 との比R/W1 が1.10〜5.0の範囲である異形断面繊維。 (もっと読む)


【目的】従来膜の欠点である高温時の熱収縮および透水量、機械的特性の低下を押さえ、被処理溶液の温度が高いものを処理する場合や、高温殺菌する場合でも収縮が小さくしかも透水量が大きく、機械的特性に優れている中空糸膜および製法を提供する。
【構成】(1) 一方の表層が500オングストローム以下の孔径を有する緻密層からなり、該表層からもう一方の表層にかけて孔径が大きくなる多孔質層を形成し、85℃の熱水で処理した時の収縮率が10%以下であることを特徴とするポリアクリロニトリル中空糸膜。
(2) 極限粘度[η]が2.0以上の超高重合度のアクリロニトリル重合体の有機溶媒溶液を用いて乾湿式法により製糸したポリアクリニリトル中空糸膜を、界面活性剤または2価以上のアルコールを含む、70℃以上、110℃以下の水溶液で、熱処理することを特徴とするポリアクリロニトリル中空糸膜の製造方法。 (もっと読む)


【目的】 炭素繊維用プレカーサーの経時劣化を防止し、プレカーサーの高品質を維持させるために必要な油剤組成物を提供する。
【構成】 アミノ基に由来する窒素の含有量が0.05〜2.0重量%であり、25℃の粘度が500センチストークス以上のアミノ変性ポリシロキサンを少なくとも50重量%以上含有するシリコーン油剤に、アミノ基1モルに対して0.3〜5.0モル当量の炭素数6以下のカルボン酸を加えてなる油剤80〜20重量部とPOEアルキルエーテル、POEアルキルアリールエーテル又はPOE脂肪酸エステルを主体とするノニオン系乳化剤20〜80重量部との混合物100重量部に対してアルキルアミン、アリールアミン、もしくはアルキルアリールアミンのカルボン酸塩、アミノ酸又はベタイン化合物のアミノカルボン酸物質を0.2〜10重量部混合してなる新規な油剤組成物。 (もっと読む)


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