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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】結晶配向度が高い耐炎化糸を得ることを可能とするために、結晶配向度および結晶性がより向上した炭素繊維前駆体繊維を提供する。
【解決手段】広角X線回折測定にて観測される2θ=17°付近の回折強度プロファイルのピークをβ方向に測定することにより求まる結晶配向度が95.0%以上であり、かつ2θ=17°付近の該ピークの半値幅が0.50°以上であるアクリロニトリル系重合体からなる炭素繊維前駆体繊維。2θ=17°付近において、六方晶由来のシングルピークを有すると共に、そのピークの両側のショルダー部に斜方晶由来の2つのピークを有する炭素繊維前駆体繊維。アクリロニトリル系重合体を含有する紡糸原液を紡糸、延伸して得られる繊維を、蒸気圧力300kPa以上、延伸倍率2倍以上でスチーム延伸し、その後、乾燥ロールの蒸気圧力500kPa以下で乾燥処理する、合計延伸倍率5倍以上の炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明が解決しようとする課題は、従来技術における問題点を解決し、ラージトウでありながらも高い品質を有する炭素繊維を提供することにある。
【解決手段】本発明の要旨は、95質量%以上のアクリロニトリル単位を含有するアクリロニトリル系重合体の有機溶剤溶液からなる紡糸溶液を、吐出孔を50000〜70000有する紡糸口金装置を用いて、有機溶剤水溶液からなる凝固浴中に吐出させて凝固糸にするとともに、この凝固糸を紡糸原液の吐出線速度の0.3〜0.4倍の速度で凝固浴中から引き取る工程と、さらに5〜6倍の延伸を施す工程と、シリコン系油剤の添油処理を行う工程と、乾燥させた後に、ロール間で加熱しながら1.2〜1.7倍の延伸を施す工程と、引き続き焼成して炭素繊維とする工程とを有する炭素繊維の製造方法にある。 (もっと読む)


【課題】極めて総繊度の大きな集合トウから炭素繊維を効率的に製造するための前駆体繊維束を製造するにあたり、生産性を高めるとともに、焼成時にもトウの内部が蓄熱により過熱することがなく工程通過性に優れ、高品位の炭素繊維前駆体繊維トウが得られる炭素繊維前駆体繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の各小トウ(1) に対し交絡処理を行い、各トウ幅を前記交絡時の各小トウ(1) のトウ幅より5〜20%拡幅し、次いで、隣り合う各小トウ(1) の幅方向端部同士を交絡させて集合トウ(5) とする炭素繊維前駆体繊維束の製造方法である。前記集合トウ(5) の総繊度を150000〜600000Dtex、1本の集合トウ(5) を構成する小トウ数を4〜10、各小トウ(1) の総繊度を24000〜100000Dtexとしている。 (もっと読む)


【課題】総繊維数が多くても、焼成工程での操業安定性を高くできる上に、得られる炭素繊維束のストランド強度および樹脂含浸性を高くできる炭素繊維前駆体アクリル繊維束を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、空豆形断面型単繊維と楕円形断面型単繊維と円形断面型単繊維とにより構成され、それらの本数の割合が特定範囲にある。 (もっと読む)


【課題】結晶サイズが大きく、かつ耐炎化反応時の暴走反応を低減し、さらに耐炎化反応時に高い熱収縮を発現する炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維を提供する。
【解決手段】広角X線回折測定において、2θ=17°近傍に検出されるポリアクリロニトリル(100)反射の半値幅から求めた結晶サイズLaが155Å以上180Å以下であり、等温DSC測定において、測定開始温度が230℃、昇温温度が0.01℃/分の条件で得られる発熱ピーク時間が11.3分以上13分以下に発現し、かつ250℃での等温TMA測定によって得られる第一ピークの収縮応力が、100dtexあたり250mN以上350mN以下である炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】ロール装置に付着した汚れ物に関して、従来からの手法である汚れ物を除去するという観点を変え、ロール装置に油剤などの付着物が付着しないようにするという観点で考えた繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】ロールの接触面と水との接触角αが50°以上であるロール装置。ロール装置が加熱ロールであることが好ましい。これらより、安定して長期間繊維を得られる工程を提供する。また、前記ロール装置を用いるアクリル繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】単繊維数を多くしても、操業安定性が良好で、得られる炭素繊維束の機械的特性を向上させることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維束を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、総繊度が30000Dtex以上であり、長手方向に対して垂直方向の結晶領域サイズが13nm以上、溶剤含有濃度が0.02〜0.1質量%である。 (もっと読む)


【課題】導電性、分散性に優れた、蓄電デバイス導電助材に好適に用いられる極細の炭素繊維を提供すること。
【解決手段】繊維径が1μm以下、繊維径の変動係数が30%以下、アスペクト比が10〜100かつ結晶面間隔(d002)が0.343nm以上である炭素繊維により達成される。かかる炭素繊維は、ポリアクリロニトリルを電界紡糸する工程を有する製造方法により、好ましくは、その後、耐炎化、炭化処理、ないし粉砕する工程を有する製造方法により得られる。 (もっと読む)


【課題】優れた炭素繊維強度が得られる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤の提供。
【解決手段】変性シリコーン(A)と、下記一般式(1)および(2)で示されるシロキサン(B)とを含有する。


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【課題】ポリマー溶液の曳糸性を改善することで繊維径の細い繊維を容易に紡糸することができ、さらに得られた繊維ないし不織布中のビーズ状欠陥を抑制することで取り扱い性も向上できる繊維、不織布および炭化不織布、ならびにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリマー溶液を電界紡糸する繊維の製造方法であって、B型粘度計で測定した粘度が100mPa・s以下であるときの伸張時破断時間が0.05秒以上であるポリマー溶液や、ポリマー溶液を構成するポリマーのz平均分子量(Mz)と重量平均分子量(Mw)の比で表される多分散度(Mz/Mw)が2.7〜15であるポリマー溶液を電界紡糸して得られる繊維およびその繊維を含む不織布、ならびにそれらの製造方法。 (もっと読む)


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