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国際特許分類[D03C9/02]の内容

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国際特許分類[D03C9/02]に分類される特許

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【課題】たて糸の摩耗を抑えるヘルドを提供すること。
【解決手段】本発明は、ヘルド枠14のためのヘルド10に関する。ヘルド10は、射出成形により好ましくは樹脂材料で作製された、ヘルド本体11を含む。ヘルド10のアイ15は、それを通してたて糸16がたて糸方向Fに動くように設けられている。ヘルド本体11の長さ方向Lから見ると、アイ15は、向き合って配置された2つの糸支持面25により仕切られている。2つの糸支持面25は、同一の構成を有する。各糸支持面25は、第1平坦面区画42と第2平坦面区画43とを有する。たて糸方向Fから見ると、2つの面区画42、43の傾斜角δは一定であり、異なる大きさであるのが好ましい。傾斜角δは、ヘルドが使用位置にある時に、水平方向に向いている基準面Eに対して測られる。2つの面区画42、43は、それらの間に置かれた中心曲線区画44により、段差や角を作らず互いに接続され、その中心曲線区画44は糸支持面25の方向から見ると凸形状を有する。 (もっと読む)


【課題】少なくとも部分的に複数の層から成るヘルド本体を備えるヘルドを提供する。
【解決手段】ヘルド本体11は、複数のフォイル層16から成る少なくとも1つの補強領域15を備える。少なくとも1つのフォイル内側層16aが、ヘルド本体11の全体に沿って長手方向Lに延在していることが好ましい。この少なくとも1つのフォイル内側層16aは、特に、ヘルド本体11のアイ12の周囲の領域そして/または端部小穴13の周囲の領域において、少なくとも1つの、好ましくは2つのフォイル外側層16bによって補強され、それにより補強領域15が形成されている。補強領域15は、好適には少なくとも3つのフォイル層16a、16bからいわばサンドイッチのように形成することができる。フォイル条片が少なくとも部分的に複数の層を備えること、および、ヘルド本体11を多層フォイル条片から切断または穿孔することによって簡単な製造が行われる。 (もっと読む)


【課題】帯状のフォイル状の薄い素材から製造されたヘルド本体を提供する。
【解決手段】ヘルド本体は、フォイル条片から一体として分離、好ましくは打ち抜き加工される。ヘルド本体は、長手方向Lにおいて少なくとも2つ、好ましくは少なくとも3つまたは5つの、互いに隣接する長手方向部分15、16を備える。互いに隣接する2つの長手方向部分15は、異なる樹脂または複合材料を含み、そして/または異なる厚さd1、d2またはd2、d3を有する。このようにして、引張り強さ、耐摩擦性、弾性そして/または制動といった所望の機械的特性を、適切な材料と適切な厚さ(d1、d2、d3)を使用することによって達成できる。ヘルド本体は、複数の条片部分を有するフォイル条片から分離される。ヘルド本体が打ち抜き加工されると、条片部分は異なる長手方向部分15、16を形成する。 (もっと読む)


【課題】アイおよび2つの端部小穴を有するヘルド本体を含むヘルドを提供する。
【解決手段】ヘルド本体11は、異なる樹脂材料および/または複合材料から、望ましくは流し込みか多組成射出成形によって、製造される。それはヘルド本体の長さ方向Lに互いに続く、少なくとも2つの長手方向部分14、15、16を備える。直接互いに接合される2つの長手方向部分14、15または15、16は、異なる樹脂材料から、または異なる複合材料からなる。複合材料は、添加要素を含む樹脂母材からなる。長手方向部分を有するヘルド本体11は、単一の製造工程で製造され、隣接する長手方向部分は、互いに接合される。長手方向部分各々に異なる樹脂または複合材料を用いることにより、関係する長手方向部分の所望の特性と合う部材とすることができる一方、ヘルド10を経済的に製造できる。 (もっと読む)


【課題】ヘルドのアイ内でのたて糸保持を改善したヘルドの提供する。
【解決手段】糸支持面26は、ヘルドの1実施様態において、アイ14の入口側16から出口側17に曲線を描く経路を形成する。糸入口側に接合する第1曲線領域27の曲率は、糸出口側に接合する第2曲線領域28の曲率を上回る。アイは、2つのガイドウェブ33、34により、たて糸方向Kを横断し、長さ方向Lを横断する横断方向Qに仕切られている。それらの端領域38は、たて糸入口側からたて糸出口側までの糸支持面の全長に沿って、糸支持面26の両側を通ることができる。中央領域では、たて糸方向Kの2つのガイドウェブは、挿入間隙yを有する挿入開口を形成するように配置される。ガイド領域の形状と、糸支持面の形状は、互いに独立して構成できるが、互いに組み合わせて1つのヘルドに実装することもできる。 (もっと読む)


【課題】表ヘルドと裏ヘルドとを兼ねることのできる同一形状のヘルドを提供する。
【解決手段】上下両端を綜絖枠に取り付けたヘルド14において、当該ヘルドの上半部及び下半部に長孔16を形成する。また前記ヘルド14の長さ方向の中央に、前記長孔16から分離したメール17を形成する。
【効果】同一形状のヘルドの上半部と下半部とに長孔を形成し、上半部の長孔に表たて糸を、下半部の長孔に裏たて糸を挿通することにより、そのヘルドが前記方法における表ヘルドと裏ヘルドとを兼ねるので、予めその組織に応じて表ヘルドと裏ヘルドとを用意する必要がなく、前準備が簡単である。 (もっと読む)


【課題】 射出成形により立体構造を簡単に形成することができ、かつ、経糸を直線的に通過させることができて、経糸の摩擦損傷を劇的に減少させることができるプラスチック製ヘルドおよび製造方法を提供すること。
【解決手段】 ヘルド本体1の両端部11・11には係合部11aをそれぞれ設け、かつ、このヘルド本体1の中央部には所定長さの糸挿通部2を形成して、この糸挿通部2はその厚みを端部から中央にかけて長手方向に逓増しつつ傾斜させて、かつ、この傾斜面は一方の側辺にかけても傾斜せしめ、これら隣向するヘルド本体1の糸挿通部2の両傾斜面が平行面空間を形成するように四辺形断面を形成する一方、
前記糸挿通部2の略中央部において、上下を連結する一対の架橋軸21・21を設け、これら架橋軸21・21の間に、経糸Yが挿通可能なメール22を形成する。 (もっと読む)


【課題】 上下非対称のヘルドであっても、一種類のヘルドで装置を組み付けることができるようにするとともに、隣接するヘルド同士において振動によってヘルドが上下動しても突条の形成部位の間隔のずれをなくし、ヘルド間の分離精度の向上を図る。
【解決手段】 ヘルド枠1を構成する上下のヘルドバー2,2に列設されて架設され一方面11及び他方面12を有した本体10を備え、この本体10の一端部10a及び他端部10bにヘルドバー2に挿通されるアイ13が形成され、本体10の一端部10a側及び他端部10b側に、夫々、本体10の一方面11の一般面よりも外側に突出する一方突条15と、本体10の他方面12の一般面よりも外側にする他方突条16とを、互いに同方向に傾斜させて並設形成した。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れた綜絖の製造方法を提供する。
【解決手段】形成されるべき各端部アイの領域内に、綜絖の製造に適用される帯の中央部分に、帯の長手方向に沿って押圧成形部6を形成し、それによって前記各端部アイの領域における前記綜絖の帯を拡巾し、次いで前記各端部アイを穿孔し形成し、前記押圧成形部又は前記端部アイの各々の一端部の周辺にこの端部から離隔して、更なる押圧成形部7,7′を設け、前記押圧成形部又は前記端部アイの各々の他方の端部の周辺にもこの端部から離隔して、更なる押圧成形部7,7′を設け、それにより前記各端部アイの領域及びその周辺に3個の押圧成形部を形成し、次いでそのうちの中央の押圧成形部の領域に前記各端部アイを穿孔し形成する。 (もっと読む)


【課題】ヘルドの間を移動する糸を丁寧に案内する物を提供する。
【解決手段】ヘルド7は、互いに平行である2つのストリップ12、13によって境界が定められる糸目10を含む糸目領域9を有する。糸目領域9からシャフト23、24への移行部が、Z形状の断面を有するガイド面部分によって設けられている。Z形状の断面の2つの平行なレッグ32、33がガイド面35、36を支え、これによって縦糸3bが、ヘルド7のエッジに接触することなく、前記ガイド面を通り過ぎて擦れることができる。 (もっと読む)


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