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国際特許分類[D21H21/20]の内容

国際特許分類[D21H21/20]に分類される特許

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【課題】層間剥離強度を向上させた生分解性樹脂エマルジョン含浸紙を提供する。
【解決手段】パルプを主体とした原紙に対し、生分解性樹脂エマルジョンの固形分100重量部に対して炭酸ジルコニウムアンモニウムが0.05重量部以上添加された生分解性樹脂エマルジョンを原紙に含浸する。また、パルプ100重量部に対して湿潤紙力剤を1重量部以上添加された原紙を用いる。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、紙の湿潤紙力強度を低下させることなく、製造時に生じる低分子有機ハロゲン化合物の生成量を低減できる湿潤紙力増強剤の製造方法及びそれを用いた紙加工品を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、ポリアミドポリアミン−エピハロヒドリン樹脂水溶液の製造方法において、脂肪族二塩基酸および/またはその誘導体とポリアルキレンポリアミンを縮合反応し、さらに炭素数6〜24のモノカルボン酸と反応することで得られ、且つ30℃における50%水溶液の粘度が100〜500mPa・sであるポリアミドポリアミン(a)とエピハロヒドリンを付加反応させる工程中に、ポリアミドポリアミン(b)をエピハロヒドリンに対し、2〜20質量%添加する操作を含むことを特徴とするポリアミドポリアミン−エピハロヒドリン樹脂水溶液の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、優れた湿潤紙力性能を有し、かつ、環境上好ましくない樹脂中のAOXの1種であるDCPの含有量が0.10%より少ない陽イオン性熱硬化性樹脂を工業的に有利に製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 特定のポリアミドポリアミンに対し、当該化合物中の第2級アミノ基に対して0.9〜1.1モル倍となる15℃以下の(C)エピハロヒドリンをポリアミドポリアミンと(C)エピハロヒドリンの反応物が濃度30〜70重量%となる水溶液中に10〜35℃の温度で滴下し、滴下終了後10〜35℃の温度で1次反応を行い、特定の濃度範囲になるように希釈し、さらに特定の温度で、生成物の25重量%水溶液の25℃における粘度が100〜400mPa・sとなるまで2次反応を行い、さらに得られた反応生成物の水溶液を、25℃におけるpHが1.5〜4となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】湿潤紙力増強効果を損なうことなく、嵩高効果をも有する湿潤紙力剤を提供し、これにより湿潤紙力特性と柔らかな触感に優れた高品質な家庭用または衛生用の紙を提供する。
【解決手段】ポリアルキレンポリアミン(A)に不飽和二重結合を有する脂肪族ポリカルボン酸(b1)を含む脂肪族ポリカルボン酸成分(B)を反応させて得られるポリアミドポリアミン(C)、疎水性ビニルモノマー(D)およびエピハロヒドリン(E)を反応させて得られる架橋反応物を含有した湿潤紙力剤とする。 (もっと読む)


本発明は、ポリアミン主鎖に結合したN−ハロヒドリン基と、ポリアミン主鎖に結合した3−ヒドロキシアゼチジニウム基とを含み、25〜95重量%の範囲内の固形分を有し、13C−NMRによって測定されるN−ハロヒドリン基対3−ヒドロキシアゼチジニウム基のモル比が1:2〜100:1の範囲内である、ポリアミン−エピハロヒドリン樹脂前駆体に関する。本発明は、ポリアミン−エピハロヒドリン樹脂前駆体の製造方法、ポリアミン−エピハロヒドリン樹脂を含む組成物の製造方法、及び紙の製造方法にも関する。 (もっと読む)


本発明は、a)一般式(I)[式中、R1およびR2は、独立に、HまたはC1〜C6−アルキルを表す]の少なくとも1種のN−ビニルカルボン酸アミド、b)(b1)モノエチレン性不飽和のスルホン酸、ホスホン酸、リン酸エステル、およびそれらの誘導体、並びに、(b2)モノエチレン性不飽和のモノカルボン酸およびジカルボキシル酸、それらの塩、並びにジカルボン酸無水物から成る群から選択される少なくとも1種のモノマー、c)場合により、成分(a)および(b)とは異なる少なくとも1種のモノエチレン性不飽和モノマー、並びにd)場合により、分子中に少なくとも2つのエチレン性不飽和二重結合を有する少なくとも1種の化合物の共重合であって、ただし、当該モノマー混合物は、少なくとも1種の遊離酸性基および/またはイオン形態の酸性基を有する少なくとも1種のモノマー(b)を含有する共重合、並びにその後の、コポリマーへ重合されたモノマー(a)に由来する基−CO−R1の部分的または完全な加水分解、によって得ることができる水溶性の両性コポリマーの使用に関する。本発明によるコポリマーは、紙の初期湿潤強度を増加させるための薬剤として使用される。
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【課題】湿潤紙力強度を低下させることなく、環境面で有害な1,3−ジクロロ−2−プロパノール、3−クロロ−1,2−プロパンジオール等の低分子有機ハロゲン化合物の含有量を低減した湿潤紙力剤を提供する。
【解決手段】ポリアミドポリアミン(A)、エピハロヒドリン(B)、およびエピハロヒドリン以外の架橋性化合物(C)を、エピハロヒドリン(B)に対するエピハロヒドリン以外の架橋性化合物(C)の使用比率((C)/(B))を重量比で0.0001〜0.15の範囲で用いて得られる架橋反応物を含有する湿潤紙力剤。 (もっと読む)


【課題】原紙の毛羽立ちに由来する塩化ビニル塗工後の欠陥が少なく印刷適性に優れるだけでなく、壁面から壁紙を剥離する際の張替え時のピール適性にも優れた、安価なビニル壁紙用裏打ち紙を提供すること。
【解決手段】パルプを含有する紙基材からなる壁紙用裏打ち紙。前記紙基材が、湿潤紙力剤を0.3質量%〜0.5質量%含有すると共に、ロジンサイズ剤を0.3質量%〜0.5質量%含有することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、強いアルコール飲料などの溶媒に耐性を有する、ポリマーコーティングされたヒートシール性液体包装用ボード、それを製造する方法、及びそれから作製された飲用カップに関する。本発明において、溶媒への耐性は、ボードへのローエッジの侵入を低減することによって達成される。このために、ボードの繊維ベースは、乾燥物質1トン当たり少なくとも1.3kgのアルキルケテンダイマー(AKD)含有疎水性サイズ剤、及び乾燥物質1トン当たり少なくとも1.0kgの湿潤強度サイズ剤を含有し、繊維ベースの密度は630〜800kg/mであり、最上層におけるヒートシール性ポリマーの量は、コーティングされていない繊維ベースのBristowのホイールの粗さ体積よりも多い及び/又は少なくとも14g/mである。ボードを製造するとき、AKDサイズ剤、好ましくは少なくともC18である炭素鎖長、及び湿潤強度サイズ剤、例えばポリアミドアミンエピクロルヒドリン樹脂(PAAE)を、抄紙機若しくは板紙抄紙機のワイヤにおいて、又はその前に原料内に添加する。同時に、放水のpHを、アルカリ性になるように、好ましくは9超の値になるように調整し、これにより、得られるボードの水抽出物のpHが、約7以上のオーダーになる。ボードから作製された飲用カップは、23℃の温度において少なくとも1時間にわたって30重量%のエタノール溶液に耐性を有する。 (もっと読む)


【課題】湿潤引張強度に優れ、かつ、成型板とした時の透明性に優れたオーバーレイ原紙を提供する。
【解決手段】パルプ100重量部に対し、ブルックフィールド粘度計を用い22℃、60rpmで測定した15%水溶液の粘度が25〜45mP・sであり、コロイド滴定によりpH7で測定したカチオン当量が1.0〜2.5meq/gであるポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン系湿潤紙力剤を0.3〜2.0重量部添加したパルプスラリーを湿式抄紙して、湿潤引張強度に優れ、かつ、成型板とした時の透明性に優れたオーバーレイ原紙を得る。 (もっと読む)


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