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国際特許分類[E02B3/06]の内容

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【課題】ケーソン等の隣接配置される構造物間の目地部に地震や不等沈下等で大きな変位が生じてもこれを許容して漏洩を防止することができる目地材を提供する。
【解決手段】弾性素材のシート状のベース部材11を目地部aを跨いで隣接する構造物b,bに固定し、ベース部材11の中央部近傍に構造物間の許容すべき変位量に対応する長さの弾性素材による環状の展開部材12を設けて一体部13とし、ベース部材11の限界を越える変位により破断を誘導する展開部材破断誘導部15を形成し、切断された展開部材12の両端部がそれぞれベース部材11の破断端部と連続して展開可能に形成する。平常時には、ベース部材11によって構造物の目地部間の目地部充填材の漏洩を防止し、異常時には、展開部材12が展開部材破断誘導部15で破断し、ベース部材11の破断端部と展開部材12の破断端部とが連続することで、大きな変位を許容して漏洩を防止する。 (もっと読む)


【課題】軽量盛土材でありながら水位の上昇によって浮力が生じるのを回避することができる裏込め材を用いることで、裏込め材全体の安定性が損なわれるのを確実に回避できるようにした護岸擁壁構造A1を開示する。
【解決手段】護岸擁壁1の背面の裏込め材を、土砂等による下部埋め戻し層3、地下水が浸入できる空隙を有する樹脂材料からなる積層構造体層4、および土砂等による上部埋め戻し層5とで構成する。 (もっと読む)


【課題】有潮流海域における海洋鋼構造物の防食に適した防食電着被膜の膜厚を特定することにより、施工期間の長期化を避けつつ、適切な防食電流密度で有潮流海域における海洋鋼構造物の防食を効率良く行い得る有潮流海域での海洋鋼構造物の防食方法を提供する。
【解決手段】潮流速が0より大きく且つ最大潮流速以下となる有潮流海域では、海洋鋼構造物の水没部表面に100[μm]以上400[μm]以下の膜厚の防食電着被膜を形成した後、電気防食用電極と海洋鋼構造物との間に防食電流密度を5[mA/m2]以上30[mA/m2]以下とした防食電流が流れるようにすることにより、海洋鋼構造物の電気防食を行う。 (もっと読む)


【課題】 遮水壁の構築と同時に短周期波低減効果が得られる長周期波低減構造物の提供。
【解決手段】 港湾内の船舶接岸岸壁や防波堤、護岸などの海洋構造物からなる後壁10の港湾内側の長周期波用遊水部12を構成する間隔を隔てた位置に直立壁からなる遮水壁11を備え、遮水壁11は、水平長さ方向の角度を法線直角方向側に交互に違えることにより法線直角方向に凸部14と凹部15とが交互に形成され、凹部15の最奥部に、長周期波用遊水部12に通じる縦向きスリット状をした長周期波用通水口13を備え、遮水壁11は、中心線方向及び前・後部の各両側縁が、前記遮水壁法線方向と直交する向きに形成されるとともに、前部の前面と後部の後面とが、前記遮水壁水平長さ方向と同角度に形成された遮水壁構築用ブロックAを積み上げることによって構築され、前面側に短周期波に対する消波工を形成する。 (もっと読む)


【課題】鋼矢板の表面に均一な厚さの防食電着被膜を形成し得る鋼矢板の電着防食方法及び装置を提供する。
【解決手段】凹部1Ya及び凸部1Ybが形成されるよう連結配置される海洋鋼構造物1としての鋼矢板1Yの海水に水没した水没部2に対し、該鋼矢板1Yの凹部1Ya内面に倣うよう対向する少なくとも前面3a及び両側面3bの三面を有する陽極3を用い、前記連結配置される鋼矢板1Yの凹部1Ya及び凸部1Ybの幅方向ピッチをP[cm]とし且つ該凹部1Ya及び凸部1Yb間の奥行をD[cm]とした場合に、前記陽極3の前面3a及び両側面3bの三面と前記鋼矢板1Yの凹部1Ya内面との極間距離c[cm]を1≦c≦0.05×(P+2D)に保持すると共に、前記鋼矢板1Yの凸部1Yb表面に電流を流すための凹部1Yaからの前記陽極3の両側面3bの張出量s[cm]を0.75×D≦s≦1.25×Dに保持した状態で、前記陽極3と鋼矢板1Yとの間に直流電源から通電する。 (もっと読む)


【課題】鋼矢板を補修し補強する鋼矢板の改修工法を提供すること。
【解決手段】錆1が発生した鋼矢板2の表面に、研磨剤と水溶性防錆剤とを液体に混合して成る補修用剤3をブラスト装置4により吹き付けする補修工程を行って、前記研磨剤の研磨作用により腐食した鋼矢板2表面の錆1を除去すると共に、鋼矢板2表面に前記防錆剤を付着せしめ、続いてこの鋼矢板2の表面に、液体を加えると硬化する性状の硬化剤と水溶性防錆剤とを液体に混合して成る補強用剤5をブラスト装置4により吹き付けする補強工程を行って、前記硬化剤の硬化作用によりこの鋼矢板2の表面に防錆作用を有する補強層6を形成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で越波流量をより効果的に低減することのできる防波構造物を提供する。
【解決手段】通常状態における静水面よりも上方に突出した状態で沖に面して立設されるケーソン20と、当該ケーソン20の天端面20a上に設けられるパラペット30とを設け、パラペット30を、ケーソン20のケーソン沖側壁面22よりも陸側に後退した位置に設けるとともに、パラペット30の沖側を向くパラペット沖側壁面32に、その下端部近傍から上方に向かうに従って陸側に後退し、かつ、高さ方向の中間部位から上方に向かうに従って沖側に迫り出す形状を有するとともに勾配が連続的に変化する曲面からなるパラペット波返し面34を設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、堤防の嵩上げを洪水時の増水を利用して嵩上げする方法の提案にある。
【解決手段】本発明は、堤防を有する河川敷上に設けた人工地盤であって、当該人工地盤は遮水シート及び遮水シート上に構築される構築物からなり、前記遮水シートは両側の堤防から河川敷を覆うように張り設され、河川の増水時には増水した水により堤防の高さを越えて膨らむ河川敷上に設けた人工地盤である。増水した水を堤防から溢水させないため、河川敷を遮水シートでトンネル状に覆い、増水した水をトンネル内に導入することで遮水シートを堤防の高さを越えて膨らむようにした。 (もっと読む)


【課題】 従来の防波堤は、波を防ぐことを目的にしていたため、湾内(5)の海水(3b)か澱んでいたが、高潮で被害を受けるのは満潮の時だけである。そこで、本発明の防波堤は櫛の歯のように、干潮水位(3a)のなればケーソン(1)に開いた穴(2)が見え、最高水位(3)の時は水中に沈むので、防波堤の役目を果たす。
【解決手段】 本発明の防波堤は、ケーソン(1)の最高水位(3)より下に穴(2)開け、その穴(2)は湾内(5)側は大きく、外海(4)側は小さくなっていることで、大きな波を小さくしてから湾内(5)に流す。 (もっと読む)


【課題】海、湖沼等の沿岸部に隣接する内水域を浸透濾過で浄化する際、懸濁物の除去率を高く維持しながら、なおかつ目詰まりを防止する。
【解決手段】本発明に係る水質浄化構造1は、不透水性の堤体4と、砂で構成された細粒層としての砂層5とからなり、堤体4は、海域が、沿岸部である海浜2に隣接する内水域3とその反対側に拡がる外水域6とに隔てられるように設置してある。砂層5は、堤体4の直下に配置してあるとともに、該直下部分から内水域3と外水域6に向けてそれぞれ延設してあり、外水域6の側においては、該水域に露出する外水域露出領域7を形成してある。堤体4は、潮の干満に伴い、その直下に設置された砂層5を経由した海水移動が内水域3と外水域6との間で確実に行われるよう十分な止水性を確保するものとし、例えばコンクリートケーソンで構成することができる。 (もっと読む)


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