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国際特許分類[F04B39/04]の内容

国際特許分類[F04B39/04]に分類される特許

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【課題】油分離性の確保と小型化の両立を十減する電動圧縮機の提供。
【解決手段】圧縮機構部3及び電動機2を内蔵した主容器1と、主容器の側壁に配置した給油装置14と、給油装置を覆う如く主容器の側壁にシール材を介して取り付けた吐出副容器6とを備え、吐出副容器は下部に貯油室10を、略中央部に前記貯油室から油吸入通路21を介して給油装置に油を供給する油溜め室23を有した電動圧縮機であって、前記主容器の側壁の上部には少なくとも1個の油分離用噴流口8を設けるとともに、前記吐出副容器の上部には前記油分離用噴流口に対応した位置に油分離室9を備えた構成としてある。これにより、主容器の外形を小型化して主容器内のスペースが小さくても吐出副容器に設けた油分離用噴流口から噴流する冷媒ガスが吐出副容器の内壁に衝突して冷媒ガス中の油が効率よく分離され、小型化と油分離性の両立が実現できる。 (もっと読む)


【課題】遠心分離により密閉容器外部へのオイルの吐出を低減する際の寸法の拡大を解消し、コストの高騰も抑制できるロータリコンプレッサを提供する。
【解決手段】ロータリコンプレッサ10は、密閉容器12内に電動要素14と、電動要素14の回転軸16により駆動される回転圧縮機構部18を収納して成る。回転圧縮機構部18は、冷媒が内部で圧縮される圧縮室を有する上シリンダ38と、このシリンダ38内で圧縮された冷媒が吐出される吐出消音室62を有して圧縮室を閉塞する上部支持部材54とを有し、この上部支持部材54に構成され、吐出消音室62に吐出された冷媒中のオイルを遠心分離するオイル分離機構90を備えた。 (もっと読む)


【課題】電動圧縮機において小型形状のモータ設置空間でもオイル分離がしやすい構造を提供する。
【解決手段】電動機2のステータ14のコイルエンドと圧縮機構部3と前記電動機のロータ16に囲まれた円筒状空間17と、前記圧縮機構部から吐出ガスを前記円筒状空間17に流出させる流出部18と、吐出ガスを前記円筒状空間からシャフト4内に分流させるようにシャフトの円筒側壁に開口した導入口20と、前記シャフト内に設けられたガス通路19とを備えた構成としてある。この構成により、電動機の回転を利用した旋回流によるオイル成分の外周部への遠心分離と、オイル成分が少なくなった中心部の吐出ガスをシャフト内へ流路分岐させることになり、小型で安価な構造で低オイル吐出の電動圧縮機を提供できる。 (もっと読む)


【課題】油上がりを抑制する機構を有するバランスウェイトを備えることによって、油上がりを抑制することができる圧縮機を提供することにある。
【解決手段】バランスウェイト18aは、モータ16のロータ52の端面またはクランク軸17の端面に取り付けられる。バランスウェイトは、湾曲表面P1を有する。湾曲表面は、ロータの軸回転によって生じる遠心力を、バランスウェイトの近傍を流れる流体に作用させる。 (もっと読む)


【課題】より高い油分離能力を発揮可能な圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明のベーン型圧縮機は、吐出室16が形成されているとともに、吐出室16を外部の冷凍回路に連通させる流出口2aが上方に開口しているリヤハウジング2を備えている。リヤハウジング2内には、潤滑油を含有する冷媒ガスを圧縮室12内で圧縮して吐出室16に吐出する圧縮機構が設けられている。吐出室16内には、冷媒ガスから潤滑油を分離し、流出口2aから流出させる油分離機構が設けられている。油分離機構は、遠心分離セパレータ50と、遠心分離セパレータ50を経た全ての冷媒ガスを流出口2aに向かって排出する排出口50aとを有している。排出口50aは、水平に開口して吐出室16内の垂直面5sと対面しつつ吐出室16内に開放されている。 (もっと読む)


【課題】従来の密閉型圧縮機では、油分離器内とシリンダ室内との圧力差によって潤滑油が流動するため、密閉型圧縮機の始動時など、吐出圧力である油分離器内の圧力と吸込圧力であるシリンダ室内の圧力との圧力差が小さい場合、潤滑油がシリンダ室内へ供給されにくくなる。
この結果、潤滑油の給油不足により摺動部の焼付きが生じ、密閉型圧縮機の信頼性の低下を招く恐れがある。
【解決手段】本発明の実施形態は上述した課題を解決するもので、内部が吸込み圧力雰囲気である密閉容器内に圧縮機構部を有し、圧縮機構部の吐出通路に接続される油分離器を有する密閉型圧縮機に関する。
この密閉型圧縮機は、油分離器内に貯留した潤滑油を圧縮機構部の摺動部に供給する給油通路と、圧縮機構部の摺動部から油分離器へ潤滑油を導出する油戻通路とを備えており、油戻通路と給油通路を介して潤滑油を流動させるポンプ装置を備えている。 (もっと読む)


【課題】システムサイクル中の冷媒に含有する潤滑油量が高速で少なくなり吐出温度が過度に上昇することを抑制し圧縮機の信頼性を低下しないようにする。
【解決手段】貯油室52と高圧室14との間において、これら相互間の気流体移動を許容する連通路59と、当該連通路を圧縮機の振動によって開閉する開閉弁60を設けた構成としてある。これによって、圧縮機の回転数が上昇し当該圧縮機を取り付けたエンジンの振動値が上昇すると、開閉弁60が振動することで開弁し、吐出流れの一部が高圧室から貯油室内へ流入して、貯油室に溜まった潤滑油面は乱れ、その一部がシステムサイクル中へと吐出される。よって、システムサイクル中に不足していた冷媒に含有する潤滑油量が適量になり、吐出温度は低下し圧縮機信頼性を確保することが出来る。 (もっと読む)


【課題】シリンダ室から仕切板内に形成された吐出室内へのガス冷媒の吐出性能を向上させ、及び、吐出室からのガス冷媒の吐出性能を向上させ、密閉型圧縮機の性能を向上させる。
【解決手段】密閉容器2a内に圧縮機構部9と電動機部10とが収納され、圧縮機構部9で圧縮されたガス冷媒が密閉容器2aの外部に吐出される吐出通路12を備えた密閉型圧縮機2において、圧縮機構部9は、仕切板16と、仕切板16の上下両側に設けられてシリンダ室21、25を有する一対のシリンダ17、18と、仕切板16内に形成された吐出室19と、吐出室19内に取付けられ、シリンダ室21、25内で圧縮されたガス冷媒が吐出室19内に吐出される吐出孔を開閉する吐出弁20a、20bと、を備える。吐出室19と吐出通路12とを連通する吐出口31が、吐出室19の下部側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧縮機構より出たオイルが回転子に設けられた冷媒通路を通る際に再びオイルと冷媒が混ざり合うことを防止し、圧縮機外へのオイル吐出量を抑制できる密閉型圧縮機を提供すること。
【解決手段】回転子3bの上部に回転子環状外周壁100と、圧縮機構2から排出されたオイル6が通るために回転子環状外周壁100の下部に回転子外側通路103とを備え、回転子外側通路出口103aがバランスウエイト24に位置しており、回転子外側通路出口103aから排出されたオイル6が固定子コイル部104に向かう構成にすることにより、冷媒ガスとオイル6の気液分離効果を向上させることにより、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 暖房の高速立ち上げのため密閉型圧縮機の高速起動を行ったり、高暖房能力を得るため高速回転領域へ拡大を図ったりすると、密閉型圧縮機の密閉容器下方の圧縮要素から吐出される冷媒ガスにより密閉容器下方の圧力が急速に上昇するので、密閉容器の下方から電動要素を通過し上方に向かう冷媒ガスの流速が急速に上昇し、電動要素の回転子に設けた貫通孔により回転子上方に吹き上がる冷凍機油を含んだ冷媒ガス量が増加するため、さらに上方にある吐出管から冷凍機油を含んだまま冷媒ガスは送り出され、密閉型圧縮機内の冷凍機油が不足するという課題があった。
【解決手段】 この発明は、回転子を構成する電磁鋼板に貫通孔を設けるとともに電磁鋼板をかしめるリベットにも貫通孔を設け、回転子内部を通過する冷媒流路の流路面積の拡大を図ったものである。 (もっと読む)


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