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国際特許分類[F16C1/24]の内容

国際特許分類[F16C1/24]に分類される特許

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【課題】シリコーン油を含まず、低温環境下におけるコントロールケーブルの摺動性の向上を可能とし、かつ高温環境下におけるコントロールケーブルの耐久性を良好とするコントロールケーブル用グリース組成物を提供すること。
【解決手段】グリース組成物は、60質量%以上80質量%以下の合成炭化水素油と、4質量%以上30質量%以下の増ちょう剤と、30質量%以下のポリテトラフルオロエチレン粉末とを含む。合成炭化水素油の流動点が−65℃以下であり、増ちょう剤の配合量とポリテトラフルオロエチレン粉末の配合量との合計が20質量%以上40質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】耐久数が増加してもコントロールケーブルの荷重効率の低下を防止可能なグリース組成物を提供すること。
【解決手段】コントロールケーブル用グリース組成物は、5〜44質量%の増ちょう剤と、50〜89質量%のシリコーン基油と、1〜20質量%の層状構造の化合物粉末と、5〜30質量%のポリテトラフルオロエチレン粉末とを含む。シリコーン基油は、25℃における動粘度が50〜900mm2/sであり、25℃における動粘度が1〜300mm2/sの低粘度シリコーン油と、25℃における動粘度が700〜2000mm2/sの高粘度シリコーン油とを含み、高粘度シリコーン油の含有量が低粘度シリコーン油と高粘度シリコーン油との合計質量に対して40〜90質量%である。層状構造の化合物粉末とポリテトラフルオロエチレン粉末との質量比は10:90〜60:40である。 (もっと読む)


【課題】従来のコントロールケーブルと比較して、初期なじみ期間を短縮することができる車両用コントロールケーブルを提供する。
【解決手段】本発明の車両用コントロールケーブル1は、アウタケーシング2と、そのアウタケーシング2内に摺動自在に挿通されたインナケーブル3と、アウタケーシング2とインナケーブル3との間の空間7に配されているグリスを有している。グリスには、金属酸化物が添加されている。金属酸化物は、インナケーブル3を被覆する金属皮膜と同一の金属によって形成することができる。 (もっと読む)


【課題】高耐久化されたドアロックケーブルを提供する。
【解決手段】ドアロックケーブル10は、インナーケーブル20とアウターケーブル30を備えている。インナーケーブル20は、軸に垂直方向の断面が円形である一本の金属線22からなる。アウターケーブル30は、インナーケーブル20が挿通されている。インナーケーブル20とアウターケーブル30のクリアランス12は、0.05〜0.5mmに設定されている。インナーケーブル20とアウターケーブル30の間には、シリコングリス40が充填されている。インナーケーブル20の外表面にはメッキ層24が設けられている。メッキ層24の膜厚は、3〜35μmに設定されている。 (もっと読む)


【課題】従来のグリースと比べコントロールケーブルに使用したとき、ライナーの摩耗を抑制し、耐久性を向上させるコントロールケーブル用のグリースおよびそのグリースを用いたコントロールケーブルを提供する。
【解決手段】インナーケーブル11と、そのインナーケーブルを収容するアウターケーシング12と、インナーケーブルの外周に塗布されるグリース13とからなるコントロールケーブル10。グリース13は、シリコーン油からなる基油と、増ちょう剤とからなり、固体潤滑剤として層状構造を持つ化合物粉末を2〜40質量%を有し、かつ、固体潤滑剤としてポリテトラフルオロエチレン樹脂粉末を含有しないか、またはポリテトラフルオロエチレン樹脂粉末を2.4質量%以下含有する。 (もっと読む)


【課題】ライナー部材の構造を簡素化して製造コストの低減および歩留まりの向上を図る。
【解決手段】ライナー部材40の内周面に平角線部材41の内周面形状に沿う螺旋状のグリス貯留溝40aを形成した。したがって、平角線部材41をライナー部材40の外周面に巻装するときに、平角線部材41によりライナー部材40を変形させることでライナー部材40の内周面にグリス貯留溝40aを形成することができ、簡易形状の中空管等よりなるライナー部材40を用いてグリス貯留溝40aを有するアウターケーシング32を形成することができる。よって、アウターケーシング32の製造工程を簡素化して製造コストの低減および歩留まりの向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】インナーケーブルの撚り線のねじれ方向の相違に拘らず所定の潤滑性能が安定して得られるようにする。
【解決手段】シフトケーブル10は、アウターチューブ12のガイド孔14の内周面に多数のねじれ溝30がクロスハッチング状に交差するように設けられ、そのねじれ溝30の溝内にグリース32が保持されるため、インナーケーブル16の撚り線(線材20)のねじれ方向の相違に拘らず略同じ潤滑性能が安定して得られる。また、多数のねじれ溝30の交差部分にグリース32が良好に保持されるため、中心線Oと平行な直線溝は勿論、ねじれ方向が一定のねじれ溝に比較してもグリース32の保持性能が向上し、配索経路が複雑に変化していたり急なコーナーを有する場合でも、インナーケーブル16の移動動作が一層円滑に行われるようになり、シフトレバー50の操作フィーリングが向上するとともに、摩耗が低減されて耐久性が一層向上する。 (もっと読む)


【課題】滑らかで重厚なシフトレバーの操作感覚が得られるトランスミッションケーブルを提供する。
【解決手段】アウタケーブル4に挿通され且つシフトレバーとともに動くインナケーブル5と、アウタケーブル4のシフトレバー寄り端部に嵌着され且つインナケーブル5に遊嵌するスリーブ6と、インナケーブル5に嵌まり且つスリーブ6のシフトレバー寄り端面に接するシールリング7と、スリーブ6に嵌着され且つシールリング7を保持するホルダ8とを備え、ホルダ8外面からスリーブ6内面へ貫通する送給孔9を穿設し、この送給孔9に粘性潤滑剤を供給するための口金10をホルダ8に装着した構成を採る。
つまり、口金10から送給孔9へ粘性潤滑剤を送り込んで、アウタケーブル4とインナケーブル5の間の空隙に粘性潤滑剤を充填し、インナケーブル5に適度な粘性抵抗が付与されるようにする。 (もっと読む)


【課題】 自転車用ケーブルシステムにおいて、インナーケーブルとインナーシースとの間への異物の侵入を効果的に抑えて、インナーケーブルが劣化したり動きにくくなるのを防止する。
【解決手段】 自転車用ケーブルシステム20は、自転車のフロントブレーキレバー11とフロントブレーキ装置13との間などに配置されるシステムであって、アウターケーシング30fと、アウターケーシングを挿通可能なインナーケーブル31fと、少なくともアウターケーシングから露出する部分でインナーケーブルを覆うインナーシース32fと、インナーシースの端部に装着される装着部33a及び装着部の一端に形成されかつインナーケーブルが通過可能な通過孔33cを有する底部33bを有するキャップ部材33とを備えている。 (もっと読む)


本発明は、(i)可撓性シャフト(2)、および(ii)可撓性シャフト(2)を収容し、かつその内部で同シャフト(2)を回転させる構成を備えたシース(3)を有する回転伝達装置(1)に関する。可撓性シャフト(2)の外側表面は、本質的に平滑な表面が形成されるように、機械加工される。本発明は、本装置を備えた自動車(7)シート調整システムにも関する。
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