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国際特許分類[F16J9/12]の内容

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【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンのリング溝に装着され、シリンダライナあるいはシリンダの内壁面と摺動する内燃機関用ピストンリングであって、ピストンリングの外周摺動面のうち、ピストンリングのバレル幅領域には、微小な凹部が複数形成されており、バレル幅領域において凹部が形成されていない凹部非形成領域の面積が、凹部形成前のバレル幅領域の全面積を100%としたときの20〜85%の範囲内であり、バレル幅領域の軸方向切断面のすべてには、凹部非形成領域が存在している。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングパッケージの機能の最適化を可能にする方法およびこれに適したピストンリングパッケージを提供すること。
【解決手段】ピストンのそれぞれ割り当てられたピストンリング溝内に配置された複数のピストンリングを備えたピストンリングパッケージであって、ピストンの動作サイクルのたびに、上からは、ピストンによって画定された作動空間内で生成された燃焼圧によって、下からはピストンの下にある圧力によって負荷をかけられるピストンリングパッケージにおいて、すべてのピストンリングで、作動空間から抜けるガスの、スリット入りのピストンリングを備えた構成に比べて少ない、制御された漏出が許容され、この漏出が、各々のピストンリングに対してそれぞれ個別に設定されており、作動空間の最も近くに隣接するピストンリングから作動空間から最も離れたピストンリングまで、許容される漏出を減少させる。 (もっと読む)


【課題】ウエアリングの機能を有するサポートリングを、シール部材が装着された装着溝内に嵌め込むことなく該シール部材とともに仕切部材の外周に装着できるようにし、それによって該サポートリングの組み付けを簡単化した流体圧機器を得る。
【解決手段】ピストン4のパッキン装着溝6内にリング状のパッキン7が装着された流体圧機器において、前記パッキン7がゴム弾製材からなるリング状のシール部材20と、該シール部材20の外周に取り付けられた低摩擦材からなるサポートリング30とで形成され、前記シール部材20は、その外周にシール用突部21と、該シール用突部の両側に位置する肩部22と、該肩部22と前記シール用突部21との間に介在する凹溝23とを有し、前記サポートリング30は、外周にサポート面31を有するとともに内周に係止用の突条32を有し、この突条32を前記凹溝23に係止させることにより、前記シール部材20に前記肩部22の外周を取り巻くように取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、前記スペーサエキスパンダ13は軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、隣接する上片14と下片15とを連結している連結片16と、前記上片14と下片15の内周側端部に起立形成され、サイドレール11,12を押圧するための耳部17,18とを有している組合せオイルリング10において、前記上片14の上面と下片15の下面の少なくとも一方の面に溝19,20が形成され、前記溝19,20が連通する貫通孔17a,18aが前記耳部17,18に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 環状ガス室に導入したガス圧により、コネクチングロッドの傾きから生ずるスラスト力に対抗してピストンをシリンダから浮かして支持し、ピストンとシリンダとの摺動摩擦抵抗を低減するようにした往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】 往復動エンジン1は、ピストンリング26がピストン上面3Aに平行に設けられ、ピストンリング27がピストン2の往復動方向に対して傾斜して設けられ、ピストンリング26とピストンリング27との間がスラスト側12において巾広く、反スラスト側13に向って次第に巾狭く形成され、ピストンピン10の中心がピストン中心に対してスラスト側12に偏心されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関用ピストン装置において、高速・高負荷運転時及びハイブースト条件運転時におけるオイル消費の一層の低減を図る。
【解決手段】ピストン2外周に燃焼室側から第1圧力リング6と第2圧力リング7を備える内燃機関用ピストン装置において、第2圧力リング7が、合口部の下面に内外に貫通する切欠き9を有し、この切欠き9部における合口隙間S1が第1圧力リング6の合口隙間Sよりも大きく、切欠き9部以外の部分における合口隙間S2が第1圧力リング6の合口隙間Sと同じか又は小さく、第2圧力リング7が、上側に向かって半径方向厚さが減少するテーパ面10と、その下方に設けられている軸方向平行面11とからなる外周面12を全周にわたって有している。 (もっと読む)


摺動面(2)、上側面(3)および下側面ならびに内側環状面(4)を備えると共に、これらの面(2〜4)の少なくとも1つに、マトリクス型構造になる少なくとも1つのマーキング(6)を施した内燃機関用ピストンリングにおいて、
前記マーキング(6)を含み、前記マトリクス(6)の背景面をなす面領域(7)を、前記ピストンリング(1)の、少なくとも前記マトリクス(6)の外側で直接隣接する面領域よりも強い光沢を持たせてなることを特徴とする、内燃機関用ピストンリング。
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【課題】実稼動時においてピストンリング全周の面圧が均一となるようなピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンリング1は略円形状をなし、外周摺動面2及び内周面3に交わる上面及び下面と略円形状を半径方向に分断する合口部4とを備え、シリンダ中心5と内周面3との距離が最大となる最外点の位置が合口部4の両端の中点から44.6°乃至46.1°である。さらに、ピストンリング1はシリンダ中心5からシリンダ中心5と最外点までの距離(Rmax)を、シリンダ中心5から合口部4の両端の中点とシリンダ中心5とを通る基準軸上であって中点から180°回転させた箇所に位置する対蹠点までの距離(R180)で除した値(Rmax/R180)が1.044乃至1.053であってシリンダ中心5から合口部4の一端までの距離(R合口)を、シリンダ中心5から対蹠点までの距離(R180)で除した値が1.032乃至1.040である。 (もっと読む)


【課題】きわめて簡単な構造で、ピストンリング外周面の形状を改良して、ピストンリングの摺動外周面の油保持性をキープしながら所定の馴染み形状に早く到達させて、ピストンリングの焼き付きや摺動外周面の異常磨耗の発生を防止した往復動機関のピストンリングを提供する。
【解決手段】上面と下面とにそれぞれ結合しピストンの軸方向に形成されてシリンダライナの摺動面に摺接する外周面とを備えた往復動機関のピストンリングにおいて、前記外周面に、該外周面のピストンの軸方向に沿って複数の溝を刻設し、該複数の溝は、前記上面側から一定長さにおいては、溝の大きさを大きく且つ溝間の距離が小さい多数の大型溝に形成し、前記一定長さよりも下面寄りの部分は溝の大きさを前記大型溝よりも小さく且つ溝間の距離が大きい小型溝に形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シール部材を適正な時期に交換することが可能な往復動型圧縮機の提供。
【解決手段】シリンダ7と、シリンダ7の基端側に取付けられ、内部にクランク機構を有するクランク室が設けられたクランクケースと、シリンダ7内を往復動しシリンダ7内に圧縮室19を画成するピストン14と、ピストン14の外周側に設けられてピストン14とシリンダ7との間をシールする環状のシール部材21とを備え、シール部材21の摩耗量が所定量に達すると圧縮室19とクランク室2とを連通させる連通路27を有する。 (もっと読む)


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