説明

流体圧機器

【課題】ウエアリングの機能を有するサポートリングを、シール部材が装着された装着溝内に嵌め込むことなく該シール部材とともに仕切部材の外周に装着できるようにし、それによって該サポートリングの組み付けを簡単化した流体圧機器を得る。
【解決手段】ピストン4のパッキン装着溝6内にリング状のパッキン7が装着された流体圧機器において、前記パッキン7がゴム弾製材からなるリング状のシール部材20と、該シール部材20の外周に取り付けられた低摩擦材からなるサポートリング30とで形成され、前記シール部材20は、その外周にシール用突部21と、該シール用突部の両側に位置する肩部22と、該肩部22と前記シール用突部21との間に介在する凹溝23とを有し、前記サポートリング30は、外周にサポート面31を有するとともに内周に係止用の突条32を有し、この突条32を前記凹溝23に係止させることにより、前記シール部材20に前記肩部22の外周を取り巻くように取り付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体圧シリンダや流体切換弁等の流体圧機器に関するものであり、さらに詳しくは、ハウジングの摺動孔内を移動するピストンやスプールなどの仕切部材に改良されたパッキンを装着した流体圧機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、流体圧シリンダは、一般に、ハウジングに形成された摺動孔内を軸線方向に移動するピストンを有していて、このピストンの外周に形成された装着溝内にゴム弾性材からなるシール部材を装着し、このシール部材でピストンの外周と摺動孔の内周との間をシールしている。また、前記ピストンに、前記シール部材とは別のウエアリングを設け、該ピストンに摺動孔の軸線と該ピストンの軸線とがずれる方向の横荷重が作用した場合に、このウエアリングでピストンの軸線のずれを抑制し、前記パッキンが摺動孔の内面に強く押し付けられて極度に潰されるのを防止すると同時に、ピストンの外周が装着溝の内周の接触するのを防止している。前記ウエアリングは、前記パッキンより硬質で摺動性にすぐれた材料(例えば、合成樹脂)によって一部に切れ目を有するリング状に形成され、前記切れ目でリングを開いた状態にしてピストンの外周に装着される。
【0003】
前記ウエアリングを有する流体圧機器の例として、特許文献1には、ピストンの外周の装着溝内に、シール部材(Oリング)とバックアップリング(ウエアリング)とを並列に装着したものが開示されている。また、特許文献2には、ピストンの外周の装着溝内に、シール用突条を外周に備えたシール部材(Dリング)を装着するとともに、該シール部材の前記シール用突条の両側の肩部の外周を取り囲むようにバックアップリング(ウエアリング)を装着したものが開示されている。
【0004】
しかしながら、前記特許文献に記載されたものは、合成樹脂や金属等からなる硬質で半径方向の厚みが大きいウエアリングを、シール部材とともに前記装着溝内に嵌め込む構成であるため、該ウエアリングの剛性によってその組み付けが比較的難しい。この場合、該ウエアリングは、外周側の一部だけを前記装着溝の外部に突出させ、内周側の大半の部分は前記装着溝内に嵌合させることによって該装着溝内に係止させておく必要があるため、半径方向の厚みを薄くすることは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平9−72310号公報
【特許文献2】特開2003−120602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、ウエアリングの機能を有するサポートリングを、シール部材が装着された装着溝内に嵌め込むことなく該シール部材とともに仕切部材の外周に装着できるようにし、それによって該サポートリングの組み付けを簡単化した流体圧機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本願の請求項1で特定される発明は、ハウジングに形成された摺動孔と、この摺動孔内を軸線方向に移動する仕切り部材とを有し、前記仕切部材の外周にパッキン装着溝が形成され、このパッキン装着溝内にリング状のパッキンが装着された流体圧機器において、前記パッキンが、ゴム弾性材からなるリング状のシール部材と、該シール部材の外周に取り付けられた低摩擦材からなるサポートリングとで形成され、前記シール部材は、外周に、前記摺動孔の内面に接触するシール用突部と、該シール用突部の両側に形成されて前記パッキン装着溝から外部に突出している肩部と、該肩部と前記シール用突部との間に介在する凹溝とを有し、前記サポートリングは、外周に前記仕切部材の軸線方向に平坦なサポート面を有するとともに、内周に係止用の突条を有し、この突条を前記凹溝に係止させることにより、前記シール部材に前記肩部の外周を取り巻くように取り付けられていることを特徴する。
【0008】
本願の請求項2で特定される発明は、請求項1記載の流体圧機器において、前記サポート面の径を前記摺動孔の内径より小さく形成することにより、前記仕切部材に横荷重が作用しないときは該サポート面が前記摺動孔の内面に非接触の位置を占め、前記仕切部材に横荷重が作用すると該サポート面が前記摺動孔の内面に接触することによりサポートリングを介して前記肩部で前記横荷重が支えられ、それによって前記仕切部材の外周面が摺動孔の内面に接触するのが防止されるように構成されていることを特徴とする。
【0009】
本願の請求項3で特定される発明は、請求項1又は2記載の流体圧機器において、前記サポートリングは、前記仕切部材に横荷重が作用しないときにも作用したときにも全体が常に前記パッキン装着溝の外側にあるように配設されていることを特徴とする。
【0010】
本願の請求項4で特定される発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体圧機器において、前記シール部材の断面積を前記パッキン装着溝の断面積より大きくすることにより、前記肩部が該パッキン装着溝から常に外部に突出した位置を占めるように形成されていることを特徴とする。
【0011】
本願の請求項5で特定される発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体圧機器において、前記シール部材の内周に、前記パッキン装着溝の溝底に弾性的に接触するシール用の内周突起が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、サポートリングの内周に形成した突条をシール部材の外周の凹溝に係止させることにより、該サポートリングを前記シール部材に肩部の外周を取り巻くように取り付けているので、該サポートリングをパッキン装着溝内に嵌め込むことなく、前記シール部材に係止させた状態で該シール部材とともに仕切部材の外周に装着することができ、この結果、該サポートリングの組み付けが簡単になる。しかも、前記サポートリングは、パッキン装着溝から突出する前記肩部と摺動孔の内周との間で前記シール部材に装着されるため、該サポートリングの半径方向の厚さは薄くなり、このため、該サポートリングの製造及び取り扱いも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係る流体圧機器の一例である流体圧シリンダの部分断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】前記ピストンを摺動孔内に挿入していない状態の要部断面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】ピストンに横荷重が作用したときのパッキン及びその周辺部位を示す要部断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部拡大断面図である。
【図7】サポートリングの部分平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1に、本発明に係る流体圧機器の一例として流体圧シリンダが示されている。この流体圧シリンダは、一対のポート2a、2bを備えたアルミニウム合金等の金属素材からなるハウジング1の内部に、該ポート2a、2bに連通する摺動孔3を有し、この摺動孔3の内部に、アルミニウム合金等の金属素材からなるピストン4が、該摺動孔3の内部を2つの圧力室5a、5bに仕切る仕切部材を形成するもので、このピストン4の外周にパッキン装着溝6が形成され、このパッキン装着溝6内にリング状のパッキン7が装着され、このパッキン7でピストン4の外周面4aと摺動孔3の内周面3aとの間がシールされる。また、前記ピストン4にピストンロッド8の基端部が連結され、このピストンロッド8の先端部は、前記摺動孔3の端部を塞ぐロッドカバー9を貫通して摺動孔3の外部に延出している。
【0015】
図中10は、前記ロッドカバー9の内周に装着されて該ロッドカバー9の内周面と前記ピストンロッド8の外周面との間をシールするシール部材11は、前記ロッドカバー9の外周に装着されて該ロッドカバー9の外周面と前記摺動孔3の内周面との間をシールするシール部材である。
【0016】
そして、前記2つのポート2a、2bから2つの圧力室5a、5bの内部に圧縮エア等の圧力流体を交互に給排することにより、前記ピストン4が往復移動してピストンロッド8が進退動する。
【0017】
前記ピストン4のパッキン装着溝6及びパッキン7は、図2〜図4に示すように形成されている。
【0018】
図3は、パッキン7をパッキン装着溝6内に装着しているが、ピストン4を摺動孔3内に挿入していない状態、従って、パッキン7が変形していない状態を示し、図2は、ピストン4を摺動孔3内に挿入することにより、パッキン7が摺動孔3の内周面3aとパッキン装着溝6の溝底6aとに圧接して半径方向に圧縮され、横幅が広がる方向に変形しているが、横荷重を受けていない状態を示している。このとき、ピストン4の軸線は摺動孔3の軸線Lと一致している。従って、以下の説明においてピストン4の軸線Lに参照符号「L」を付すこともある。
【0019】
前記横荷重とは、前記ピストンロッド8の先端に連結して作業を行う部材により、該ピストンロッド8を介して前記ピストン4に作用する横向きの力のことで、該ピストン4の軸線を摺動孔3の軸線Lからずらしたり傾けたりする力である。
【0020】
前記パッキン装着溝6は、左右の側壁6bと溝底6aとで三方を囲まれた溝であり、前記左右の側壁6bは、ピストン4の軸線Lと直交する平坦な面であって、互いに平行しており、前記溝底6aは、ピストン4の軸線L方向に平坦な面である。従って、このパッキン装着溝6は、全体的に均一な溝幅と均一な深さとを有するものである。
【0021】
また、前記パッキン7は、ゴム弾性材からなるリング状のシール部材20と、該シール部材20の外周に取り付けられた2つのサポートリング30とで形成されている。
【0022】
前記シール部材20は、外周20a及び内周20bと、平坦で互いに平行する左右の側面とを有し、前記外周20aに、前記摺動孔3の内周3aに常時接触する半円状またはそれに類似する断面形状のシール用突部21と、該シール用突部21の両側に位置して前記パッキン装着溝6から外部に突出している2つの肩部22と、該肩部22と前記シール用突部21との間に介在する断面U字形の凹溝23とが形成されている。
【0023】
前記シール用突部21は、前記シール部材20の外周のほぼ中央の位置に形成されている。また、前記肩部22は、前記ピストン4の軸線L方向に平坦な面であって、2つの肩部22の径は互いに同径である。換言すれば、ピストン4の軸線Lから一方の肩部22までの距離と他方の肩部22までの距離とは互いに等しい。そして、前記肩部22の径をピストン4の外径より大きく且つ摺動孔3の内径より小さく形成するとともに、前記シール部材20の断面積をパッキン装着溝6の断面積より大きく形成することにより、前記肩部22が常にピストン4の外周面4aと摺動孔3の内周面3aとの間の位置を占めるようになっている。
【0024】
また、前記サポートリング30は、例えば、四フッ化エチレン(PTFE)のような低摩擦性と耐摩耗性とを兼ね備えた合成樹脂材料や金属材料等からなるもので、外周に前記ピストン4の軸線L方向に平坦なサポート面31を有するとともに、内周にU字形断面をした係止用の突条32を有し、この突条32を前記凹溝23に係止させることにより、前記シール部材20に前記肩部22の外周を取り巻くように取り付けられている。
【0025】
前記サポートリング30は、前記サポート面31の径を前記摺動孔3の内径より小さく形成することにより、前記ピストン4に横荷重が作用しないときは該サポート面31が前記摺動孔3の内周面3aに非接触の位置を占め、前記ピストン4に横荷重が作用したとき、該サポート面31が前記摺動孔3の内周面3aに部分的に接触するようになっている。また、前記サポートリング30は、前記ピストン4に横荷重が作用しないときにも作用したときにも、全体が常に前記パッキン装着溝6の外側にあるように前記シール部材20に取り付けられている。
【0026】
前記サポートリング30は、前記シール部材20の形成時に該シール部材20と一体に形成することもできるが、パッキン7をピストン4に組み付ける際に、前記シール部材20を前記パッキン装着溝6内に装着した後、該シール部材20に取り付けてもよい。この場合、サポートリング30の一部に切れ目を入れ、この切れ目の位置で該サポートリング30を開いた状態にして前記シール部材20に取り付けられている。
【0027】
前記シール部材20の内周には、前記パッキン装着溝6の溝底6aに弾性的に接触する断面が半円形をしたシール用の内周突起24が形成されている。この内周突起24は、前記シール用突部21とピストン4の軸線L方向の同じ位置、即ち、内周の中央位置に設けられていて、前記シール用突部21より幅及び高さが小さい。また、前記シール部材20の内周における該内周突起24の両側には、図2に示すように、該内周突起24がパッキン装着溝6の溝底6aに押し付けられて圧縮されたとき一部が該溝底6aに当接する当たり面25を備えている。この当たり面25は、図3に示すように、ピストン4が摺動孔3内に装着されていない状態においては、ピストン4の軸線L方向に平坦な面であり、このとき前記内周突起24の両側にある2つの当たり面25の径は互いに等しい。
【0028】
前記内周突起24は、前記シール用突部21とピストン4の軸線L方向の異なる位置に設けることもできる。
【0029】
前記実施形態において、ピストン4に横荷重が作用していない正常な動作状態では、図2に示すように、前記シール部材20の外周のシール用突部21が、該シール部材20の全周において前記摺動孔3の内面全周に均等に当接して圧縮され、また、該シール用突部21の両側に取り付けられたサポートリング30の外面のサポート面31は、前記パッキン装着溝6から外部に突出した位置を占めるとともに、前記摺動孔3の内周面3aに対して非当接の状態を維持している。
【0030】
この状態から、図5に示すように、前記ピストンロッド8に横荷重が作用してピストン4が摺動孔3の側面方向に強く押されると、前記シール用突部21がさらに圧縮されるが、前記サポートリング30のサポート面31が前記摺動孔3の内面に接触し、該サポートリング30を介してシール部材20の肩部22で前記横荷重が支えられ、それによって前記ピストン4の外面が摺動孔3の内面に接触するのが防止され、金属同士の接触による損傷の発生が確実に防止される。また、前記サポートリング30は低摩擦性であるため、前記摺動孔3の内面との摩擦抵抗は小さく、このため、ピストン4は円滑且つ安定的に動作する。
【0031】
前記実施例では、シール部材20の外周の前記凹溝23とサポートリング30の内周の突条32とが何れも断面U字形に形成されているが、この凹溝23と突条32とはその他の形状に形成することもできる。例えば、図6に示すように、凹溝23の肩部22側の溝面23aと突条32の該溝面に対応する側面32aとを、シール部材20の軸線Lと直交する方向の平坦面とすることもでき、これにより、サポートリング30をシール部材20に対して確実に係止させることができる。あるいは、凹溝23の左右の溝面を互いに平行な平坦面に形成するとともに底面を平坦面とし、突条32の断面形状をこの凹溝23の溝形状と同様な形状に形成することもできる。
【0032】
また、図7に示すように、前記サポートリング30に等間隔で複数の孔33を形成することもできる。この孔33は、グリス溜の機能を持つので、その内部にグリスを保持することによってサポート面31と摺動孔3の内面との間の良好な摺動性を長期間維持できるものである。
【0033】
なお、前記説明では、流体圧機器の一例として流体圧シリンダを示したが、この流体圧機器は、ハウジングに形成された摺動孔内を摺動するスプールで流体流路を切り換える流体切換弁であってもよい。この場合、前記スプールが仕切部材を形成することになる。
【符号の説明】
【0034】
1…ハウジング 3…摺動孔
4…ピストン 6…パッキン装着溝
7…パッキン 20…シール部材
21…シール用突部 22…肩部
23…凹溝 30…サポートリング
31…サポート面 32…突条材
34…内周突起 L…軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングに形成された摺動孔と、この摺動孔内を軸線方向に移動する仕切り部材とを有し、前記仕切部材の外周にパッキン装着溝が形成され、このパッキン装着溝内にリング状のパッキンが装着された流体圧機器において、
前記パッキンが、ゴム弾性材からなるリング状のシール部材と、該シール部材の外周に取り付けられた低摩擦材からなるサポートリングとで形成され、
前記シール部材は、外周に、前記摺動孔の内面に接触するシール用突部と、該シール用突部の両側に形成されて前記パッキン装着溝から外部に突出している肩部と、該肩部と前記シール用突部との間に介在する凹溝とを有し、
前記サポートリングは、外周に前記仕切部材の軸線方向に平坦なサポート面を有するとともに、内周に係止用の突条を有し、この突条を前記凹溝に係止させることにより、前記シール部材に前記肩部の外周を取り巻くように取り付けられている、
ことを特徴する流体圧機器。
【請求項2】
請求項1記載の流体圧機器において、
前記サポート面の径を前記摺動孔の内径より小さく形成することにより、前記仕切部材に横荷重が作用しないときは該サポート面が前記摺動孔の内面に非接触の位置を占め、前記仕切部材に横荷重が作用すると該サポート面が前記摺動孔の内面に接触することによりサポートリングを介して前記肩部で前記横荷重が支えられ、それによって前記仕切部材の外周面が摺動孔の内面に接触するのが防止されるように構成されている、
ことを特徴とする流体圧機器。
【請求項3】
請求項1又は2記載の流体圧機器において、
前記サポートリングは、前記仕切部材に横荷重が作用しないときにも作用したときにも全体が常に前記パッキン装着溝の外側にあるように配設されていることを特徴とする流体圧機器。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体圧機器において、
前記シール部材の断面積を前記パッキン装着溝の断面積より大きくすることにより、前記肩部が該パッキン装着溝から常に外部に突出した位置を占めるように形成されている、
ことを特徴とする流体圧機器。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体圧機器において、
前記シール部材の内周に、前記パッキン装着溝の溝底に弾性的に接触するシール用の内周突起が形成されている、
ことを特徴とする流体圧機器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2011−241914(P2011−241914A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−115079(P2010−115079)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【出願人】(000102511)SMC株式会社 (344)
【Fターム(参考)】