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国際特許分類[F22B37/52]の内容

国際特許分類[F22B37/52]に分類される特許

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【課題】スケール防止効果の高い新規なスケール防止剤を提供すること。
【解決手段】蒸気発生設備用のスケール防止剤であって、分子量20000以上70000以下のポリアクリル酸塩を少なくとも含有するスケール防止剤を提供する。本発明に係るスケール防止剤を用いておよびスケール防止方法は、従来のスケール防止技術に比べて著しくスケール防止効果が優れているため、ボイラ等の蒸気発生設備に好適に用いることができる。このスケール防止効果は、硬度成分やシリカ濃度が従来よりも高い場合においても発揮することができるため、従来に比べ、ブロー水を削減した高濃縮運転が可能となり、その結果、エネルギーコストを削減することができる。 (もっと読む)


【課題】調製時に必ずしも高温での加熱処理を行わなくとも、保管又は流通中の優れた安定性が発現し、且つボイラ水系における腐食防止作用に優れるボイラ水処理剤を提供すること。
【解決手段】ボイラ水処理剤は、(a)エリソルビン酸、アスコルビン酸、及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の脱酸素剤、(b)塩基性カリウム化合物、及び(c)酸性基を有するポリマーを含み、(a)成分の含有量が5質量%以上であり、水の含有量が60質量%以上のものである。 (もっと読む)


洗浄溶剤への直接蒸気注入により目標温度範囲を維持している間に化学洗浄溶剤及び/又は溶剤を導入することにより熱交換器及び同様の容器を洗浄する方法及び装置が開示される。この蒸気は、前記熱交換器に直接注入されてもよく、洗浄溶剤を再循環するため又は前記熱交換器に注入される流体と混合するために暫定側ループに注入されてもよい。本開示の方法は、化学的に還元性の環境において熱交換器から金属酸化物を除去するのに適しており、また、化学的に賛成の環境において銅等の金属種を除去するのに適している。直接蒸気注入によって洗浄溶剤を加熱するときの熱伝導効率を向上させるために、気体スパージングにより、又は複数の熱交換器が同時に洗浄される場合には熱交換器間で流体を移動されることにより、熱交換器の二次側における混合が改善される。
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【課題】排液の仕組みが簡素化された、故障の少ない給排液装置を提供する。
【解決手段】蒸気発生装置1は、第1タンク10と、第1タンク10よりも高位に配置された、蒸発容器である第2タンク10と、第1タンク10内の液体Lを第2タンク20に汲み上げる給液ポンプ12と、第2タンク20の底部に接続され、前記底部より所定高さ上のレベルを頂点24Sとする屈曲ラインを描いた上で、前記底部より下の位置に設けられた排液口24Dまで下がる排液管24と、第2タンク20に設けられた液位検知装置23と、給液ポンプ12の制御を行う制御装置30と、を備える。制御装置30は、第2タンク20内の液位が排液管24の頂点24S以下に保たれるように給液ポンプ12を駆動する通常時運転制御と、第2タンク20内の液位が一時的に排液管24の頂点24Sを越えるところまで給液ポンプ12を駆動する排液時運転制御を遂行する。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で、安定した性状のクリーン蒸気を得る。
【解決手段】 気水分離器2は、ボイラ6からの蒸気を気水分離して設定乾き度の蒸気とする。リボイラ3は、一次側に導入される気水分離器2からの蒸気と二次側に貯留される水とを間接熱交換させて、二次側の水を蒸気化する。リボイラ3の一次側の蒸気の凝縮水は、スチームトラップ22を介してディアレータタンク4に貯留される。ディアレータタンク4からの排気路50にはオリフィス49が設けられており、ディアレータタンク4から設定流量の気体を導出する。気水分離器2において液滴および鉄錆を除去され、ディアレータタンク4において不凝縮性気体の二酸化炭素が除去される。このような不純物除去後の水が、ディアレータタンク4からリボイラ3の二次側へ供給され、リボイラ3で蒸気化される。 (もっと読む)


【課題】配管内壁の酸化スケールの大量剥離によって配管が閉塞して発生するトラブルを未然に回避することができるボイラ運用方法及びボイラ制御装置を提供する。
【解決手段】ボイラの給水中の溶存酸素量を所定時間増加させ、ボイラの配管の内壁に発生する酸化スケール内部にボイド層を形成する工程と、配管の内壁に発生した酸化スケールの厚さを算出する工程と、酸化スケールの厚さが剥離限界厚さに到達する前に、ボイド層より上部に形成された外層酸化スケールを剥離させる工程とを備えるボイラ運用方法。及び、ボイラの給水中の溶存酸素量を制御する溶存酸素量制御部と、ボイラの配管の温度とボイラの運転時間とから、配管内壁に発生する酸化スケールの厚さを算出する酸化スケール厚さ算出部と、酸化スケール厚さ算出部で算出された前記酸化スケールの厚さが設定量に到達した場合に、前記配管の温度を低下させる配管温度制御部とを備えるボイラ制御装置。 (もっと読む)


【課題】長距離の酸素供給用の配管を敷設することなく、水の電気分解により副生した酸素を、排気蒸気を復水した水の中に注入して溶存させ、前記水の流路を構成する配管の内側に酸化鉄による保護皮膜を形成させる。
【解決手段】蒸気発生装置で発生した蒸気により駆動されるタービンの駆動力によって発電を行い、前記タービンからの排気蒸気を復水器で凝縮し、該復水器で凝縮した水を前記蒸気発生装置に供給する発電設備の水質管理方法において、水の電気分解によって発生した水素で発電機を冷却するとともに、副生した酸素を除湿、昇圧してから圧力容器に貯留し、前記圧力容器を前記復水器で復水した水の中に酸素を注入する注入口近くに搬送し、前記圧力容器から酸素を適時、前記復水器で復水した水の中に注入して溶存させ、前記復水した水が流通する配管の内側に酸化鉄による保護皮膜を形成させる。 (もっと読む)


【課題】 各薬剤成分を個別に注入するといった煩雑さを低減しつつも、注入する各薬剤成分量を適量に維持できる薬剤注入方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、ボイラ水の一部を蒸気として排出し一部をブローするように構成されたボイラ缶体と、該ボイラ缶体から排出された蒸気によって生成したドレン水を循環させて補給水とともに給水として利用する循環経路とを備えたボイラ装置に、複数のボイラ用薬剤成分を注入する薬剤注入方法であって、前記ボイラ用薬剤成分の内、前記補給水の供給量に応じて増加する不要成分と反応して消費される消費系成分群を、前記補給水の供給量に応じて注入し、それ以外の非消費系成分群を前記ブロー量に応じて注入し、且つ、少なくとも何れか一方の注入に、複数の成分が予め複合された複合薬剤を用いることを特徴とする薬剤注入方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】スケールの析出を防止する薬剤を注入するときの安全性を確保しつつ、かつ清掃やメンテナンスにかかる負担が小さいスチームコンバータを提供する。
【解決手段】スチームコンバータ1は蒸気発生器2と水供給装置3と薬剤供給装置4とを備える。これら水供給装置3と薬剤供給装置4と蒸気発生器2との間は、水供給装置3から延びる第1の配管11と、薬剤供給装置4から延びる第2の配管12と、第1の配管11と第2の配管12とを結ぶ連結部5と、この連結部5から蒸気発生器2に向けて延びる第3の配管13と、第1の配管11、第2の配管12及び第3の配管13とは別の配管であるバイパス配管17であって、水供給装置3と蒸気発生器2との間を直接接続するバイパス配管17と、を含んで接続される。 (もっと読む)


【課題】高濃度で、かつ、高温であっても鉄系配管に腐食を生じさせないボイラ処理剤組成物を提供する。
【解決手段】没食子酸及び/またはタンニン酸を有効成分として含有するボイラ処理剤において、エリソルビン酸及びその塩と、アスコルビン酸及びその塩と、の中から選ばれる少なくとも1種が配合されてなるボイラ処理剤組成物。 (もっと読む)


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