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国際特許分類[F22B37/52]の内容

国際特許分類[F22B37/52]に分類される特許

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【目的】蒸気ボイラで発生した蒸気を複数の負荷装置へ分配しながら供給し、各負荷装置で利用された蒸気に由来の復水を各負荷装置から延びる復水経路を通じて回収してボイラ給水として再利用する蒸気ボイラ装置において、復水経路全体の腐食を抑制する。
【構成】蒸気ボイラ30で発生した蒸気を負荷装置40a,40b,40cへ送る蒸気供給経路51に対し、蒸気に含まれる炭酸ガスを中和するためのアミン化合物を薬剤注入装置70から連続的に供給する。一方、負荷装置40a,40b,40cからの復水を給水タンク22へ回収する復水経路60において、各負荷装置からそれぞれ延びる支管61a,61b,61cを流れる復水のpH値を個別に測定する。そして、各復水のpH値がいずれもアルカリ性領域になるよう、薬剤注入装置70から供給するアミン化合物の量を制御する。 (もっと読む)


【課題】給水中に銅を含有するボイラ水系において、防食効果と銅のスケール防止効果とを同時に得ることができるボイラの防食方法を提供する。
【解決手段】給水中に銅を含有するボイラの防食方法であって、ブロー水の酸化還元電位が0mV以上となるようにボイラ水系に防食剤を添加するボイラの防食方法。防食剤は、脱酸素能力の低い防食剤であり、例えばコハク酸またはその塩、クエン酸またはその塩、ソルビン酸またはその塩が使用できる。 (もっと読む)


【課題】短時間に、かつ洗浄廃液処理のCODMn濃度が低い新缶ボイラの缶内処理方法を提供する。
【解決手段】エルソルビン酸、アスコルビン酸およびそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも一種と、金属水酸化物と、リン酸塩と、を添加した純水を新設ボイラ缶内に供給し、温度120〜230℃(圧力0.2〜2MPa)の条件下に4〜24時間加熱処理する新設ボイラの缶内処理方法である。エルソルビン酸、アスコルビン酸およびそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも一種や金属水酸化物、リン酸塩の配合量を特定の量とすることにより、より洗浄、安定化効果が向上した結果が得られる。 (もっと読む)


【課題】 ヒートポンプにより予備加熱した原水を軟水装置、脱酸素装置、逆浸透膜装置などを介してボイラに供給することにより、各種の省資源を図るとともに、当該ヒートポンプの熱源に必要なエネルギーとして、当該ボイラから放熱される熱の一部を利用することにより、システム全体として、エネルギー効率の高い蒸気供給システムを得る。
【解決手段】 原水を貯留する原水タンク1と、原水タンク1から供給された原水の硬度分を除去するための軟水装置2と、軟水装置2から供給された軟水から蒸気を発生させるボイラ6と、蒸発過程、吸着過程、脱離過程、凝縮過程のサイクルからなる吸着式ヒートポンプ9と、から構成され、軟水装置2の上流側において原水が、吸着式ヒートポンプ9における吸着過程又は凝縮過程の少なくとも一過程にて放熱された熱により加温される。 (もっと読む)


蒸気生成システムは、蒸気発生器と、水を保持し当該蒸気発生器に供給するための着脱可能な水タンクと、水処理剤を水タンクに供給するための添加装置とを有する。当該添加装置は、蒸気発生器に対する水タンクの動きによって起動されるよう構成されている。
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【目的】蒸気ボイラの安定的な運転を補助するための薬剤をボイラ給水へ供給するに当り、薬剤が効果的にかつ経済的に蒸気ボイラへ作用するよう、当該薬剤の供給量を制御する。
【構成】給水経路41を通じて蒸気ボイラ20へ供給されるボイラ給水に対して薬剤供給装置60から薬剤を供給するための方法では、先ず、蒸気ボイラ20における伝熱管の厚さ等の評価用項目の判定値を制御装置70に入力し、この判定値と、予め制御装置70に記録された対応する評価用項目の基準値との差を数量的に求める。そして、当該差に基づいて、薬剤供給装置60からボイラ給水への薬剤の供給量を制御装置70により加減する。ここで用いられる薬剤は、例えば、腐食抑制剤、スケール抑制剤またはキャリオーバ抑制剤である。 (もっと読む)


【目的】復水経路からの復水をボイラ給水と混合して再利用する蒸気ボイラ装置において、復水経路の腐食を効果的にかつ経済的に抑制する。
【構成】給水タンク40から蒸気ボイラ20へ給水経路41を通じてボイラ給水を供給して加熱することにより発生する蒸気を負荷装置2へ供給して利用するとともに、蒸気が凝縮して得られる復水を負荷装置2から延びる復水経路30を通じて給水タンク40へ回収して再利用する蒸気ボイラ装置1の運転において、蒸気とともに発生する炭酸ガスによる復水経路30の腐食を抑制するための中和剤を薬剤供給装置60から給水経路41へ供給する。そして、復水経路30から給水タンク40へ回収される復水における遊離の中和剤の濃度を薬剤濃度測定装置70で測定し、その濃度に基づいて、薬剤供給装置60からの中和剤の供給量を制御する。 (もっと読む)


【課題】高圧給水制御弁のスケール付着率の大幅な低減を図ることができるタービン設備、排熱回収ボイラ装置及びタービン設備の運転方法を提供する。
【解決手段】熱源からの熱によって高圧加熱ユニット3、中圧加熱ユニット4及び低圧加熱ユニット5を介して蒸気を発生させる排熱回収ボイラ2と、排熱回収ボイラ2の蒸気により作動する蒸気タービン6と、蒸気タービン6の排気を復水する復水器8と、該復水器8で凝縮された復水50を排熱回収ボイラ2側に復水ラインL0を介して送給する給水系統とからなるタービン設備において、前記復水50を供給する復水ラインL0に、薬剤46aとしてアンモニアを薬剤注入手段45より供給し、給水系統を循環する給水のpHを9.8以上とするものである。 (もっと読む)


【目的】ボイラ給水への薬剤の添加によらずに、蒸気ボイラでの腐食およびスケール生成を効果的に抑制する。
【構成】ナトリウム型陽イオン交換樹脂が充填された複数の樹脂ユニットを含む樹脂ユニット群を有する軟水化装置53、ナノろ過膜を有するクロスフロー型ろ過処理装置55および脱酸素装置56で補給水を処理し、これにより得られる脱酸素処理されかつ塩化物イオン等の腐食促進イオン成分が除去された軟化水をボイラ給水として貯水タンク40に貯留する。軟水化装置53とろ過処理装置55との間において、補給水の硬度分濃度、酸消費量(pH4.8)および水温をそれぞれ測定し、硬度分濃度が所定濃度を超えたときは樹脂ユニット群において樹脂ユニットを他のものに切替え、酸消費量(pH4.8)が所定値未満の場合はろ過処理装置55からのブロー量を少なくし、水温が所定温度未満のときは補給水の流量を下げて脱酸素装置56に通過させる。 (もっと読む)


【課題】 復水処理剤を用いてボイラ装置に発生する腐食を抑制するにあたり、pH判定装置を導入せず適正量の復水処理剤を供給することができる方法を提供すること。
【解決手段】 給水を加熱して蒸気を生成するボイラ2と、該ボイラへ給水を供給する給水部3と、前記ボイラで生成した蒸気を負荷機器4へ供給する蒸気供給部5と、前記負荷機器で使用した蒸気を復水として前記給水部へ供給する復水供給部6を備えたボイラ装置1において、復水処理剤として中和性アミンを供給するボイラ装置の腐食抑制方法であって、前記蒸気供給部および前記復水供給部のうち、少なくとも一方から供給される所定量の試料水に対してpH7〜9で変色するpH指示薬を添加し、当該中和性アミンを滴定液として試料水を滴定する滴定工程と、前記工程で中和に要した中和性アミン量に基づいて、中和性アミンを蒸気ボイラ装置へ必要量供給する復水処理剤供給工程とを含む。 (もっと読む)


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