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国際特許分類[F25B9/14]の内容

国際特許分類[F25B9/14]に分類される特許

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【課題】フリーピストン型スターリングサイクル機械において、パワーピストンとディスプレーサピストンとの位相差の調整を容易として、高性能な作動を維持するとともに、往復動に伴う振動の発生を防止する。
【解決手段】パワーピストン1を第1ばね5により往復動させるとともに、反転機構8を介して質量体7を連結し、質量体7に、パワーピストン1と位相差が180°となる往復運動を質量体に行わせる。そして、質量体7とディスプレーサピストン3とを第2ばね9によって連結し、ディスプレーサピストン3が質量体7に対して90°の位相遅れで往復動するように調整する。パワーピストン1とディスプレーサピストン3との位相差は、最適値である90°となり、エンジンは高性能な状態で作動する。また、パワーピストン1と質量体7の慣性力がバランスし、往復動に伴う振動が減少する。 (もっと読む)


【課題】高い体積比熱を有し、長期間の運転で劣化する恐れがなく、所望の形状に作製可能な、安全でしかも低コストの蓄冷材、当該蓄冷材を有する冷凍機、当該冷凍機を備えるクライオポンプ、および当該クライオポンプの動作方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる蓄冷材は錫−アンチモン(Sn−Sb)合金を含む。また、本発明にかかる冷凍機では、少なくとも1つの冷却段における蓄冷材が、錫−アンチモン(Sn−Sb)合金を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 スターリングエンジンの冷却部に関して、内圧に対する強度の低下を招くことなく、高い熱交換効率を実現する技術を提供する。
【解決手段】 本発明のスターリングエンジンは、円筒形状に形成され、内面に沿って流れる作動ガスと外面に沿って流れる冷媒を熱交換させる熱交換器と、熱交換器の外面に沿って熱交換器の周方向に冷媒を流す冷媒流路と、冷媒流路に冷媒を供給する冷媒入口と、冷媒流路から冷媒を排出する冷媒出口を備え、熱交換器の外面に、冷媒流路を熱交換器の軸方向に区画する円環形状の仕切り壁と、熱交換器の外面からの突出高さが仕切り壁よりも低い円環形状のフィンが形成され、熱交換器の周方向に関して、冷媒入口と冷媒出口が、熱交換器の中心軸を挟んで互いに対向する位置に配置され、熱交換器の軸方向に関して、冷媒入口の中心と冷媒出口の中心が、仕切り壁の中心と略同じ位置となるように配置されている。 (もっと読む)


【課題】クライオポンプおよび冷凍機において、各冷却ステージの冷却温度を制御する。
【解決手段】クライオポンプにおいて、冷凍機は、直列に連結された第1シリンダ及び第2シリンダと、第1冷却ステージと、第2冷却ステージと、を含み、周期的に第1シリンダ及び第2シリンダの内部に作動気体を吸入して膨張させて外部に排気することにより第1冷却ステージを第1の冷却温度に冷却し、第2冷却ステージを第2の冷却温度に冷却する。制御部は、第1の冷却温度を目標温度に維持するように冷凍機への作動気体の吸排気周期を制御する。放射シールドは、ポンプ容器の内面に対向する外面を有するシールド基材と、吸排気周期を短くして第2の冷却温度を要求冷却温度よりも低温とするようにシールド基材よりも高い放射率を有する材料でシールド基材の外表面の少なくとも一部を被覆する放射吸収層と、を含む。 (もっと読む)


【課題】冷凍機の冷却性能を長期間にわたって安定化させることが可能な磁気回路を提供する。
【解決手段】作動流体を圧縮する圧縮機10と作動流体を膨張させて冷凍作用を生じさせるコールドヘッド20とを備えた冷凍機1の磁気回路40であって、円筒形状のヨーク部41と、ヨーク部41の内周面に配置され中心軸X1方向に延在する磁石部42と、磁石部42をヨーク部41と挟持するスリーブ43と、中心軸X1方向と平行に往復動するコイル44と、磁石部42の中心軸X1方向の動作を制動する抜け止め部材45とを備えている。磁気回路40では、磁石部42の一端が段差部41aに、他端が抜け止め部材45に当接され、この抜け止め部材45がヨーク部41の一端にネジ46によって固定されている。これにより、接着剤を使わずに磁石部42をヨーク部41に固定させることができる。 (もっと読む)


【課題】部品形状が作製しやすく、組立工程を含めてコストダウンを図ることが可能な構造を備えるスターリング機関を提供する。
【解決手段】ピストンシリンダ121にポスティドロッド121Bを一体化することで、ピストン130とディスプレーサ140とを同軸上に配置する必要がなくなることから、ピストンシリンダ121を基準にして、構成部材の組立を行なうことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】放熱効率の高い放熱器およびそれを備えた冷却システムを提供する。
【解決手段】「放熱器」としての高温側凝縮器310は、チューブ311と、チューブ311を冷却する空気が通過する所定の隙間を規定しながら配列された、複数の短冊状のフィン312と、フィン312の長手方向(矢印DR0方向)に対する第1の側(矢印DR1側)から隙間を閉塞するカバー部313とを備える。カバー部313は、フィンにおける第1の側(矢印DR1側)に対向する第2の側(矢印DR2側)から第1の側(矢印DR1側)に向かう流体の流れを、第1の側(矢印DR1側)から第2の側(矢印DR2側)に向かう方向に向ける「整流部」を構成する。 (もっと読む)


【課題】膨張空間に吹き出すガスの勢いを強くして膨張空間内のガスを効果的に攪拌し、より高い機関効率が得られるようにする。
【解決手段】シリンダ4に、膨張空間8にガスを噴出する噴流機構を設けた。噴流機構は、膨張空間8に開口するガス流入口16及びガス流出口17を有する蓄圧空間15を有し、蓄圧空間15は、膨張空間8の方が圧力が高いときにガス流入口16を通じてガスを受け入れ、膨張空間8の方が圧力が低くなったときにガス噴出口17を通じてガスを噴出する。 (もっと読む)


【課題】被冷却体を極低温に冷却できる冷凍機一体型低温容器に用いる冷凍機の圧縮部の放熱面における温度を室温以下に冷却して冷凍機の効率を向上させるとともに、被冷却体を極低温に冷却できる冷凍機一体型低温容器の外表面に、結露を発生させずに冷凍機の作動媒体の入口温度を室温より低い温度に制御し、かつ、冷凍機に室温部から侵入する熱侵入量を低減させ、冷凍機による冷却温度を低温に維持する。
【解決手段】第一の吸熱部および第一の放熱部を有する冷凍機と、該冷凍機の該第一の吸熱部を介して極低温に冷却保持する被冷却体を内部に配置して断熱するための真空容器と、該第一の放熱部を冷却するための第二の吸熱部、および第二の放熱部を有する予備冷却手段とを含み、該第一の放熱部および該第二の吸熱部を該真空容器の内部に設けるとともに、該第二の放熱部を含む放熱手段の一部を該真空容器の外部に露出させる。 (もっと読む)


【課題】製造コストが低減されたリニアモータならびに該リニアモータを備えたスターリング機関およびスターリング機関搭載機器を提供する。
【解決手段】リニアモータは、アウターヨーク181と、アウターヨーク181の内周側に設けられたインナーヨーク182と、アウターヨーク181とインナーヨーク182との間で軸方向に往復運動する可動磁石部183とを備える。可動磁石部183は、軸方向に並ぶ第1と第2磁石183A,183Bを含み、第1と第2磁石183A,183Bは、それぞれ一対の磁極(N極/S極)が互いに逆の順序で径方向に並ぶように設けられる。第1磁石183Aの軸長L1と、第2磁石183Bの軸長L2と、アウターヨーク181およびインナーヨーク182の軸長Lと、可動磁石部183の振幅Sとが、L1≧S+L/2、かつ、L2≧S+L/2の関係を満たす。 (もっと読む)


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