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国際特許分類[G01J5/34]の内容

国際特許分類[G01J5/34]に分類される特許

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【課題】 熱型検出素子を基体から熱分離する空洞部の深さを規定するスペーサー部材を配線構造として兼用し、かつ、その配線構造により、確実に熱分離できる空洞部の深さを確保することができる熱型検出器、熱型検出装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】 熱型検出器は、基体100と、基体100より突出するスペーサー部材104と、スペーサー部材104に支持される支持部材210と、支持部材に支持される熱型検出素子220と、基体内に配置されて熱型検出素子と接続される検出回路510,520と、熱型検出素子と検出回路とを接続する配線部と、を有する。配線部は、基体内に配置された少なくとも一層の第1導電層LIA,LIBと、スペーサー部材内に配置された少なくとも一層の第2導電層LIC,LIDと、支持部材に支持された第3導電層214,238と、第1,第2及び第3導電層の隣接層同士を接続する複数のプラグHLA〜HLDとを含む。 (もっと読む)


【課題】 赤外線検知用と温度補償用との感熱素子間で高い温度差分が得られると共に小型化が可能で、安価な構造を有している赤外線センサを提供すること。
【解決手段】 絶縁性フィルム2と、該絶縁性フィルム2の一方の面に互いに離間させて設けられた第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bと、絶縁性フィルム2の一方の面に形成され第1の感熱素子3A及び第2の感熱素子3Bに別々に接続された複数対の導電性の配線膜4と、第1の感熱素子3Aに対向して絶縁性フィルム2の他方の面に設けられた赤外線吸収膜5と、第2の感熱素子3Bに対向して絶縁性フィルム2の他方の面に設けられた赤外線反射膜6と、を備え、赤外線吸収膜5が、ITO膜である。 (もっと読む)


【課題】 熱型光検出器の検出感度を向上させること。
【解決手段】 熱型光検出器は、基板10と、基板に対して空洞部102を介して支持される支持部材215と、支持部材上に形成され、下部電極234と上部電極236によって焦電材料層232を挟んだ構造を有する熱検出素子230と、熱検出素子上に形成されている光吸収層(270,272)と、熱検出素子230と接続部CNによって接続され、平面視で接続部よりも広い面積を有し、少なくとも一部の波長域の光に対して光透過性を有し、かつ光吸収層(270,272)の内部に形成されている集熱部FLを備える熱伝達部材260と、を含み、下部電極234は、平面視で、焦電材料層232の周囲に延在する延在部分RXを有し、延在部分RXは、熱伝達部材260の集熱部FLを透過した光のうちの少なくとも一部を反射する光反射特性を有する。 (もっと読む)


【課題】 熱型光検出器の検出感度を向上させること。
【解決手段】 熱型光検出器は、基板10と、基板に対して空洞部102を介して支持される支持部材215と、支持部材に支持される熱検出素子230と、熱検出素子と接続部CNによって接続され、平面視で接続部よりも広い面積を有し、かつ熱検出素子230上に形成されている集熱部FLを備える熱伝達部材260と、熱伝達部材260と熱検出素子230との間において、熱伝達部材260に接して形成されている、第1光吸収層270と、熱伝達部材260上において、熱伝達部材260と接して形成されている第2光吸収層272と、を有する。 (もっと読む)


【課題】素子特性バラツキを原因とする出力電圧のバラツキを低減できる検出回路、センサーデバイス及び電子機器等の提供。
【解決手段】検出回路は、焦電素子10と、検出回路の出力ノードNQと低電位側電源ノードとの間に設けられ、焦電素子10からの検出信号がゲートに入力される第1のP型トランジスターTP1と、高電位側電源ノードと出力ノードNQとの間に設けられ、ゲートが基準電圧VRに設定される第2のP型トランジスターTP2を含む。 (もっと読む)


【課題】配線から熱が散逸するのを抑制した焦電型検出器、焦電型検出装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】焦電型検出素子は支持部材に搭載される第1電極234と第2電極236と焦電材料232を含み、第1電極が焦電材料が積層形成される第1領域233Aと第1領域より延在形成された第2領域233Bを有するキャパシター230を含み、キャパシターを覆う層間絶縁膜260と層間絶縁膜に形成されて第1電極の第2領域に通ずる第1コンタクトホール252と第1コンタクトホールに埋め込まれた第1プラグ226と層間絶縁膜に形成されて第2電極に通ずる第2コンタクトホール254と第2コンタクトホールに埋め込まれた第2プラグ228と第1プラグに接続される第1電極配線層222と第2プラグに接続される第2電極配線層224を含む。第2電極配線層を形成する材料は第2プラグと接続される部分の第2電極を形成する材料の熱伝導率よりも低い。 (もっと読む)


【課題】 従来用いられている大きな焦電係数を有する焦電材料で得られる感度に近い感度を有し、かつマイクロ電子製造方法によって容易に作製可能な焦電材料を用いた、経時温度変化から電位差への変換を行うトランスデューサを提供する。
【解決手段】 このトランスデューサは、測定される経時温度変化をもたらす物体に対向するように作られている導電性の上部電極(40)と、導電性の下部電極(42)と、上部電極と下部電極との間に、機械的な外部応力が存在していない場合にも、経時温度変化に対応する電位差を発生させるために、上部電極と下部電極との間に配置されている少なくとも一層の焦電材料層(44)とを備えており、焦電材料層の少なくとも一層は、III−V窒化物をベースにしている層である。 (もっと読む)


【課題】焦電型の赤外線検出素子及びこれを用いた赤外線検出装置において、画素として用いる赤外線検出素子の受光面積を小さく、膜厚を薄くしても、ノイズの影響を低減化することを目的とする。
【解決手段】基板11と、支持電気絶縁層12と、第1の電極14と、焦電層15と、第2の電極16と、を備える。焦電層15は、受光面積が1×10μm以上1×10μm以下であり、膜厚が0.8μm以上10μm以下であり、且つ、Pb(ZrTi1−x)O(但し0.57<x<0.93とする)で表される化合物を主成分とする。圧電ノイズを抑え、十分な焦電特性が得られ、高い感度の検出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】電極が本来意図していない方向に湾曲することに起因して、感度がばらつくのを抑制することが可能なセンサ装置を提供する。
【解決手段】このサーモセンサ100(センサ装置)は、熱膨張率の異なる複数の層を有し、一方端側が絶縁膜23に支持されているカンチレバー電極24と、カンチレバー電極24に対向するように配置される下部電極22とを含み、カンチレバー電極24から延びる方向であるX方向と交差するY方向を軸にして、カンチレバー電極24が下部電極22と離間する方向に湾曲することによって熱を測定することにより電子を供給する電荷供給部28を備え、カンチレバー電極24の表面上には、カンチレバー電極24がY方向とは異なる方向を軸にして湾曲するのを抑制するための湾曲抑制部材27が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 熱型光検出素子を空洞部の上方にて支持する支持部材の反りを抑制できる熱型光検出器、熱型光検出装置及び電子機器を提供することにある。
【解決手段】 熱型光検出器200は、熱型検出素子220と、空洞部102と面する第1面と対向する第2面に熱型検出素子を搭載して支持する支持部材210と、少なくとも熱型検出素子と対向する位置に空洞部を形成して支持部材を支持する固定部100とを有する。支持部材は、第2面側に配置され、第1方向に向う残留応力CSを有する第1層部材212と、第1面側にて第1層部材に積層され、第1方向とは逆向きの第2方向に向う残留応力TSを有する第2層部材214とを有する。第1層部材212は第2層部材214よりも熱コンダクタンスが小さい。 (もっと読む)


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