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国際特許分類[G01N1/06]の内容

国際特許分類[G01N1/06]に分類される特許

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【課題】試料ブロックの既切削面を傷つけるおそれが少なく、従前にセットした装置と異なる装置に試料ブロックをセットする場合であっても、試料ブロックの既切削面をナイフの仮想切削面に非接触状態でかつ容易に平行となるよう配置できる。
【解決手段】試料ブロックホルダ11に保持された試料ブロックBの切削面B2に平行光を照射する落射照明手段16と、落射照明手段から試料ブロックの切削面に平行光が照射された状態で、切削面を撮像する撮像手段17と、試料ブロックホルダの傾きを変えながら、その都度、撮像手段による切削面の画像情報から光強度の積分値を求め、その積分値が最も大なるときの試料ブロックホルダの傾きを決定する画像処理制御手段18と、光強度の積分値が最も大なるよう、画像処理制御手段によって決定された傾きに設定された試料ブロックに対してナイフ14を相対移動させて、薄切片を切削する切削手段15とを備える。 (もっと読む)


【課題】作業者の負担を軽減でき、包埋ブロックの種類に応じた最適且つ高品質な薄切片標本を自動的に作製すること。
【解決手段】包埋カセットKを切断位置に搬送可能な第1の搬送手段3と、切断位置に搬送された後、包埋ブロックBを所定の厚みで切断してシート状の薄切片B1を切り出す切断手段5と、薄切片を伸展させる伸展手段6と、切断された薄切片を伸展手段6に搬送する第2の搬送手段7と、伸展された薄切片を基板G上に転写させて薄切片標本Hを作製する転写手段8と、各手段をそれぞれ制御すると共に薄切片標本を作製する際の作製条件が予め入力された条件テーブル9bを有する制御手段9とを備え、制御手段が、第1の搬送手段で搬送されてきた包埋カセットを、条件テーブルに入力された作製条件に照合した後、該包埋カセットに応じた作製条件で作製がされるように各手段を制御する自動薄切片標本作製装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】作業者の負担を軽減でき、複数の包埋ブロックから必要枚数の薄切片標本を自動的に作製することができると共に、作製した薄切片標本を元となる包埋ブロックに完全に対応付けて、高精度な品質管理を行うこと。
【解決手段】包埋カセットKを切断位置に搬送可能な第1の搬送手段3と、切断位置に搬送された後、包埋ブロックBを所定の厚みで切断してシート状の薄切片B1を切り出す切断手段5と、切断位置に搬送された際に、個別データDを読み取る読取手段4と、薄切片を伸展させる伸展手段6と、切断された薄切片を伸展手段に搬送する第2の搬送手段7と、伸展された薄切片を基板G上に転写させて薄切片標本Hを作製する転写手段8と、読み取られた個別データを記憶する記憶部9aを有する制御手段9と、個別データを基板上に記録する記録手段10とを備えている自動薄切片標本作製装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】生体試料が包埋された包埋ブロックから観察に好適な生体試料を自動的に露出させて、薄切片を作製することが可能な薄切片作製装置及び薄切片の作製方法を提供する。
【解決手段】薄切片作製装置1は、包埋ブロックBを所定の厚さで切削可能に、包埋ブロックBに対してカッター4を厚さ方向Yに移動させる送り手段8と、包埋ブロックBに対してカッター4を切削方向Xに移動させて、包埋ブロックBを切削する切削手段3と、切削手段3によって切削した包埋ブロックBの切削面B2を観察し、観察データを取得する観察手段12と、送り手段8による移動量を設定送り量に設定して、切削手段3によって順次包埋ブロックBを切削させていくとともに、取得した観察データに基づいて切削面B2の良否を判断し、切削面B2を良と判断した場合には、送り手段8による移動量を本削り量に変更して切削させる制御部9とを備える。 (もっと読む)


【課題】包理ブロックの切削面を観察しながら切断刃に対する切削面の向きを容易に変更することができ、作業者の熟練度にかかわらず少ない負担で薄切面を特定して粗削り作業の効率を向上することができる薄切片作製装置及び薄切片作製方法を提供すること。
【解決手段】薄切片作製装置1は、一仮想平面Pに沿って移動する切断刃2と、一仮想平面Pに直交するZ軸に平行な光軸Cを有する落射照明系3と、光軸Cと同一の撮像軸Cを有する図示しない撮像素子が配された撮像部8及び撮像部8が取得した撮像データに基づく画像を表示する表示部10を有する観察系11と、包理ブロック15を載置する支持台(支持部)16と、X,Y軸のそれぞれの軸回りに支持台16を回動させる回動機構17と、Z軸方向に支持台16を移動する直進機構18とを有して光軸C上に配された台部20と、回動機構17を操作するジョイスティック(回動操作部)22とを備えている。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックを連続して切削するカッターの劣化状態を定量的に評価し、自動的にカッターの交換時期を報知するカッターの劣化評価装置及び劣化評価装置を備えて自動的に薄切片を作製可能な薄切片作製装置並びにカッターの交換時期決定方法を提供する。
【解決手段】薄切片作製装置1は、劣化評価装置20と、包埋ブロックBを固定する試料台2と、包埋ブロックBに対してカッター4を切削方向Xに相対的に移動させて、包埋ブロックBを切削する切削手段3とを備える。劣化評価装置20は、カッター4または試料台2のいずれか一方に設けられて、カッター4によって包埋ブロックBを切削する際に生じる切削力を検出する切削力検出手段22と、切削力検出手段22で検出された切削力に基づいてカッター4の劣化状態を評価する評価手段と、評価手段の評価結果に基づいてカッター4の交換を報知する報知手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】連続して稼動しても薄切片標本作製に失敗するおそれが少なく、しかも、人手を介在させることなく、複数の試料ブロックから連続して薄切片を切削する。
【解決手段】交換指令信号に基づき、切削台2に取り付けてある試料ブロック3を取り外し代わりに新たな試料ブロックを切削台に取り付ける試料ブロック着脱手段4と、切削台に取り付けた試料ブロックに対してナイフ5を相対移動させて所定厚さの薄切片を切削する切削手段7と、切削された薄切片を観察する観察手段10と、観察手段によって得られた観察データと予め入力された試料ブロック切断面データとを比較することにより薄切片の良否を判断し、薄切片を良と判断したときに試料ブロック着脱手段に、試料ブロックを交換させる旨の交換指令信号を発信する評価手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックの表面の温度変化を防止して、高品質な薄切片を自動的に作製すること。
【解決手段】包埋ブロックBを載置固定する固定台10と、該固定台上に配された切断刃11を有し、該切断刃と固定台とを相対的に移動させて包埋ブロックから薄切片B1を切り出す切断手段12と、固定台及び切断手段を内部に収容する筐体13と、切り出された薄切片を、筐体の外部に搬送する薄切片搬送手段14と、筐体内に温度制御された冷風A1を外部から供給し、少なくとも包埋ブロックの周囲温度を所定温度に調整する温度調整手段15とを備えている自動薄切片作製装置3を提供する。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックを薄切して作製された薄切片を損傷することなく、自動的に、かつ確実に受取り、次工程に搬送することが可能な薄切片搬送機構、及び薄切片搬送機構を備えた薄切片作製装置、並びに薄切片の搬送方法を提供する。
【解決手段】薄切片作製装置1は、試料台2と、包埋ブロックBを薄切するカッター3と、試料台2を移動させる送り機構6と、薄切片搬送機構20を備えている。薄切片搬送機構20は、第一のローラ22及び第二のローラ23を有するローラ群25と、多数の通気孔が形成され、ローラ間に巻回されたベルト26と、ローラ群25のローラを回転させて、ベルト26を走行させる駆動部とを備え、第一のローラ22には、第一のローラ22に外接するベルト26を介して薄切片を吸引し、ベルト26の外周面26bに薄切片を吸着させる吸引手段29が設けられている。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックの表面を変形させること無く、また、包埋ブロックの表面を観察しながら正確かつ均一な厚さの薄切片を作製し、自動的に次工程に搬送することが可能な薄切片作製装置を提供する。
【解決手段】薄切片作製装置1は、包埋ブロックBを固定する試料台2と、包埋ブロックBを薄切して薄切片を作製するカッター3と、薄切片を搬送する搬送手段20と、試料台2を所定の送り方向Xに移動させる送り機構6備え、搬送手段20は、ベルト23と、カッター3の上方に設けられた方向切替部21と、後部ローラ22とを備え、ベルト23は、カッター3の後方からカッター3と方向切替部21との間に挿通されて、方向切替部21によって上方に折り返されるととともに、後部ローラ22によってカッター3の後方へ送り機構6の送り方向Xと平面視略平行に巻き戻される。 (もっと読む)


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