説明

国際特許分類[G01N1/06]の内容

国際特許分類[G01N1/06]に分類される特許

71 - 80 / 142


【課題】切削屑が支障となってしまうこと無く、包埋ブロックを切削することが可能な薄切片作製装置、並びに、包埋ブロックの切削方法及び薄切片の作製方法を提供する。
【解決手段】薄切片作製装置1は、包埋ブロックBを固定する試料台2と、試料台2に固定された包埋ブロックBを切削するカッター3と、カッター3を固定するホルダ9と、カッター3によって包埋ブロックBを切削する切削方向Xに、カッター3を試料台2に固定された包埋ブロックBに対して相対的に移動させることが可能なXステージ4と、包埋ブロックBの厚さ方向Zに、カッター3と試料台2に固定された包埋ブロックBとの相対的位置を調整可能なZステージ5と、開口部10aがカッター3の刃先3a近傍に配置された吸引ノズル10及び吸引ノズル10から包埋ブロックBを切削した際に生じる切削屑を吸引可能な吸引機12を有する切削屑除去手段6とを備える。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックから作製された薄切片を、伸展を行う液槽まで確実に自動的に搬送すること。
【解決手段】包埋ブロックBを切断刃2により薄切して作製された薄切片Mを、伸展用液体Wが貯留された液槽4まで搬送する装置であって、切断刃と液槽との間に配され、薄切された薄切片を載置した状態で液槽まで搬送する無端状の搬送ベルト20と、切断刃と液槽との間に配され、薄切片を載置するために液槽から切断刃に向かって移動する搬送ベルトに対して搬送用液体Wを供給して、搬送ベルトに該搬送用液体を保有させる液体供給手段21とを備えている薄切片搬送装置5を提供する。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックの向きに係らず、スライドガラスに対して生体試料の向きを略一定の向きとした薄切片標本を作製することが可能な薄切片標本作製装置、及び、薄切片標本の作製方法を提供する。
【解決手段】薄切片標本作製装置1は、包埋ブロックBを切削する切削機構2と、スライドガラスPを載置する載置面20aと略平行な面内でスライドガラスPを回転させることが可能なスライドガラス回転ステージ20と、薄切片B1を受け取って搬送するとともに、スライドガラスP上に薄切片B1を受け渡すことが可能な搬送機構4と、生体試料S1の向きを表わす方向データを検出し、これに基づいて、薄切片B1に含まれた生体試料S1とスライドガラスPとの相対的な向きが予め設定された向きとなるように、スライドガラス回転ステージ20によってスライドガラスPを回転させる制御部5とを備える。 (もっと読む)


【課題】刃部の交換プロセスにおいて、操作者が怪我をするリスクを大幅に少なくし、できるだけ簡単で高信頼性の操作が可能となり、しかも廉価に製造することの可能な、刃部交換装置及びミクロトームを提供する。
【解決手段】ミクロトームのナイフホルダ(1)のためのミクロトーム刃部交換装置に関する。刃部交換装置は、刃部ディスペンサ(4)及び刃部リザーバ(5)を有する。刃部ディスペンサ(4)中には、複数の刃部が収納される。刃部リザーバ(5)は、使用済みの刃部を受け入れる。刃部ディスペンサ(4)及び刃部リザーバ(5)は、それぞれナイフホルダ(1)に隣接して配されている。本発明のミクロトームは、更に、刃部交換装置を備える。即ち、操作者の手動により操作の可能な連行部材(13)が備えられ、該連行部材(13)によって、一の刃部を刃部ディスペンサ(4)からナイフホルダ(1)に移送することができ、それにより一の使用済みの刃部を刃部リザーバ(5)に移行させることができるように、該連行部材が構成されている。 (もっと読む)


【課題】
磁気微粒子とSQUID磁気センサーを用いて、微量な磁気微粒子を磁気的方法により3次元的に、高感度に効率的に検出可能な微量磁性微粒子計測技術を提供する。
【解決手段】
前記複数の円盤型試料ホルダーは前記円盤型試料ホルダーの回転により順次前記磁気シールドの外部から内部に挿入されるよう構成され、かつ、前記磁化手段は前記標準化検体を前記磁気シールドの外部で磁化し、前記磁気センサーは磁化された前記標準化検体から発生する磁場を前記磁気シールドの内部で検出し、前記磁場の検出と前記磁化とが並行して実行され、前記検体を連続的に切削し、切削前後に前記磁気センサーで、磁化された前記標準化検体から発生する磁場を計測するよう構成する。 (もっと読む)


【課題】作業者にかかる負担を極力減らしながら、包埋ブロックから作製された薄切片を、浮遊物を付着させることなく確実に伸展させること。
【解決手段】生体試料が包埋された包埋ブロックを薄切して作製された薄切片Mを、基板G上に掬い取られるまでの間、液体W1に浮かばせた状態で伸展させる装置であって、底面と側壁とで囲まれた空間に液体が貯留され、該液体内に上方から基板を挿入可能とされた伸展バス2と、薄切片が基板上に掬い取られた後、伸展バスに液体を供給して該伸展バスから液体を溢れ出させると共に、底面から一定距離離間した所定高さに液面が位置するように液体の量を調整する液量調整手段3と、伸展バスから溢れ出た液体を回収すると共に、回収した液体を外部に排出する液体排出手段4とを備えている伸展装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】プレート上に確実に薄切片を載置して、歩留まり良く、薄切片に皺が無い一定の品質の薄切片標本を作製することが可能な薄切片標本作製装置、及び、薄切片標本の作製方法を提供する。
【解決手段】薄切片標本作製装置1は、薄切片BをプレートP1上に載置して薄切片標本Pを作製するもので、略枠状で疎水性の膜で形成された保持枠P5を、プレートP1の表面の内、少なくとも薄切片Bが載置される載置範囲P3を含む保持範囲P6を囲むように形成する保持枠形成手段18と、保持範囲18内に、接着用水Wを供給する接着用水供給手段17と、接着用水Wを有した状態のプレートP1を載置する載置台4と、包埋ブロックから作製された薄切片Bを搬送し、載置台4上に載置されたプレートP1の載置範囲P3内に薄切片Bを載置する搬送手段5とを備える。 (もっと読む)


【課題】薄切片を搬送帯から確実に離隔させて高品質の薄切片標本を得ることができる薄切片作製装置及び薄切片作製方法を提供すること。
【解決手段】試料ブロックBから切断された薄切片B1をスライドガラス3まで搬送するキャリアテープ(搬送帯)5と、キャリアテープ5により薄切片B1を搬送する際に、キャリアテープ5及び薄切片B1を互いに異なる電荷に帯電させる帯電部6と、帯電部6により帯電されて接着されたキャリアテープ5及び薄切片B1から電荷を除去する除電部7と、を備えている。 (もっと読む)


組織学的組織標本支持デバイスは、ミクロトームで首尾よく切片化することができ、組織(40)の固定、処理、染色に使用される溶液及び化学物質による劣化に耐性がある材料から形成される組織支持体(12)を含む。弾性発泡材料(20)が組織支持体(12)に結合され、処理及び包埋中、組織(40)に係合し組織を定位置に維持するように構成されている。弾性発泡材料(20)はまた、ミクロトームで首尾よく切片化することができ、組織の固定、処理、染色に使用される溶液及び化学物質の浸透、ならびに弾性発泡材料(20)によって組織(40)を維持しながら組織(40)を包埋するために使用される包埋材料(50)の浸透を可能にするように多孔性である。
(もっと読む)


【課題】試料ブロックを一旦切削台から取り外しても、所定の厚さの薄切片を切削面から連続して採取することができる自動薄切装置及び自動薄切方法を提供すること。
【解決手段】試料が包埋された試料ブロックBから薄切片を切削するナイフ(切削部)2と、試料ブロックBを載置して試料ブロックBを水平面に対して傾斜させる切削台5と、切削台5に指示して水平面に対する試料ブロックBの傾斜角を制御する傾斜角制御部6と、ナイフ2と切削台5とを相対移動させるX軸ガイドレール(移動部)7と、切削された試料ブロックBの切削面P上の点の座標位置を測定する測定部8と、切削面P上の互いに交差する二以上の直線上に位置する少なくとも三点の座標位置の測定値から、予め記憶された仮想平面に対する切削面Pの相対位置を算出し、切削面Pを仮想平面に一致させるように傾斜角制御部6を制御する演算部10と、を備えている。 (もっと読む)


71 - 80 / 142