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国際特許分類[G01N1/06]の内容

国際特許分類[G01N1/06]に分類される特許

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【課題】簡単な構成で、配向制御しながら薄切片を基板に沿って基板上に掬い取って薄切片標本を作製し、作業者にかかる負担を極力減らすこと。
【解決手段】搬送体20から離脱しながら液面2b上に浮かぶ薄切片Mを基板G上に掬い取る装置であって、貯留した液体2aに搬送体の端部が浸かった液槽2と、薄切片の一辺に対して基板の横幅方向が平行になるように基板を把持する把持部3と、把持部を基板に沿って引き上げる引き上げ機構4と、該機構の作動タイミング及び引き上げ速度を制御する制御部6と、を備え、把持部は、薄切片が基板の表面に接触したタイミングで、薄切片の一部が搬送体に残った状態であるように基板を把持し、制御部は、基板に対する薄切片の相対的な移動が、前記横幅方向に対して平面視略垂直な方向に沿ってのみ所定の移動速度で生じ、且つ該速度と、引き上げ速度とが略等しくなるように制御する薄切片標本作製装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】組織切片の孤立化プロセスの単純化が可能であり、更に、その際組織切片の損傷が回避可能な装置及び方法の提供。
【解決手段】ミクロトームによって作成された組織切片を孤立化するための装置であって、作成された組織切片(3)が先に作成された組織切片(2)と結合して切片ストリップ(4)を形成するように複数の組織切片(2、3)が作成可能に構成された孤立化装置において、切断刃ホルダ(11)において位置決めされた組織切片(2、3)に気流(12)を印加可能に構成されたノズル装置(10)を有すること、前記気流(12)の方向及び強度は、切断刃ホルダ(11)において位置決めされた組織切片(3)が結合している切片ストリップ(4)の先に作成された組織切片(2)が、該組織切片(3)から分離可能かつ切断刃ホルダ(11)から搬出可能であるように調整されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】組織切片が丸まらずかつ改善された更なる処理が可能な、ミクロトームによって組織切片を作成する方法及び組織切片に支持材料を載着する装置。
【解決手段】ミクロトームによって組織試料(4)を有するブロック(3)から所定の厚さを有する組織切片(34)が作成され、組織切片(34)の作成の前に、支持材料(2)が載着機構(6)によってブロック(3)に載着される、ミクロトームによる組織切片の作成方法において、支持材料(2)は、ブロック(3)に載着される前に、ブロック(3)の横断面(7)に実質的に適合する寸法及び/又は形状に切断されること、及び
切断された支持材料(35)が、ブロック(3)に載着されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な機構でキャリアテープをホルダーに接着する。ホルダーに接着されたキャリアテープを切断して分離しながら、キャリアテープを連結的に移送する。
【解決手段】試料ブロックのスライス装置は、粘着層2aを有するキャリアテープ2と、キャリアテープ2を移送するテープ移送機構3と、テープ移送機構3で移送されるキャリアテープ2に試料ブロック1を付着する押圧具4と、キャリアテープ2に付着された試料ブロック1をスライスするスライスカッター5と、スライスされたスライス片1Aを付着しているキャリアテープ2をホルダー10と一緒に移送してキャリアテープ表面にホルダー10を付着するホルダーテープ移送機構6と、ホルダー10に付着しているキャリアテープ2をホルダー10の境界で切断するテープカッター8とを備え、さらに、テープカッター8でキャリアテープ2が切断されたホルダー10を積層する積層機構9を備える。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックの表面温度に極力影響を与えずに短時間で包埋ブロックを加湿すること。
【解決手段】生体試料が包埋剤に包埋された包埋ブロックBを加湿する装置であって、所定温度に加熱された水蒸気Eを発生させる水蒸気発生機構20と、発生した水蒸気が予め決められた待機位置(矢印Pで示す位置)にセットされた包埋ブロックの表面に当たるように、該水蒸気を包埋ブロックまで案内する案内機構21と、を備えている包埋ブロック加湿装置11を提供する。 (もっと読む)


【課題】とりわけミクロトームの切断領域に手(作業)によるアクセスを要することなく、作業プロセスの促進(迅速化)を可能にするカセット交換装置および交換方法の提供。
【解決手段】とりわけミクロトーム用のカセット交換装置であって、a)装填開口(3)と、引渡し開口(5)と、排出開口(7)とを備えると共に、該装填開口(3)、該引渡し開口(5)及び該排出開口(7)が直列的ないし直線的にこの順で互いに対し等間隔で配置されたハウジング(1)と、b)前記ハウジング(1)の隣り合う2つの開口間の間隔で離隔されて配された第1及び第2装填室(12、13)を備え、該ハウジング(1)の2つの終端位置(第1及び第2終端位置)間で直線的に摺動可能なキャリッジ(10)を有し、前記第1及び第2装填室(12、13)は、前記2つの終端位置の夫々において、前記ハウジング(1)の開口ペア(3、5;5、7)に割り当てられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】顕微鏡観察をする際に試料を固定するための治具に関する。特に断面切削装置に
て断面出しをおこなった試料の断面構造を高精度に観察することが可能な観察用治具に関
する。
【解決手段】
断面切削装置にて断面出しをおこなった断面切削装置用試料ホルダーに固定された試料
を断面切削装置用試料ホルダーから取り外すことなく、顕微鏡で前記試料断面を観察する
ための顕微鏡観察用治具であって、該顕微鏡観察用固定治具が平板状であり、且つ、前記
断面切削用試料ホルダーの断面切削装置への固定部の少なくとも一部を挿入することがで
き、該断面切削用試料ホルダーを挿入した状態で前記断面切削用試料ホルダーに固定され
た試料の断面切削面を前記顕微鏡観察用固定治具に対して水平に保ちながら回転可能とす
るための穴を有していることを特徴とする顕微鏡観察用固定治具である。 (もっと読む)


【課題】引き角をつけたカッターを利用した上で、薄切片に皺や破れを生じさせずに、薄切片の作製及び次工程への搬送を自動化すること。
【解決手段】生体試料Aが包埋された包埋ブロックBから薄切片Sを作製し、搬送する装置であって、該ブロックを引き角θ1で薄切するカッター2と、該ブロックとカッターとを接近離間方向Xに沿って相対的に移動させる接近離間機構30と、刃先2aに一端側が近接して配置される搬送体41と、搬送体を搬送方向Tに沿って移動させる移動部42と、を有する搬送機構40と、該ブロックと搬送体とを刃先方向Yに沿って相対的に移動させるスライド機構50と、搬送方向に沿った搬送体の搬送速度ベクトル及び刃先方向に沿った搬送体の移動速度ベクトルを合成した合成速度ベクトルが、接近離間方向に沿った包埋ブロックのブロック速度ベクトルと略等しくなるように制御する制御部6と、を備えている薄切片作製装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】構成の簡略化及び低コスト化を図りながら向上した切れ味を長時間確保した上で、刃先の傾きやうねりに影響されること無く、高品質な薄切片を作製すること。
【解決手段】生体試料Aが包埋された包埋ブロックBを薄切して薄切片を作製する装置であって、包埋ブロックを薄切するカッター3と、包埋ブロックとカッターとを接近離間する接近離間方向Xに沿って相対的に移動させる移動機構4と、両者を垂直方向に沿って相対的に移動させる高さ調整機構と、両者を接近離間方向に略直交するスライド方向Yに沿って相対的に移動させるスライド機構30と、予め設定された初期位置から両者が動き始めように制御し、カッターの刃先3bの同一ポイントに包埋ブロックを接触させ、その後、接近離間方向の速度とスライド方向の速度との比を同一に保った状態で同一方向にカッターをスライドさせる制御部4と、を備えている薄切片作製装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】薄切片を縦向き姿勢にして基板ですくい取る位置まで搬送する。
【解決手段】薄切片Mを、薄切片Mが供給される供給ポイントP1から、基板G上にすくい取る回収ポイントP2まで搬送する薄切片搬送装置13であって、供給ポイントP1と回収ポイントP2とを通過するように配設された水路2と、水路2内の液体Waを供給ポイントP1から回収ポイントP2に向けて流動させることにより、薄切片Mを回収ポイントP2に向けて搬送する流動手段3と、が備えられ、水路2には、水路幅が薄切片Mの短辺の長さW以上で、かつ長辺の長さL未満とされるとともに、少なくとも回収ポイントP2側の端部における水路幅が薄切片Mの短辺の長さWと同等とされた整列部9が備えられ、この整列部9の両側面9a、9bのうち少なくとも一方は、水路2内の液体Waの流動方向L1に沿ってスライド移動可能となっている。 (もっと読む)


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