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国際特許分類[G01N1/06]の内容

国際特許分類[G01N1/06]に分類される特許

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【課題】薄切片を縦向き姿勢にして基板ですくい取る位置まで搬送する。
【解決手段】薄切片Mを、薄切片Mが供給される供給ポイントP1から、基板G上にすくい取る回収ポイントP2まで搬送する薄切片搬送装置13であって、供給ポイントP1と回収ポイントP2とを通過するように配設された水路2と、水路2内の液体Waを供給ポイントP1から回収ポイントP2に向けて流動させることにより、薄切片Mを回収ポイントP2に向けて搬送する流動手段3と、が備えられ、水路2には、水路幅が薄切片Mの短辺の長さW以上で、かつ長辺の長さL未満とされるとともに、少なくとも回収ポイントP2側の端部における水路幅が薄切片Mの短辺の長さWと同等とされた整列部9が備えられ、この整列部9の両側面9a、9bのうち少なくとも一方は、水路2内の液体Waの流動方向L1に沿ってスライド移動可能となっている。 (もっと読む)


【課題】摘出された生体組織断端の固定過程で組織断端が変形することがなく、固定完了後、これに割を入れて検査標本を作製したとき、組織断端全体が適切に観察できるようにすることにある。
【解決手段】前記課題を解決するため、摘出生体組織6を固定液に浸漬して固定するとき、その変形を制御する手段として、該摘出生体組織6を載置する摘出生体組織載置板1と、該摘出生体組織載置板1を水平方向に複数挿着脱可能に収容する籠状体2とからなる摘出生体組織載置装置を提案するとともに、載置された摘出生体組織6の変形を制御するため、その周囲に沿って形状保持材7で囲んで布8を覆い、該布8が前記形状保持材7と接するよう磁石で取着して固定液へ水平に浸漬することを特徴とする摘出生体組織の固定方法を提案する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ウルトラミクロトーム用ダイヤモンドナイフについて、ダイヤモンド製の刃先が破損する危険を軽減することを課題する。
【解決手段】上記課題を解決するための手段として、本発明では、ウルトラミクロトーム用ダイヤモンドナイフの本体(3)に装着する治具(1,2)であって、ダイヤモンドナイフ転倒時にダイヤモンド製の刃先(4)を保護することを特徴とするダイヤモンドナイフ刃先保護用治具としたものである。 (もっと読む)


【課題】 ミクロトーム等の薄切装置によって、試料を常温で簡単に且つ均一な所定の厚さに高精度な平滑面を形成しながら迅速に薄切することのできる試料保持部材及び薄切方法の提供。
【解決手段】 ショアA硬度75以上の有機弾性重合体から作製した薄切する試料を収容・保持するためのセル、或いはショアD硬度30以上のエチレン系重合体又は四弗化エチレン系重合体から作製した薄切する試料を収容・保持するためのセル、当該セルを用いて試料を薄切する方法、薄切した試料を観察、分析して、試料に係る二次元及び/又は三次元の情報を取得する方法。 (もっと読む)


本発明は、試料を固定及び/安定化するための方法及び装置に関する。生体分子及び組織は、安定化又は固定され、すなわち、保存される。安定化される生体分子は、特に、DNA、RNA及びタンパク質である。本発明の目的は、生体分子及び組織の固定及び/又は安定化を向上させることであり、簡単な方法で特定の形態において生体分子及び組織を分析することを可能とすることである。この目的を達成するため、試料は、最大の高さ10mm、好ましくは5mmを有する浸透性の入れ物の中に配置される。これを達成するため、試料の寸法は、例えば、外科用メスを用いて、まず適切に定義される。試料で満たされた浸透性の入れ物は、固定及び/又は安定化手段に浸漬する。その結果、試料は、固定及び/又は安定化される。上述の高さを有する浸透性の入れ物が、本発明のために提供される。 (もっと読む)


【課題】 作業者を傷つける虞がない形状構造を有し、焼却処理することができる使い捨て可能な材料で作製されている生物学試料用のナイフを提供する。
【解決手段】 生体組織を含有するゲル又は生体軟組織を切断して生物学試料片を作製するためのナイフであって、刃部となる側縁部と刃部以外の把持部を有するバルカナイズド紙製成形シート体からなることを特徴とする生物学試料用ナイフ。該ナイフを無菌状態を保って包装して形成されている生物学試料用ナイフ包装体製品。 (もっと読む)


【課題】高分子材料からなるブロック試料についてミクロトームにより切削をおこなうにあたって高い平滑性を有する切削面を得るための切削方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ガラス転移温度が65〜200℃の高分子材料を含む試料を加熱手段を備えるミクロトームに固定し、該加熱手段により該ブロック試料を該高分子材料のガラス転移温度(℃)に0.4を掛けた温度(℃)以上該高分子材料のガラス転移温度(℃)に0.9を掛けた温度(℃)以下の温度範囲で保持し、該温度範囲内でブロック試料に対して該ミクロトームによる切削をおこなうことを特徴とする切削方法とする。 (もっと読む)


【課題】所定のすくい角が付いた状態で自動的に切断刃を交換しながら包埋ブロックを薄切して薄切片を作製すると共に、作業者にかかる負担を極力低減すること。
【解決手段】包埋ブロックの表面に対してすくい角が付いた状態で配置されたホルダ3と、刃先2aが露出した状態で複数枚の切断刃が一列に並んで載置される載置面と、切断刃の基端側を吸着する吸着部材25と、載置された複数の切断刃のうち所定位置に位置した切断刃を載置面に押さえ付けて薄切用の切断刃とする第1の押さえ部材22と、切断刃を1枚ずつ順次搬送して一列に並んだ切断刃をスライド移動させる搬送手段と、第1の押さえ部材で押さえ付けられた切断刃により包埋ブロックを薄切して薄切片を切り出させる移動手段と、薄切が所定回数終了した後、搬送手段を作動させて薄切に使用した切断刃をスライド移動により交換させる制御部と、を備えている自動薄切装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】包埋ブロックを所望する傾きに高精度に調整することができると共に、調整した傾きで包埋ブロックを強固に支持すること。
【解決手段】包埋ブロックを載置固定する載置台10と、該載置台に固定されたボール11と、該ボールを転動可能に収納する台部12と、ボールを固定させる固定手段13と、ボールの外周面に固定された第1のプレート14及び第2のプレート15と、第1のロッド16及び第2のロッドと、第1のプレートを付勢して溝部14aと第1のロッドの先端とを点接触させると共に、第2のプレートを付勢して該プレートと第2のロッドの先端とを点接触させる付勢部材18aと、第1のロッドを直線的に可動させて第1のプレートを第2の軸線回りに回転させると共に、第2のロッドを直線的に可動させて第2のプレートを第1の軸線回りに回転させるロッド可動手段19とを備えている包埋ブロック支持機構2を提供する。 (もっと読む)


【課題】切削屑が支障となってしまうこと無く、包埋ブロックを切削することが可能な薄切片作製装置、並びに、包埋ブロックの切削方法及び薄切片の作製方法を提供する。
【解決手段】薄切片作製装置1は、包埋ブロックBを固定する試料台2と、試料台2に固定された包埋ブロックBを切削するカッター3と、カッター3を固定するホルダ9と、カッター3によって包埋ブロックBを切削する切削方向Xに、カッター3を試料台2に固定された包埋ブロックBに対して相対的に移動させることが可能なXステージ4と、包埋ブロックBの厚さ方向Zに、カッター3と試料台2に固定された包埋ブロックBとの相対的位置を調整可能なZステージ5と、開口部10aがカッター3の刃先3a近傍に配置された吸引ノズル10及び吸引ノズル10から包埋ブロックBを切削した際に生じる切削屑を吸引可能な吸引機12を有する切削屑除去手段6とを備える。 (もっと読む)


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