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国際特許分類[G01N23/207]の内容

国際特許分類[G01N23/207]に分類される特許

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【課題】検量線を短時間に容易に作成できるようにして、定量分析を短時間に容易に行うことができるようにする。
【解決手段】被検試料をスキャン読取りすることによって回折強度プロファイルを求め、そのプロファイルに含まれているピーク波形の積分量を求め、検量線に基づいてその積分量から含有量を判定する定量分析方法である。含有量既知の標準試料に対して広いスキャン範囲(11.0°≦2θ≦13.2°)で所定の読取りステップ幅(0.02°)で測定を行って回折線プロファイルP1〜P5を求め、その読取りステップ幅ごとの測定量(I)を標準試料ごとに記憶し、被検試料の測定結果に基づいて定量測定スキャン範囲を決め、記憶した標準試料についてのステップ幅ごとの強度データについて、定量測定スキャン範囲と同じ範囲(γ≦2θ≦δ)の積分値を演算によって求め、その積分値と標準試料の既知の含有量とによって検量線を求める。 (もっと読む)


【課題】基底基準吸収回折法による定量法において基底板から正確な回折線強度情報を得ることを可能にすることにより、極めて正確な検量を行うことができるX線回折定量装置を提供する。
【解決手段】物質Sの重量をX線を用いて測定するX線回折定量装置において、物質Sを物質保持領域As内に保持するフィルタ33と、物質Sに照射するX線を発生するX線源Fと、物質Sで回折した回折X線を検出するX線検出器20と、フィルタ33におけるX線照射面の反対側に設けられ物質保持領域Asよりも小さい基底板31と、X線源Fから見てフィルタ33の背面側の領域であり且つ基底板31の外周側面の周りの領域に設けられた空間領域41とを有するX線回折定量装置である。基底板31の周囲に空間領域41を設けたことにより、空間領域41を形成している試料板29Cからの回折線によって基底板31からの回折線に誤差変動が生じることを防止できる。 (もっと読む)


【課題】迅速に、かつ簡便な方法で石炭灰のポゾラン活性を評価することのできる石炭灰の評価方法を提供する。
【解決手段】本発明の石炭灰の評価方法は、粉末X線回折に基づく検量線法や粉末X線回折に基づくプロファイルフィッティング法等で石炭灰に含まれるガラス量と、レーザー回折・散乱法により測定した粒度分布より当該石炭灰の比表面積とを算出し、当該ガラス量と比表面積とを乗じた積の値を指標として、当該石炭灰のポゾラン活性を評価する。 (もっと読む)


【課題】薄膜結晶についても容易に表面形状や結晶性を評価可能な技術を提供する。
【解決手段】X線波面センサは、入射されるX線を複数の光束に分割する波面分割素子と、各光束を試料の異なる領域に照射し、それぞれの反射光を干渉させて検出する計測器とを備える。例えば、X線発生装置10から入射されるX線をX線プリズム12によって波面分割し、一方の光束はそのまま試料14に当て反射光を検出器16で検出する。もう一方の光束は、X線プリズム15によって偏向して試料14に当て反射光を検出器16で検出する。検出器16に現れる干渉縞の向きや間隔から、試料結晶14の表面形状や結晶性の評価が可能となる。 (もっと読む)


【課題】試料の構造の局所的な不均一性を評価する。
【解決手段】X線照射部10はコヒーレントなX線を発生し、照射X線11として試料12の局所的な領域に照射する。そして、散乱X線検出部14は試料12からの散乱X線11aの散乱強度を検出する。この時検出される散乱強度の分布は、試料12の膜厚、密度および表面・界面のラフネスや結晶方位といった構造が不均一である場合、その不均一性を反映したスペックルとなる。演算部16は、このスペックルに基づいて、試料12からの散乱X線11aの散乱強度の不均一さを表すパラメータを算出し、試料12の構造の不均一性の指標とする。 (もっと読む)


【課題】平行ビーム法を用いたX線回折法において、角度分解能が優れていて、X線強度の低下が少なく、構造が簡素化されたX線回折装置およびX線回折方法を提供する。
【解決手段】平行ビームのX線24を試料26に照射して、試料26からの回折X線28をミラー18で反射させてからX線検出器20で検出する。ミラー18の反射面の形状は、試料26の表面上に中心を有する等角螺旋である。反射に寄与する結晶格子面は、反射面上の任意の地点で反射面に平行になっている。X線検出器20は、回折平面に平行な平面内において1次元の位置感応型である。そして、ミラー18の反射面上の複数の異なる地点からの反射X線が、X線検出器20の複数の異なる地点にそれぞれ到達するように、ミラー18とX線検出器20との相対位置関係が定められている。 (もっと読む)


【課題】GaN系試料に対してX線回折測定をすることにより、同材料系で重要となるtwist 分布の存在を判定する。
【解決手段】GaN系試料に対してX線回折測定をし、選択した複数の異なる反射指数hklごとのhklプロファイルを求める。選択した反射指数hklで特定される反射指数hkl面と試料の表面とでなす角度を面角度θcとし、各hklプロファイルの
横軸であるスキャン角度Δθをsinθcで割って、hklプロファイルの横軸をΔθ/sinθcに規格化しなおして、複数の選択した反射指数hklごとの再規格化したhklプロファイルを求める。複数の再規格化したhklプロファイルを、それぞれのピーク頂点をそろえる状態にして重ね、このようにして重ねた複数の再規格化したhklプロファイルのピーク拡がり形状が一致する場合には、hklプロファイルのピーク拡がり形状は、結晶のモザイク性により生じる局所的なtwist 分布に起因して生じるピーク拡がり形状であると判定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、炭化珪素単結晶ウェハから炭化珪素半導体素子を製造するに際し、ウェハ面における特定の基底面内欠陥を他の転位や積層欠陥と識別することによりその位置及びその種類を非破壊的に特定し、これに基づいて、結晶欠陥による素子特性への影響がない炭化珪素半導体素子を製造することを目的としている。
【解決手段】炭化珪素単結晶ウェハのウェハ面内における反射X線トポグラフィー測定を行い、これにより得られた、ウェハ面内におけるX線回折データから、特定の回折パターンを識別することにより特定の基底面内欠陥を非破壊的に検出し、得られたウェハ面内における該基底面内欠陥の位置情報を取得することを特徴とする炭化珪素単結晶ウェハの欠陥検出方法、及び、該欠陥検出方法を用いた炭化珪素半導体素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】数〜数十原子層の膜厚からなる絶縁体層の膜厚に関して汎用性を損なうことなく測定精度を向上させた膜厚測定方法、及びその膜厚測定方法を用いて絶縁障壁層の膜厚を制御する磁気デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】測定対象層11と、測定対象層11と異なる電子密度を有するスペーサ層12とが基板Sの上に交互に積層された測定試料10に対してX線を照射して小角度のスキャンを行うことにより測定試料10のX線回折スペクトルを測定する。そして、X線の波長をλ、X線回折スペクトルに基づくn次の回折角をθ、X線回折スペクトルに基づくm次の回折角をθ、スペーサ層12の膜厚をスペーサ膜厚Tとするとき、測定対象層11の対象膜厚Tを式(1)に基づいて測定する。 (もっと読む)


【課題】X線回折法に基づいて硬組織を評価する際に、硬組織を破壊することなく測定を行うことができるようにし、もって、硬組織の評価を簡単且つ短時間で行えるようにする。
【解決手段】X線源1から出射したX線を硬組織4に入射させ、硬組織4で回折して硬組織4の透過側に出射したX線をX線検出器5で検出する硬組織の評価方法である。X線源1はMoKα線以上のエネルギを有する特性X線を発生し、硬組織4は自身の長手方向にc軸配向した性質を有し、硬組織4は自身の長手方向がX線の光軸と交差するように配置され、X線検出器5はc軸に対応する格子面である(002)面で回折した回折線の子午線A−A方向の強度を検出し、さらにX線検出器5は参照面である(310)面で回折した回折線の子午線A−A方向の強度を検出し、参照面と(002)面の回折線強度との比較に基づいて硬組織を評価する。 (もっと読む)


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